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週刊金融日記 第297号 世界最大のビットコイン市場であるビットフライヤーのBTC-FXを完全に理解する、法人税率大幅カットのトランプ大統領公約実現へ、東麻布でラムチョップとワイン、Airbnb民泊を利用してのクロージング、他

// 週刊金融日記
// 2017年12月18日 第297号
// 世界最大のビットコイン市場であるビットフライヤーのBTC-FXを完全に理解する
// 法人税率大幅カットのトランプ大統領公約実現へ
// 東麻布でラムチョップとワイン
// Airbnb民泊を利用してのクロージング
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 先日は、メルマガのスピンオフ小説の『ぼく愛』のドラマ化決定をお知らせすることができました。もう撮影はだいたい終わったようですね。僕も見るのを楽しみにしています! 12月28日(木)深夜0:20からテレビ朝日で放送です。

★なかなかいい感じの脚本にしてくれました。それにしても漫画化も女性作家で、こちらも女性の脚本家です。小説の編集者も女性です。アンチに言わせれば、恋愛工学は女性たちから目の敵にされているか、あるいは、非モテのルサンチマンとバカにされているはずなんですが……。

 そして、まぐまぐ大賞2017恋愛部門で素晴らしい賞をいただきました! いつも言っていますが、恋愛工学は決して僕だけの力でいまの形になったわけではありません。メルマガ購読者の皆様と金融日記恋愛工学研究所のスタッフ、共同研究者の方々との共同作業によって成されたものです。これからもこの素晴らしいコミュニティを盛り上げていきましょう!

●まぐまぐ大賞2017 恋愛部門『週刊金融日記』
http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/category/love.html

 今週も面白い投稿がいくつもあります。見所は以下のとおりです。

―将来性があるアルトコインはどれでしょうか
―村上春樹ルーティーンのフィールドレポート
―インスタ映えして家アポにも使えるシャンパン鍋のススメ
―18歳の女子大生と食事するのですがアドバイスお願いします
―飲食店の看板娘から連絡先を渡されたのですが自分からアポを取る方がいいですか
―金を稼ぐことに集中したら体重激増で女性に対しても億劫に
―ホテルに誘うのが難しいときにAirbnb民泊を
―2017年に読んだ本の中でよかったものをご教示ください

 それでは今週もよろしくお願いします!

1.世界最大のビットコイン市場であるビットフライヤーのBTC-FXを完全に理解する

 よく日本は世界最大の仮想通貨大国だと言われる。いくつかの統計データで、世界のビットコイン取引高の約半分が対日本円であるからだ。一方で、他の統計を見ると、日本は大したことがなかったりする。どうしてまったく違う統計が出てくるのだろうか? それは、じつは日本の最大手の仮想通貨取引所であるビットフライヤーのBTC-FXを統計に含めるかどうかで、まるで景色が違うからだ。このBTC-FXを含めると、日本は世界最大の仮想通貨大国になるし、入れなければアメリカや韓国と似たような規模になる。このFXを仮想通貨に含めるとすると、日本の取引高のなんと7割程度が、ビットフライヤーのBTC-FXということになる。
 仮想通貨の世界の怪物プロダクトである。

●ビットコインの国別取引高(CryptoCompare)
https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/JPY

●bitFlyer 世界を変えるコイン。ビットコインはビットフライヤー
https://bitflyer.jp?bf=qrnsepru

 このBTC-FXというのがどういう仕組で動いているのか理解している人は驚くほど少ない。ちょうどいい金融商品の勉強になるので、ここで徹底解説しておこう。

【BTC-FXとは何か?】

 これはビットフライヤー内の取引所で取引されるビットコイン現物の価格に連動することを目的に作られた、ある種のデリバティブである。つまり、ビットフライヤーが提供する、ビットコインという仮想通貨の仮想の金融商品だ。要は仮想通貨でも何でもなく、ビットフライヤー内でのみ売買される金融商品なのだ。
 主な特徴は、差金決済であり、15倍までレバレッジが掛けられるということだ。ここで差金決済、証拠金、レバレッジ、スワップポイントという言葉を完全に理解しよう。

・差金決済

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