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初めて万博記念公園で花菖蒲撮影

いつもご覧いただきありがとうございます。

花の写真では神戸はもとより、兵庫県下や関西一円、桜は長野県や岡山県にも出かけます。

花菖蒲の撮影では、大阪の城北菖蒲園が景色も良く、品種も多くお気に入りでしたが、唯一の欠点が三脚の一律使用禁止です。
通常の撮影では必要ありませんが、被写界深度を深めたり、マイクロレンズで焦点を合わせるには三脚は必須です。
写真家として三脚を使用しても他の入場者に迷惑をかけるようなことはしませんので、菖蒲園の運営管理者に再考を求めたいですね。
ちなみに今回行った万博記念公園は、撮影の迷惑行為を禁止していますが、三脚の使用は禁止していません。

というわけで、今日は新しい撮影地を求めて「尼崎市農業公園」に行ってきました。
73種2万株の花菖蒲が咲いているというホームページ情報を参考にしましたが、ナント!菖蒲園は荒れ果てて雑草だらけ。
3つの菖蒲園のひとつは2輪だけ咲いている有様で、尼崎市はそこまで困窮しているのか?と驚きました。

仕方なく近くの万博記念公園の日本庭園に向かいました。
ここは広くて何でもある公園。
家から遠いし何となく敬遠していましたが、日本庭園に入ってその造園技術の高さが皇室の離宮と同レベルであることに今更ながら気づきました。

私が調べたサイトでは、万博公園には70種2万株の花菖蒲が咲いていると記載されていましたが、尼崎とは全然違うハイレベルです!
でも2万株は無さそうですが・・
やや平坦な園地で、水路に水が流れていないのが残念でしたが、花菖蒲の配置に工夫が見られます。
手入れも素晴らしく、綺麗な花を見ることができます。

通りすがりの傘を差した女性の後ろ姿をいただきました。

これは立ち姿が美しい花ですね。
立体的な配置をうまく撮れたかと思います。

肥後系の紫の絞りの奥にピンク。良い配置ですね。
花菖蒲の花びらは意外と光を反射して、白トビします。
露出を抑えめにして花びらの質感を撮りながら、風景としての明るさも撮るのは難問です。

ピンク色のヤマボウシの花を背景にしました。

黄色い金冠を背景に、美しい絞りの花びらが見事でした。

今まで何となく敬遠してきた万博公園でしたが、改めてその素晴らしさに気づきました。
神戸の須磨離宮公園やしあわせの村日本庭園にも撮影に行きますが、とても敵いませんね。
花菖蒲は日本庭園に必須の花ですが、関西には意外と名庭園がありません。

これから、万博公園を定番とすることにしました!

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