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週刊金融日記 第237号 ロードサイドのハイエナこと井戸実さんと対談 後編、任天堂スイッチ発表、青山の三つ星和食、ペンパイナッポーアッポーペン、他

// 週刊金融日記
// 2016年10月25日 第237号
// ロードサイドのハイエナこと井戸実さんと対談 後編
// 任天堂スイッチ発表
// 青山の三つ星和食
// ペンパイナッポーアッポーペン
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 最近はすっかり寒くなってきましたね。東北のほうではもう紅葉がはじまったようですね。外国人観光客誘致のための紅葉スポットのリサーチを今週はしてこようと思います。また、メルマガに書きます。

●紅葉情報 2016
https://sp.jorudan.co.jp/leaf/

 任天堂が次のゲーム機の"Nintendo Switch"を発表しました。Wii Uは、なんか中途半端にひとつだけタッチパネルの大きなコントローラが付いていて、見たときにこれはダメかなぁ、という印象を持ったのですが、こっちのSwitchのほうは僕はかなりイケるんじゃないかと思います。しかし、株式市場のほうは期待ハズレだったのか、発表された翌日には株価が大きく下落しました。また、ゲームマニアの評判もイマイチです。詳細なスペックは発表されていませんが、類推される性能がかなり貧弱だと思われているからです。まあ、要するに、タッチパネルのないタブレットで、Play StaionやX Boxなどと比べると、一昔前のスペックになりそうな感じです。
 しかし、ゲームが流行るかどうかは、一部のゲームマニアの嗜好などまったく意味がなく、いかにライトユーザーをたくさん取り込めるかにかかっているわけで、僕からみたら、すでにWii Uで性能的にはオーバースペックで、何をか言わんや、という感じですね。おそらく、Switchを持ち寄って、友だち同士でリアルに対戦ゲームができるような仕様で、これはいいんじゃないかと思いました。Wii Uなどのインターネットを通した対戦より、友だちと対面しての対戦のほうが面白いですからね。
 僕が人生で一番ハマったゲームを3つ挙げろと言われたら、対戦型ボンバーマン(ゲームボーイ、PCエンジン)、ストリートファイターII(アーケード、スーパーファミコン)、ダービースタリオン(PC-98)です。毎日のように友だちと対戦していて、この人間同士の駆け引きがたまらなく面白く、また、後から考えると、ビジネスでも投資でも恋愛でも、結局は対戦ゲームなので、非常に高い教育効果があったわけです。
 ということで、こうした枯れた技術を上手く組み合わせて作ったSwitchは、かなりイケるんではないか、と思っている次第でありますが、果たしてどうなるでしょうか。

●Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/switch/

 もう一つゲームの話題ですけど、ポケモンGOはハロウィン期間中は、アメが2倍もらえて、さらにゴーストタイプのポケモンがたくさん出るそうですね。最近、ポケモンをあまりやっていなくて、この前、近所のジムに行ったら、トレーナーレベルが軒並み30超えてて、CPが3000近いカイリュウが大量に鎮座しており、ライトユーザーにとっては、ドラゴンボールで戦闘力がインフレしてついていけなくなったクリリンやヤムチャ状態になりつつあり、白けていますね。
 まあ、このハロウィン期間は、ポケモンゲットより、22歳のセーラームーンやリアルの女トレーナーをゲットだぜ!といきましょう。学園祭は学生プレイヤーの天下一武道会ですが、ハロウィンは間違いなく社会人の天下一武道会ですね。
 Good Luck!

●『Pokemon GO』でハロウィンを楽しもう!
http://www.pokemongo.jp/topics/25/

週刊金融日記 第134号 ハロウィンパーティーで超サイヤ人に変身し22歳のセーラームーンとセックスしました!
週刊金融日記 第135号 アラサーコンビの天下一武道会参戦レポート

 本日より、iPhone7でSuicaが使えるようになりました。さっそく、大量のアクセスで、サーバーダウンですね。ソニーが開発した非接触型ICカードのFeliCaは、上手くやれば世界で普及したと思うのですが、日本や香港などローカル止まりで残念です。日本の会社というか、日本型の受験エリートは、世界の中での標準規格作りなどのこうした政治的な駆け引きがとても弱いのですよね。インド人ぐらい自己主張してもらいたいものです。

●Apple Payに障害発生中、iPhoneにSuicaを転送できない症状
http://japanese.engadget.com/2016/10/24/apple-pay-iphone-suica/

 第233号で紹介したのですが、日本の相続税には5年ルールというのがあって、親子ともに海外に5年以上住めば日本で相続税を払わなくてもいいと言われており、資産家の爺さんや婆さんは子供たちにシンガポールに飛ばされて、子供は海外で仕事をしていたりするのですが、無慈悲な日本国政府は、そこを10年に延長しようとしているらしいです。
 金持ちの爺さんたちは、誰も知り合いがいないシンガポールに幽閉され、あと◯年の辛抱だ、とがんばっていたのですが、いきなり刑期が延長されてしまいそうです。本当に、国家というのはどこまでも強欲ですね。

●海外移住者へ課税強化=富裕層の相続税逃れ 政府・与党検討
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102100695&g=eco

『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層』清武英利 http://amzn.to/2d68KFD

週刊金融日記 第233号 子供は日本と海外の大学でどちらに行かせたほうがいいのか

 以前、このメルマガで何度か紹介した郷田ゴーさんの『今さら聞けない本当の恋愛入門』の電子書籍版のあとがきを書きました。婚活パーティーや街コンなどの初心者向けのフィールドや店員ナンパの最終兵器「ラブレター・ルーティーン」についてくわしく書いてあります。ぜひ、読んでみてください。

『今さら聞けない本当の恋愛入門』 http://amzn.to/2f8TXJk

 さて、今週は、フィリピンに君臨する「漢」であるドゥテルテ大統領が我が国の天皇陛下と会見する予定です。日本の政府関係者は、天皇陛下に、"Fuck You 凸(-_-メ)"とか"Son of Bitch"とか言うんじゃないかと戦々恐々としていますね。事なきを得ればいいんですけど……。

●ドゥテルテ大統領が初来日、日本は官民挙げ迎え入れ
http://jp.reuters.com/article/duterte-jp-idJPKCN12P039

●ドゥテルテ大統領の超法規的殺人に隠された真実
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/23/extrajudicial-killings-in-the-philippines_n_12607850.html

●フィリピン大統領「米国と決別」の裏に憤りの半生
http://jp.wsj.com/articles/SB11740957682223234214304582392863453043968

 それにしても、ドナルドの爺さんもこのドゥテルテ大統領も70過ぎなのに若いですよね。間違いなく18歳ぐらいの愛人がいるでしょう。対照的に、オバマさんは年齢が若いのに、老けています。やはり、ポリティカルコレクトネスを私生活でも守り、若い愛人の1人や2人ぐらい作らないと、心身ともに疲弊するんでしょうね。彼は、ヒラリーさんの旦那のビル・クリントンみたいに、在職中にホワイトハウスに実習に来ていた女子大生とファックしたりしないようですね。
 オバマさんはイケメンで長身の大統領なんで、モテモテでしょうから、寄ってくる女を次から次にあしらわなければいけないわけで、その心労は察するにあまりあります。引退後は、ぜひ若い女を取っ替え引っ替えして、人間味溢れるオバマさんを見せてもらいたいと思います。

 今週もためになる投稿がたくさんありました。見どころは以下のとおりです。

―宇都宮の自爆テロ犯が受けていた悲惨な仕打ち
―情報は価値があるのでしょうか
―週刊金融日記をオーディオブック化する方法を紹介します
―大切なことは相手に興味を持つこと
―ニューヨークで悪戦苦闘中
―子持ち高収入恋愛プレイヤーと結婚式を挙げました……

 それでは今週もよろしくお願いします!

1.ロードサイドのハイエナこと井戸実さんと対談 後編

 前号(第236号)に引き続き、生き馬の目を抜く飲食業界で若くして成功した「ロードサイドのハイエナ」こと井戸実との対談です。地に足の着いた教育論、恋愛工学、そしてビジネスと、さまざまなトピックを話すことができました。

●【続・対談】ステーキけん井戸社長VS藤沢数希「受験勉強も悪くない」
http://www.mag2.com/p/news/224083

井戸実さんのメルマガはこちら
http://i.mag2.jp/r?aid=a58005c8e7db9f

 ちなみに、対談が行われた場所は井戸さんがやっている六本木のポーカーバーでした。
(もちろん本物のお金は賭けられません。ゲーセンと同じです。)

●完全禁煙ポーカーバー SlowPlay 六本木
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13191936/

 それでは前回からの続きです。

―「日本式受験教育」の利点

藤沢 今回のアメリカ進出が軌道に乗ったら、家族ごと引っ越したいってことだけど、井戸さんとこのお子さんって、小学生ですよね? それぐらいの年代から向こうに住めば、日本語も英語もできるようになりますよね。

井戸 そうだよね。うちはいい大学に入れたいとかあんまり考えてなくて。とりあえず英語ぐらいできるようにしておこう……っていう感じなんですよ。日本語と英語ができて、それでいて寿司が握れれば、もうそれだけでいいよっていう話なんですよね、うちは。

藤沢 英語ができて、寿司が握れたら、まず、食いっぱぐれないよね。

井戸 そうそう。

藤沢 あと、日本の大学入試でも、英語さえできれば受かっちゃうから、ほとんどの文系は。だって、慶應とか早稲田とか上智大学とかでも、英語1科目で受けられるからね。だから、帰国子女でちょっと英語さえできちゃえば、受かっちゃうんですよ。

井戸 でも、受かっちゃうのは受かっちゃうでいいと思うんですけど、問題は卒業したあとの話で……。

藤沢 確かにね。要するに、いい会社のサラリーマンになりたい人のためのキャリアパスなんですよね、受験、受験っていうのは。

井戸 そう。……でも、すごく頑張って、早稲田とかを卒業して、たとえば大手ビール会社に入って営業マンになるじゃないですか。で、40歳ぐらいでようやく課長ぐらいになると。

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