2018.02.25

一流のアスリートは一度した失敗は繰り返すことはしない。

今から話すことは、一流でもなくアスリートでもないひとりのおじさんが過ちを繰り返す話である。


・・・・・


遡ること元旦。新年から仕事のサンオクを職場に納品し、サクッと帰宅。明日、明後日予定があるので箱根駅伝がちゃんと見れない分、ニューイヤー駅伝は見たい。

結果を言えば旭化成が2位以下を大きく放し2連覇、優勝回数も最多の23回目と強さを見せつけたのだがその他見どころもたくさんあった。

4区の設楽悠太選手の10人抜きは圧巻だったし、個人的には“初代・山の神”今井正人選手には箱根駅伝の記憶がまだ残っているので見入ってしまった。大学駅伝とはまた違う、たすきを繋ぐ想いがあって感動した。

今年は“入賞争い”の競り合いがすごかった。最終区の始めはMHPS、DeNA、安川電機で6位〜8位を争ってたんだけど、そこにコニカミノルタの神野大地選手が追い上げてきて、ひとつ前の区間で順位を落とした愛三工業がそれについて前の3チームに追いつき、牽制し合っているうちに住友電工が近づき、このままだと12位、13位の九電工、愛知製鋼も追いつくんじゃね? という追い上げ。

うわ〜入賞はどこになるのか目が離せない〜うわ〜すげ〜腹が痛い〜目が離せない〜めっちゃギュルルルって音が鳴る〜でも見届けたい〜見届けたい…MiToDoKeTai…

…もういいか…サンオク今居ないし、自宅だし…

漏らしても、いっか。

『…はっ!』と気がついたらトイレに籠もってました。最後の最後で人間としての大事な何かを手放すことができませんでした。

腹痛と戦い、疲れ果ててテレビの前に戻ったときにはもうニューイヤー駅伝の放送は終わっていた。あたしゃどんだけトイレに籠城してたのさ。

結果をネットで確認したってもやもやが晴れるわけがない。リアルタイムで見届けられなかった悔しさだけが残ってしまった。

そして、東京マラソンである。ニューイヤー駅伝にも出場し、しかも同じ区の4区を走った設楽悠太選手と井上大仁選手が出場するのでぜひとも見たい。

サンオクは早々に仕事へと出ていった。あたしもこのあと仕事はあるがギリギリゴールまで見れる。支度をしながらだったができるだけテレビから離れないようにしていた。

レースは日本記録更新の可能性がある展開。30キロを過ぎてペースメーカーがいなくなったのをきっかけにレースが動き出す。

一旦は先頭に出た設楽選手だったがほどなくして集団に追いつかれ、そして引き離された。

井上選手はトップ集団に食らいついていて、ここからが正念場、どうだ、抜け出せるか…!

…お風呂洗わなきゃ…

…顔、洗わなきゃ…

アイタタタタ…お腹が…そいえば朝のお通じをまだ済ませてなかった。急いでトイレに入る。

ふぅ、と一息。テレビのある部屋にもどると実況者が興奮している。

『設楽悠太! 日本記録更新はもうほぼ決まりだ! ゴールまであと少し!』

…え? 設楽選手? 集団から遅れをとってたのに?

…ゴールした。…更新した。…すごい盛り上がってる。…乗り遅れた。

さて

仕事に行くべ(絶望)。

とりあえず今回わかったことは駅伝やマラソンのクライマックスとあたしの便意のクライマックスが比例している、ということだ。

なので、まずは腸内環境を整えようと思う。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

7

ゆたにず

ひろふみっき(エッセイ)

日常あったことを(多分)脚色なしの完全ノンフィクションを信条につらつらと描いていきます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。