旅行に行こう！と決まって、まずすることといえば、宿選び。
最近は素敵で気の利いたホテルも多いので、お部屋でゆっくりすることを目的に旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。

私は京都に住んでいますが、それでもわざわざ泊まりに行きたい！このホテルのお部屋でゆっくり過ごしてみたい！と思っている場所がたくさんあるので、この記事でご紹介しようと思います。

京都旅行を検討している方、せっかくならちょっと変わったコンセプトのあるホテルに泊まりたいという方、ラグジュアリーホテルよりもデザイナーズだったり、オリジナリティのあるホテルに泊まりたいという方はぜひ見てみてくださいね。

※全て私の「行きたいリスト」（＝実際に宿泊しての感想ではない）なので、公式サイトや口コミをもとにした宿の紹介となっています。

1.MARDA KYOTO （マルダ京都）

まずはこちら！1Fに、同名のカフェ「カフェ マルダ」を併設したホテル。1日3組限定のプライベートなホテルで、1フロア1部屋・広さは60平米と超贅沢。
それぞれのお部屋が「赤・青・墨」の3色をコンセプトカラーにしており、どのお部屋も居心地がよさそうかつ、それぞれ雰囲気が違って素敵！（予約状況を見るに、落ち着いた雰囲気の「墨」が一番人気な気がします）
簡素さ・素朴さを取り入れながらも、素晴らしいインテリアや身体に優しい食事とともに、贅沢な時間が過ごせること間違いなしなホテルです。

＊アクセス：烏丸御池駅から5分

2.ENSO ANGO （エンソウアンゴ）

5つの棟が京都の町に点在する分散型ホテル。「ENSO ANGO」という1つのホテルがあるのではなく、それぞれ特色のある5つの棟があり、宿泊者はそれらを行き来できるようになっています。（泊まるところは予約時に決めます）
「暮らすように泊まる」京都、がコンセプトだそうで、京都の魅力である街歩きに寄り添って作られていることがわかります。コンパクトで比較的リーズナブルなホテルですが、京都のアクティビティ体験が出来たり、茶室がある棟があったりと、とても面白く魅力的です。

＊アクセス：全ての棟が京都駅からタクシーで10分圏内/地下鉄四条駅から10分程度 など

3.MOGANA （モガナ）

ゲストに「宿泊」ではなく「滞在」を提供すると打ち出されたホテル。京都の昔ながらの建築と現代のテクノロジーをかけ合わせた、昔ながらの京都らしさと新しい京都らしさを同時に体験できる場所のように見受けられます。

広々としたお部屋が中心で、価格帯もややラグジュアリーですが、京都の伝統的な中庭を表現した「坪庭」がホテル内にあったり、美しい壁面緑化があったり、世界のホテルで初めてオーガニックブランド「SHIGETA」とのコラボレーションアメニティを提供していたり、静かに大人が楽しむために十分な場所のようで、とっても素敵です。

＊アクセス：烏丸御池駅から7分

4.THE SCREEN （ザ・スクリーン）

こちらは「the デザイナーズ」という感じのホテル。全てのお部屋が国内外の13組のアーティストによるコンセプトルームでお洒落な内装ながら、こちらもお値段が比較的お手頃なのが嬉しいところ。学生さんでも泊まれる値段で、このくらい面白いのはいいなと思います。スカイラウンジがあるのもいいですね！
個人的にはこの立地も好きです！京都のこのあたりのエリア、繁華街ではないですが、小さなお店がたくさんあったりと、結構おすすめですよ。

＊アクセス：丸太町駅より 徒歩10分

5.ホテルアンテルーム京都

学生寮として使用されてきた建物をコンバージョンして作られた、「アート＆カルチャー」そして「和」をコンセプトにしたカジュアルホテル。
美大系・アート系の方からの支持が厚そうな宿で、蜷川実花さんなどのアーティストの方とのコラボレーションルームとスタンダードルームに分かれています。80組以上のアーティストの方によるアート作品（なんと購入可能）が展示されていたり、オリジナルの家具や調度品にこだわっていたり、アートギャラリースペースがあったりと、個性的だけど過ごしやすそうな場所です。ここもお値段はお手頃！

＊アクセス：九条駅から徒歩8分・京都駅から徒歩15分

6.ART MON ZEN KYOTO （アート モン ゼン キョウト）

美術商である中西松豊軒さんプロデュースのラグジュアリーホテル。各部屋にはこだわりの美術品が置かれ、まるで美術館にいるような「美術品を愛でるホテル」だそうです。全部屋天井高3メートル以上（！）、４階の全室にプラネタリウム完備（！）、客室にはオリジナル・ソファを設置など、随所までブレずに強いこだわりを感じられるホテルです。

＊アクセス：三条駅から徒歩3分・河原町駅から徒歩10分

7.ホテルカンラ京都

京都で培われてきた伝統技術と技法を用い、木・石・鉄・土・緑など自然の素材を取り入た、現代的な京マチヤスタイルを表現したホテル。どのお部屋にも、ふすまや畳、木のお風呂など、和の要素が取り込まれており、堅苦しくなく「京都らしさ」を楽しめそう。お部屋によっては比較的お手頃な価格帯なので、「旅館じゃない、高すぎないけど小綺麗な（カジュアルすぎない）京都っぽい宿に泊まりたい」方におすすめ！
なんだかんだ、木の色とか畳って落ち着きますよね。笑

＊アクセス：地下鉄五条駅より徒歩1分・京都駅より徒歩12分

8.ゲストハウス 京都みかさ

https://www.kyoto-micasa.jp

京染呉服製造卸のお店であった築100年以上になる町屋を再生して作られた、一棟貸しのゲストハウス。２F建てで、一枚板のバーカウンターのあるダイニング、オークの床のリビング、石造りのバスルーム、和室、檜をふんだんに使った心地よさそうな寝室、どこをとっても気が利いていて、各所でこんな楽しみ方をしたい！という想像が捗ります。オプションでつけられるお食事も魅力的で、泊まれるなら是非食事も利用させていただきたいな〜と思う内容です。

＊アクセス：烏丸御池駅より徒歩7分

9.bijuu

京都の街中に突然ある、とっても素敵なホテル。「京都の別荘に遊びに来たような」イメージでの利用を想定されているのだそう。
スイートには岩盤浴がついていて、何故かお部屋の真ん中にお風呂があります（！）。地下はギャラリースペース、1Fと2Fは「kiln 」というカフェとレストランが入っていて、3F〜5FがBijuuのフロア。お部屋は3つだけで、スイートが1つと、それより少しコンパクト（十分広い）なお部屋が2つ。それぞれ家具などが違うのですが、とても落ち着く居心地のよさそうなインテリアが施されています。

「別荘のように」というイメージの通り、24時間のホテルサービスが受けられる、というわけではないそうですが、格別な空間をプライベートに使えるのものすごく贅沢ですよね。とびっきりのお出かけにおすすめです。

＊祇園四条駅から徒歩4分・河原町駅から徒歩1分

10.長楽館

長楽館といえばアフタヌーンティーが有名すぎて、宿泊できることを知らなかったという京都の方も多いのではないでしょうか。かく言う私もそうでしたが、調べてみてすっかりホテルとしての魅力にも惚れてしまいました…！
外観だけでもときめいてしまいますが、ロココ調の家具や暖炉、宿泊者しか見学できないエリアもあるそうで、窓からは京都の自然を楽しみつつ、レトロな内装にもワクワクできる、とっても素敵な場所かと思います。ホテル内に素敵なレストランやバーもあるので、オーベルジュプランもあるようです。

＊アクセス：祇園四条駅から徒歩10分・河原町駅から徒歩15分

11.node hotel (ノードホテル)

「非日常の贅沢ではなく、暮らしの中でアートを身近に感じられるアートコレクターの住まいのようなホテル」というコンセプトだそう。ギャラリースペースにも、お部屋にもアート作品の展示がなされていて、お部屋はグレーを貴重としたクラシカルモダンな雰囲気。シックでモダンな感じが好きな方にはとってもハマる内装かと思います。
2019年7月にオープンしたばかりのまだ新しいホテルですので、要注目！

＊アクセス：地下鉄四条駅より徒歩約6分

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もちろん、京都には最近、リッツ・カールトンにフォーシーズンズ、これからエースホテルができたりと、外資系のラグジュアリーホテルもありますし、有名な老舗旅館もたくさんあって、そちらでのステイもとっても素敵だと思います。私もめちゃくちゃ憧れています。笑

こちらの記事は、京都にしかない宿に泊まりたい方だったり、遊び心のあるホテルに泊まりたいという方、ラグジュアリーホテルよりはリーズナブルな値段で素敵なステイ先を探している方にとって魅力的なホテルのリストにはなっているとは思うので、参考になれば嬉しいです！

価格帯はリンクでつけている「一休.com」を見ていただいて、実際の予約は公式サイトがベストレートのところが多いかと思います。

もしこちらの記事を読んでご旅行された方がいらっしゃれば、ぜひ感想を教えて下さい！