血統マニアのＫＡＺＵです。

この記事では、2019年のオークスの予想について特集します。

この記事の文字数は3,000文字以上です。

予想記事でよくある「予想印と買い目だけの記事」、「500文字程度の簡単な予想解説」とはわけが違います。

ガチです。
（もちろん予想が外れることもありますので、その点はご了承ください。）

「じゃあ、どんな内容なの！？」と気になる方は、別記事で無料公開している平安ステークスの予想記事を見てください。

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ちなみに僕の予想スタイルは過去の血統傾向をメインに、データ傾向をサブにおいたスタイルです。
（血統×データ予想です）

ご参考いただけると嬉しいですm(_ _)m

【この記事の目次】

①オークスのコースの特徴とデータ傾向
②オークスの血統傾向
③オークスの予想印
④オークスの馬券の買い目

まず馬券購入までに時間がない方を想定して、この記事の結論を最初にまとめておきます。

【この記事のまとめ】

①オークスの舞台（東京芝2400m）は差し・追込みが圧倒的有利
②オークスは瞬発力に優れたディープを中心とするサンデー系を狙う
③オークスの予想印
　◎⑬ラヴズオンリーユー
　〇②クロノジェネシス
　▲④シェーングランツ
　☆③コントラチェック
　△⑥アクアミラビリス
　△⑫ウィクトーリア
　△⑧ダノンファンタジー
　注⑦シャドウディーヴァ
④オークスの馬券の買い方
　【単勝（1点）】
　⑬
　【馬連BOX（3点）】　
　⑬、②、③
　【三連複】
　⑬、②⇒④、③、⑥、⑫、⑧、⑦ （6点）

オークスの舞台（東京芝2400m）は差し・追込みが圧倒的有利

まずはオークスが行われる東京芝2400mのコースの特徴を確認しておきましょう。

JRA-VANからのコース解説を引用します（以下引用）。

ーーーーーーーーーー
中央競馬を代表する主要コース｡日本ダービーやジャパンＣが行われる舞台だ｡
スタートは正面スタンド前直線から｡スタート後､平坦のホームストレッチを走り､ゴール板を一度通過｡そこからグルリとコースを一周する｡
最初の１コーナーまでの距離は約３５０ｍ(Ａコース時)｡１コーナーから２コーナーにかけてはほぼ平坦｡
約４５０ｍある長いバックストレッチを通り､３コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂｡３～４コーナーにかけては下り坂になっている｡
最後の直線に入ると､途中からなだらかな上り坂(高低差２.１ｍ)｡東京競馬場全体の高低差は２.７ｍある｡最後の直線距離は５２５.９ｍで､新潟の外回りコースに次ぐ長さ｡
仮柵によるコース設定はＡ､Ｂ､Ｃ､Ｄの４パターン｡３ｍごとに幅員が異なる｡例年､Ｄコースは１～２月に使用され､芝内側部分を保護している｡
スタート直後は先行争いがあるため少し流れるが､１～２コーナーに入れば落ち着く｡全体的にはスローペースで､最後の直線勝負が基本｡
Ｇ１でも飛ばす馬がいなければペースは遅くなり､走破時計も速くならない｡全馬が力をフルに発揮できるコース形態で､瞬発力とスタミナの両方をバランスよく持ち合わせている馬でないと勝つのは難しい｡脚質的にもあらゆるタイプが対応できる｡
ただし､Ｄコース時は逃げ馬が不振｡枠順の有利･不利もあまりない｡
種牡馬成績はヘイロー系ならばアグネスタキオン､ダンスインザダーク､ステイゴールドらが上位｡グレイソヴリン系ならばジャングルポケット､スターオブコジーン､アドマイヤコジーン｡ロベルト系ならばシンボリクリスエス､タニノギムレット､グラスワンダー｡ノーザンダンサー系ならばフレンチデピュティ､クロフネ｡ミスタープロスペクター系ではキングカメハメハが良績を残している｡マンハッタンカフェはひと息｡
＜引用元：JRA－VAN＞
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直線が長い東京コースで差し、追込みが有利な印象を受けますね。

実際に過去10年のオークスの脚質別成績を調べてみると、差しが7勝、追込みが3勝（逃げ0勝、先行1勝）と差し、追込みが圧倒的有利なことが分かります。
（勝利数が11回となっているのは、アバパネとサンテミリオンの同着があったからです）

また上り3Fが1位の馬が7勝、3位までは10勝とやはり終い勝負ですね。

現在が明らかに高速馬場状態の東京競馬場を追加すると、差し・追込み脚質で瞬発力に優れた馬から狙っていきたいですね！

オークスは瞬発力に優れたディープを中心とするサンデー系を狙う

次に血統傾向です。

これも過去10年のオークスの種牡馬別成績です。

やはり3歳のこの時期の東京芝2400mでは、ディープインパクトが強いですね。

逆に人気になりすぎるのか、単複回収値が50前後なのが気になりますが・・・(^^;

種牡馬成績の全体の傾向でみると、サンデー系の馬が好走傾向です。

ディープインパクト
ゼンノロブロイ
ハーツクライ
スペシャルウィーク
デュランダル
スズカマンボ

などですね。

この傾向は先ほど書きましたが、終い勝負の瞬発力に長けた馬に繋がってきますね！

その他の血統傾向で抑えておきたい点は、僕のブログ記事で特集した血統評論家の亀谷氏の『父がディープインパクト産かＴサンデー系で母父が欧州型の配合馬』の血統傾向ですね。

オークス2019 血統｜亀谷氏の重賞ビームで予想【ポイントは欧州型血統です】

オークスの予想印

それでは、オークスの予想印を紹介します

オークス予想印

◎⑬ラヴズオンリーユー
〇②クロノジェネシス
▲④シェーングランツ
☆③コントラチェック
△⑥アクアミラビリス
△⑫ウィクトーリア
△⑧ダノンファンタジー
注⑦シャドウディーヴァ

◎：⑬ラヴズオンリーユー

本命はラヴズオンリーユーです。

正直、クロノジェネシスとどちらに本命にするか、かなり迷いました。

最終的に決め手になったのは記事のタイトルにもなっているバゴの信頼度ですね。

後ほど書きますが、結論としてはオークスでバゴは信頼しづらいという考えに至りました。

それはさておき、ラヴズオンリーユーの血統的には父：ディープインパクト×母父：ストームキャットなので、サンデー系×米国型血統ストームバード系の組み合わせ。

傾向からはちょっとずれているんですけどね…

ただ、ディープ×ストームキャットの組み合わせはキズナに代表されるようこの時期の東京芝2400mは強いですからね。

脚質も差しの前目につけることを想定しています。

そういった点から、最終的にクロノジェネシスよりも優先して本命としました。

〇：②クロノジェネシス

細かく分析、検討するまではこの馬が断トツの本命でした！

ただ検討すればするほど、父のバゴに疑いの目がいってしまったんですよね。

亀谷氏は『バゴはオークスの舞台にぴったりだ』と仰っているんですが、僕的には疑問を抱いています。

その根拠となるのが、バゴの産駒成績の全レースで芝2100m～2400mで競馬場別にまとめたデータです。

普通に考えれば、2000m～2500ｍは必ず合うはずだし、東京もハービンジャーのように合うイメージなんです。

ただ東京2100m～2400mは出走数が多い割に2勝。勝率も今一つ。

さらに追い打ちをかけるのが、バゴ産駒が大舞台に強いイメージが湧かない。

想像してみてください・・・

クロノジェネシスがオークスを勝ちきる映像と最後追い込んできて2着、3着になる映像を。

絶対後者でしょ！

ということで対抗までとしました。

▲：④シェーングランツ

単穴にはシェーングランツです。

『えっ！？シェーングランツ』と思われるかもいるかもしれませんが、この馬は血統的にオークスはドンピシャですよ！

父ディープに母父が欧州型でドイツ血統のモンズーン。

姉がソウルスターリングでオークス制覇。

ソウルスターリングの父はフランケルでしたが父がディープに変わり、より東京芝2400mは合いそうです。

また仕上げもオークスに向けて計算されて進んできていると思われるので、面白い一頭だと思います。

☆：③コントラチェック

星はコントラチェックです。

父がディープに母父が欧州型血統のホーリングで血統傾向とは合っています。

ただ星としたのは脚質ですね。

おそらく逃げるか、2番手、3番手の先行でいくと思うので、その点がどうでしょう。

休養明けですが、桜花賞を回避してオークス一本で仕上げてきていますし、中間はノーザンファーム天栄でしっかり乗り込まれているでしょうから問題ないでしょう。

逆にパワーアップが期待できますね。

また乗りに乗っているレーン騎手が鞍上というのもポイントですね！

△以降の予想印

その他の予想印です。

血統的な魅力があるアクアミラビリスと前走終いが切れて強い勝ち方だったウィクトーリアを連下に。

またダノンファンタジーは明らかに距離が長いですからこれも連下まで。

あとは父：ハーツクライ×母父：欧州型血統ダンチヒ系のシャドウディーヴァを注意にしています。

Ｔサンデー系にこのレース好走するダンチヒ系の組み合わせは要注意ですね。

3連複や3連単、ワイド買うならシャドウディーヴァは絡めておいた方がいいと思います。

3着はありそうですから！

オークス 血統予想 まとめ｜馬券の買い目

ここまでお読みいただき、ありがとうございます！

最後に馬券の買い目を紹介して、締めたいと思います。

オークス 馬券の買い目

単勝（1点）

⑬

馬連BOX（3点）

⑬、②、③

三連複

⑬、②⇒④、③、⑥、⑫、⑧、⑦ （6点）

5月19日12時時点の最高倍率は②－⑥－⑬で455.0倍！

まずはラヴズオンリーユーの単勝。

そしてラヴズオンリーユーとクロノジェネシス、コントラチェックの1着がありそうな3頭を馬連でBOX。

三連複は、バゴが信頼できないとはいえ、オークスはクロノジェネシスの馬券を買いたいとクイーンカップの時から思っていたので、本命ラヴズオンリーユー、対抗クロノジェネシスの2頭軸で予想印に流した3連複の6点です。

これでも10点！いざ、勝負です(`･ω･´)b

長くなりましたが、オークスの予想記事は以上です。

少しでもご参考になれば嬉しいです！

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m