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犬派か猫派かと問われたら

断然「猫」です。

でも、実家では大きな犬を飼っています。

そのことを知っている友人は、
私のことを「犬派」だと思ってくれていたようです。

犬も嫌いじゃないですが、断然「猫派」です。

私の性格が犬より、猫に近いのだと思います。

なんといっても「気まぐれ」です。
素直に尻尾を振ったりしません。

すごく嬉しくてもハアハア言いながら尻尾振って飛びついたりしません。
少し離れたところから、冷静を装って見ています。

心屋さん風にいうと「めっちゃ族」ではなく「ふ〜ん族」です。

「断然猫!」
「あの従順さと、嬉しくなると尻尾振って盛り上がる素直さについていけない」
というと、
友人は驚きつつも大笑いしています。

「だから一恵ちゃんには、〇〇ちゃん(娘の名前)なのよ〜(笑)」と。

「自分が好んで、そういう性格の子供を迎えたんだよ〜。」
「自分の意思がしっかりしてて、納得しないと動かなくて、
一筋縄にはいかない子が好きなんでしょ〜(笑)」

友人は同い年の子供がいるので、よく子供を預かってもらっています。
私のことも子供のこともよくわかっているだけに、返す言葉がありません。

「あ・・・」

「そう、かも?」

これまで飼ってきた猫たちとの思い出が浮かんできます。

幼稚園の頃に拾ってきた真っ白な「シロ」が最初に買った猫です。

気位が高くて、抱っこされるのが嫌いな子でした。
中学生の頃スーパーの裏で拾った「ミー子」は
アメリカンショートヘアのような模様のグレーのキジ猫(サバ猫)でした。18歳まで生きました。
ミー子は心が通じ合う猫でした。
猫とは思えない人猫でした。
やっぱり自分の意思がしっかりしていて、甘え下手。
若い頃は膝の上に乗ってくることはなかったのですが、
10歳を超えたくらいから気が向くと膝の上に乗ってくるようになりました。

たまに膝の上に乗ってくると嬉しくて、
やりたいことがあってもミー子を膝から降ろせなくて、
あきらめたりしたものです。

ミー子のことが忘れられず「猫譲ります」コーナーを見て
同じようなグレーのキジ猫(サバ猫)「ナツ」を譲り受けました。
野良猫出身ゆえに、猫エイズと猫白血病を持っていて、
病状はよくなったり悪くなったりしながら
13歳まで生きて旅立ちました。

今は、実家も私も猫を飼っていません。
実家に犬が2匹いるので、
「犬好き」と思ってもらえるようです。

私が「でも、やっぱり断然猫!」というと、
「犬派かと思っていた」という友人は
「でも、なんだかすごく納得!」なのだそうです。

「@@子(友人の家の素直でおとなしい女の子らしい子)みたいに、
素直でよく言うこと聞く子より、
一恵ちゃんは一筋縄にはいかない子が好きなんじゃないの〜(笑)」と。

我が子の気性の激しさにぐったりするときも
「犬か猫かといえば猫」と思い返せば、
ちょっと笑えるかも。

自分がこういう子を引き寄せたんだな、と。(笑)


書いてみたこと、発信してみたこと、 それが少しでもどこかで誰かの「なにか」になるならばありがたい限りです。