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週刊金融日記 第182号 事実婚のすすめ、グレンコア・ショックで商社株暴落、横浜の安くて美味しい四川料理、金融緩和より股の緩和を、他

// 週刊金融日記
// 2015年10月5日 第182号
// 事実婚のすすめ
// グレンコア・ショックで商社株暴落
// 横浜の安くて美味しい四川料理
// 金融緩和より股の緩和を
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 今年は8月に急に寒くなったり、洪水になるようなゲリラ豪雨が降ってきたりと不安定な気候でしたね。しかし、10月に入ると、空は小気味よく晴れ上がり、冷たい秋風が心地よく、ようやくいつもの日本の秋になってきたような気がします。秋刀魚や栗など、食べ物が美味しい季節ですね。
 そして、10月、11月は、恋愛プレイヤーのみなさんには、学園祭やハロウィーンなど、これまでの稽古の成果を試す舞台が目白押しです。これまで学園祭は、大学生プレイヤーにとっての「天下一武道会」と例えられてきましたが、近年、SNSなどの口コミで広がったハロウィーンは、全ての恋愛プレイヤーにとっての新・天下一武道会だと言ってもいいかもしれません。昨年は、このメルマガにも、読者のみなさんから多くのフィールドレポートが届きました。今年は週刊金融日記も3年目で、素晴らしいプレイヤーが多数育っていますから、万全の体制で試合に挑み、みんなでゴールを量産したいですね。恋愛工学の正しさを証明する時です!
 日常的にナンパしたりするのも重要ですが、男なら仕事や勉強に打ち込みたいときもあるでしょう。学生なら、天下一武道会で固め打ちしておけば、いっしょに食事しながら語らい合い、その後もいろいろと楽しい時を過ごせる異性の友だちの1年分や2年分は簡単に確保できますよ。ふだんは洞窟で寝っ転がってるけど、いざマンモスが現れたら急に起き上がり、みんなで狩りに繰り出し、その食料でしばらくはしのぐという狩猟民族のスタイルもなかなかいいと思います。

●ハロウィーンの風景@六本木

『週刊金融日記 第30号 その学園祭の名前は天下一武道会』
『週刊金融日記 第134号 ハロウィーンパーティーでスーパーサイヤ人に変身し22歳のセーラームーンとセックスしました!』

『週刊金融日記 第135号 アラサーコンビの天下一武道会参戦レポート』

 さて、ケークスの『ぼく愛』 http://amzn.to/1MO6yMn は、いよいよ最終回です。こちらで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。また、機会があったらケークスにちょっとした続編的なものでも書きたいと思います。

●エピローグ
https://cakes.mu/posts/10669

 今週の読者投稿コーナーの見どころは以下の通りです。

―女性の股の緩和政策で恋愛市場のパイが大きくなる
―田舎者ですが横浜駅というアウェーでの戦い方を教えてください
―妻以外の女性と10年ぶりにゴールしましたが

 このメルマガは世界の経済情勢を分析し、みなさんのビジネスに役立つ情報を提供するものですが、小ネタとしてやっていた恋愛工学やグルメに関してもどんどん取り上げていきたいと思います。いつもハードワークをしているエグゼクティブたちがこのメルマガの主な読者ですが、みなさんにもちょっとした息抜きが必要ですからね。
 それでは今週もよろしくお願いします!

1.事実婚のすすめ

 日本人女性の結婚に対する情熱は並々ならぬものがあります。日本の婚外子比率が、世界の中でも異常に低いことからもそれは明らかでしょう。

●もう日本も結婚制度やめませんか? ―各国の婚外子比率
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51913164.html

 日本というのは、とにかくみんながやってることをやるのが大事で、同調圧力が世界の中でも特別に高いと思います。だから、いったん子供を作るには結婚しないといけない、という慣習ができると、多くの日本人はそれに従うわけです。この辺の事情とその恋愛市場へのインプリケーションは、以前くわしく論じました。

『週刊金融日記 第144号 女の人の結婚に対する情熱を考える』
『週刊金融日記 第149号 結婚という宗教を考える』

 簡単にバックナンバーの内容を要約すると、日本の恋愛市場では「結婚カード」がバブっているということです。結婚というのは、家族を作るための便利な法的ツールのひとつに過ぎないのですが、多くの女性たちはその価値を過大評価しています。結婚できないというだけで、素晴らしい男性との将来を棒に振り、取るに足らないつまらない男性と結婚したり(こういう場合はだいたい不倫しますし、そして、離婚にも至ります)、ときに結婚してくれる男性が現れるまで待ち続け、未婚・子無しで売れ残り、最後は自分で買ったワンルームマンションの一室で孤独死し、白骨化した死体が発見されるというようなことがめずらしくありません。
 今週は、ふたりの女性読者から、結婚せずに家族になるという選択について投稿がありましたので、再度この問題を考えてみたいと思います。それにしても、このメルマガを購読している女性たちは、知性的な方ばかりですね。ネットで、聞きかじっただけの恋愛工学について感情的に喚き散らしているような女性とはぜんぜん違う、心の美しい女性ばかりなのだと思います。
 まずは、ひとり目の投稿です。

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―不倫を続けているAさんと別れたくないけど、私も結婚してふつうの家庭を築きたい

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