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週刊金融日記 第351号 改めて考えるネット時代の脱サラリーマン論、Amazonジェフ・ベゾスが浮気が原因で離婚して奥さんに株を半分取られる、目黒でトマト味噌牛鍋、日本の若い女はめちゃくちゃクラミジア持ってるよ、他

// 週刊金融日記
// 2019年1月15日 第351号
// 改めて考えるネット時代の脱サラリーマン論
// Amazonジェフ・ベゾスが浮気が原因で離婚して奥さんに株を半分取られる
// 目黒でトマト味噌牛鍋
// 日本の若い女はめちゃくちゃクラミジア持ってるよ
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 日本は成人の日で三連休ですね。僕は成人の日はもちろん欠席というか、迷うことすらなく、ふつうにスルーでした(笑)。地元の公立小学校の人たちとは、私立中学に入学したとたんに、ぱったりと切れてしまったタイプの人間です。それで、その私立中学や大学時代の友人というか知り合いで、いまでも連絡を取れる人は数人ずついるかいないか、と言ったところです。世の中、いろんな人とのコミュニケーションを必要とする、そして、実際にコミュニケーションが上手な人たちと、基本的に人とのコミュニケーションを必要としていない人がいて、おそらく僕は後者に属するんじゃないか、と思う次第です。いや、別にパーティーに行くだけですごく疲れる、という出版業界にたくさんいる内向的文化系の人たちと違い、パーティーに行けば楽しいし、仕事でも営業職は嫌いではないんですけどね……。最近は、コミュニケーション能力が割と注目されますが、それが上手い、下手以前に、そもそも人間というのは、人とのコミュニケーションを必要とするタイプと、必ずしも必要としないタイプに分かれるんじゃないか、と思います。

『週刊金融日記 第304号 楽しいのはパーティーか読書か』

 今週のマーケットのコーナーでちょっと書いたのですが、世界一の金持ちのジョフ・ベゾスさんが離婚することになりましたね。報道によると、浮気が原因だとか。彼は人類を超越した、経営サイボーグのような人物でしたが、意外と人間らしい一面があったのですね。何か心温まるエピソードでした。しかし、奥さんが約7.5兆円のAmazon株をゲットするわけですから、これは奥さんの気分次第で、いろいろと大変なことになりそうですね。ベゾスさんには試練かもしれませんが、がんばってもらいたいと思います。

★ひょっとしたら、彼女は未来の人類が送り込んだ救世主かも。

"God will not let you be tempted beyond what you can bear."
(神様は乗り越えられる試練しか与えない)

 日本でも法律婚絡みで大金が動いている事件がありますね。以前にも紹介した紀州のドンファンです。どうなってしまうことでしょうか。

●「紀州のドンファン」幼妻、遺産相続待たず7千万円を“先食い”していた
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/01130559/?all=1

『週刊金融日記 第320号 紀州のドンファンにレクイエム』

 いまをときめくはあちゅう氏の小説のレビューを書きました。Twitterに裏アカを作った人妻やナンパ師たちの人生が交わりながら、物語が進んでいくネット恋愛小説です。

●裏アカを作ってスマホの扉を開くと別の世界が広がっていた
https://www.gentosha.jp/article/12017/

 2018年のまぐまぐ大賞で恋愛部門で1位に選ばれました。応援して頂いたみなさま、ありがとうございます。
 
●まぐまぐ大賞2018で恋愛部門1位『週刊金融日記』
https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/love.html

 いつものように読者からの興味深い投稿がいくつもありました。見どころは以下のとおりです。

- 確率や統計などの考え方を学ぶオススメの本
- 所長は六星占術のような占いを信じていますか
- 寒い冬にSフェーズシフトを行う場所
- 最初からGood Dadに見られAフェーズがクリアできません
- 嫁の抱き方を教えてください
- アラフォーですがあそこの勃ちが悪くなってきました
- 既婚者ですがガールズバーの女の子との不倫に溺れています
- 福岡に転勤が決まりました
- 事業がまぐれ当たりして金融資産1億4000万円程度を持ちましたがエンジェル投資シンジケートへの投資を考えています
- 最近の若い女子の間での性病の蔓延は低用量ピルの普及のせいです

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.改めて考えるネット時代の脱サラリーマン論

 週末は、いまをときめくZOZO社のマーケティング戦略を取り仕切っている田端信太郎氏と、暗号通貨に日本中が熱狂していたころ、このメルマガでもたびたび取り上げていたハヤト・イケダ氏がTwitter上でバトルしておりました。ハヤト・イケダ氏がいっしょに主催している脱社畜サロンのとある人物の経歴が怪しい、ということで炎上していたところに、田端氏がこれは謝ったほうがいい、というようなことを言い……(中略)……最後にはハヤト・イケダ氏にブロックされておりました。
 
●【田端信太郎vsイケハヤ】オンラインサロンの今後の命運を分ける? 炎上バトル勃発!
https://togetter.com/li/1307787

●田端さんとは以前、対談しました。なかなかよくできた記事に仕上がっているので、まだ読んでない人は読みましょう。
https://diamond.jp/articles/-/79214

●ネット芸人に草コイン投資を煽られた個人たちはあえなく撃沈しました(第311号)。ちなみに、僕は儲けましたが、最終的にはこのときにドヤったPLからだいぶ減りました(涙)。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52130482.html

『週刊金融日記 第349号 2018年の暗号通貨トレーディング関連のPLをひっそり公開』

 僕はこの辺のサロンだとかネット有名人の人間関係などにはあまり関心がないのですが、マクロで見てとても面白いと思ったことは、脱サラというテーマは情報商材系の狩場だった、ということです。それだけ日本のサラリーマンたちは、日々の労働を辛いと感じているんだな、と。なんとかサラリーマンを辞めて、悠々自適の暮らしができないか、ともがいている人が本当に多いということなんですよね。僕も外資系サラリーマンを10年ほどやったので、その気持はわかります。僕はサラリーマンとしては、本当に恵まれたほうだったと思いますし、そこでの経験があるからこそ、こうして作家・たまに投資家&トレーダー、という感じでいまやっていけている、ということは認めないわけにはいきません。
 さて、サラリーマンには楽しいことも、辛いこともあるのですが、まず、辛い理由を僕なりにいろいろ考えてみたいと思います。

【新人サラリーマンの辛さ】

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