週刊金融日記 第127号 認知的不協和理論の恋愛工学への応用、1ドル107円台、虎ノ門ヒルズ初訪問、自意識過剰について、小説恋愛工学序章、他

// 週刊金融日記
// 2014年9月16日 第127号
// 認知的不協和理論の恋愛工学への応用
// 1ドル107円台
// 虎ノ門ヒルズ初訪問
// 自意識過剰について
// 小説恋愛工学序章
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 連休明けで、今日はみなさんお仕事大変だったと思います。
 今週号も盛りだくさんの内容となっています。スキマ時間などに読んでもらえれば、と思います。
 小説『恋愛工学』はマンガの原作として書きはじめたのですが、いろいろ絵ができてきて、なかなか期待できるものになりそうです。小説はcakesで先行して連載していたのですが、どうやら無料設定になっていなくて、読めなかったようです。いろいろ直しておきました。

chapter1-1 幸せだった日々
https://cakes.mu/posts/6591

 なんとか今年中に本を出版したいと思っています。自転車操業でやっていて、まだ、ストーリーが定まっていませんので、何かご要望があったら知らせてください。今週号の最後に、序章を添付しておきました。
 それでは今週もよろしくお願いします。

1.認知的不協和理論の恋愛工学への応用

 今週は男性読者から、恋愛工学でよく知られているセックストリガー理論に関しての心理学の側面からの考察が寄せられました。そこで、今回は、認知的不協和理論の恋愛工学への応用に関して議論したいと思います。
 読者からの投稿です。

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はじめまして、東京都在住のありしんと申します。
本メルマガではおなじみのセックストリガー理論の原理について考察しました。

女がそこまで好きでもない男とセックスをした時、男のことを好きになってしまう現象の背後には、心理学の認知的不協和理論があると考えました。
認知的不協和とは、自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する事実を突きつけられる時に生じるストレス状態のことで、人間は自分の信念や行動か、事実のどちらか一方を否定して、矛盾を解消しようとするそうです。

イソップ童話の「キツネとすっぱいぶどう」が有名です。
ぶどう好きのキツネは美味しそうなぶどうの木を見つけ、食べようとして必死で飛び上がります。
しかし、何度飛んでも届かず、怒りと悔しさで「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」という捨てゼリフを吐きます。

この話ではキツネの認知は次ように移り変わります。
認知1「美味しいぶどうが欲しい」
認知2「美味しそうなぶどうが手に入らない」
この認知1の信念と認知2の事実が不一致である為、認知2を新たな
認知3「美味しくないぶどうが手に入らない」
に置き換えてストレスを低減させています。

セックストリガー理論に当てはめると、女の認知は
認知1「好きな男としかセックスしない」
認知2「そこまで好きでもない男とセックスしてしまった」
ですが、セックスしてしまったという事実は変えようがないので、認知2を
認知3「本当は好きな男とセックスをした」
に置き変えて矛盾を解消します。

稀にセックストリガーを引けない女がいますが、このような例外となるのは、認知1を最初から持っていない人間でしょう。
たとえば、風俗嬢がそれに該当します。
また、フェスティンガーの仮説によれば、生じる不協和の強さが大きければ、それを低減させようとする圧力も大きくなると言われています。
この仮説が正しければ、女性の「好きでもない男とはセックスしない」という意思が強ければ強い程、セックスした時により強くトリガーが引けるということになります。

この認知的不協和理論に、挿入と射精が絡む事でセックストリガー理論となると思うのですが、なぜ挿入+射精が必要になってくるのかは考えてもわかりません。
女は挿入され、射精され、妊娠のリスクを感じる事ではじめてセックスと認識するという事なのでしょうか?
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 本メルマガの第35号ではじめて紹介されたセックストリガー理論「女は好きな男とセックスするというよりも、たまたまセックスした男を好きになる。よって恋愛市場では男はやったもん勝ちである」は、その後も恋愛工学の重要なトピックとして、たびたび議論されてきました。
 金融日記恋愛工学研究所における現段階での理解は、セックストリガーの原理の背後には、動物行動学の固定的行動パターンがあるというものです。しかし、心理学の認知的不協和理論も、このセックストリガーという現象を理解し、さらにはダメンズテクノロジーを開発する上でも非常に有用なものだと考えています。

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藤沢数希

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