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人生の分かれ道!それは心からやりたいことですか?

看護学校に通う息子をもつ、親御さんから相談を受けました。

内容は、テストの勉強は出来たけど実習での成績が良くなくて留年しました。もう一度、同じ学年を頑張るか悩んでいます。看護師の先輩としてアドバイスが欲しいというものです。

現実的な話をすると

僕が准看護師の学校の時も、留年や退学になった同期はいました。

入学42名に対して卒業したのはは30数名ほどで、何かしらの理由で辞めていった人はいます。

なので、この相談に関して「こうした方がいいです」という明確なことは言えません。
その人自身がどうしたのか?と気持ちが1番大切です。

なぜ看護師になりたいのか?

留年してもう1年同じことをやる事になってまで、看護師に絶対なりたいという気持ちがあるのか!

そこが1番大切な気がします。

僕の話をすると、僕は入学試験で2年連続で落ちました。
普通ならそこで辞めるものですが、どうしても看護師になりたいと思い3年目の年に看護学校に入学することが出来ました。

入学するまでに3年です。入学してからは順調に進級して2年で准看護師となることが出来ました。

普通にいけば2年で准看護師になれるところを、僕は5年かかりました。

試験受けても落ちるし、もう辞めようかと頭をよぎることもありましたが
やっぱり僕は看護師になりたいと思ったので、時間はかかったけどもやり抜いたのです。

そして現在は准看護師として7年以上の現場経験ができたので、通信制の看護学校で正看護師を目指している最中です。

相談のあった親御さんには、この話をそのままお伝えしました。

正直な話、息子さんが僕は看護師になろうがならまいがどちらでも良いと思います。

諦めるのもありだし。
心からやりたいと思えることに挑戦出来てさえいれば、自分の日々に活気が湧くし、後悔しない時間が過ごせるはずです。

1番やって欲しくないのは、1度決めたことだからと、現在はもうやりたいと思ってないのにズルズルと惰性でやってしまうことです。

それだけは避けて欲しいなと思いお伝えさせて頂きました。

ただ親や周りがなんと言おうと、最終的に決めるのは息子さん本人です。
悔いのない人生の選択をして欲しいと思います。

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