海外企業でインターンや就職するときに考えるべきこと


先日の記事に書いたんですが、僕は多くの日本人にはすでに海外で活躍できる素晴らしいスキルがすでに備わっていると思ってます。

そして、日本はアジアにしっかりと溶け込んでアジア45億人マーケットを海外だと認識するのではなく、ドメスティック市場と捉えてビジネスも生活も密着させ融合させていくことが重要だと思います。(日本の出生率が改善して若者人口が急激に増えて少子高齢化問題が解決されるのであればこの議論は不要です。このままガラパゴスでもやっていけると思います)

なので、どんな人も海外で働いてみたらいいのにって思ってます。日本国のためにもというのはもちろんありますが、みなさん個人のためでもあります。

これから日本企業は中小企業も零細企業も個人事業主もそこしか活路がないことに気がついたら本気で海外進出する時期が来ます。それは今までのコストカットのための海外進出ではなく、組織のグローバル化、ダイバーシティを求めて海外進出します。

多くの人は信じられないと思うかもしれないですが、日本の企業もGoogleやマイクロソフトのように経営者を選ぶ際に国籍にこだわらずに優秀な人材に経営を任せないと外資系企業に買収されてしまうので、今後は外国人経営者増えると思います。(まあ、それで優秀な経営者が結果的に経営してくれるのであれば、いいのかもしれませんが。)

そんな時代に向けて必要とされるであろうスキルを先取りして身につけておくと有利だと思うんですよ。どんなことでも1歩先回りして行動するのが重要です。

今、日本はIT人材不足だからITスクールがいっぱいあります。どこも活況ですが、どの企業にとってもIT化は重要だということもIT人材不足も20年前から言われてましたからね。ただ、社会問題になるくらい騒がれるのには時間がかかるんです。

企業のグローバル化もコストカット対策ではなく、アジアでのダイバシティ進出もそこしか活路がない以上、きっとそうなると思います。

なので、「え、自分にもチャンスあるの?」という人にも届くといいなと思って書いてます。

そんな人のために具体的にこんな人という例も書いておきます。

工場で働いている人:ものすごいニーズあると思います。今やKaizenというキーワードは世界中で通用します。現場にあるムダを見つけて見える化して業務効率を上げることのできる人間は世界中でニーズがあります。日系企業はやはりしっかりしていますが、ローカル企業はこれができる人がいなくて困っています。日系企業で修行してローカル企業の重要なポジションを狙いましょう。

コンビニで働いている人:日本のコンビニは効率化を極めて独自進化を遂げています。(本当は中国やアメリカの無人店舗やキャッシュレス専門店など次のステージに進んで欲しいところ)

とはいえ、海外のコンビニやスーパーなどの小売店は日本人からすると不便です。ここでも現場のムダを見つけてカイゼンして仕組み化できる人は価値があります。

工事現場で働いている人:東南アジアの工事現場はどこもレベルが低いです。未だに足場が竹だったりします。レンガでビル建てますが、レンガを上の階に運ぶ時に1階から投げて2階の人がキャッチして、それを3階の人に投げて渡してます。危ないww

国の経済成長とともに建築物はどんどん増えるので、建築現場のカイゼンができる人は確実に貴重です。

飲食店で働いている人:以前の記事でも書きましたが、日本の飲食は美味しさもサービスも世界トップレベルです。少人数のアルバイトで役割分担して質を落とさずにサービス提供して顧客満足度も維持する。日本のアルバイトはゴイスーです。ここでも仕組み作り、人材育成できる人は価値があります。

学校で働いている人:教育こそ国の未来。新興国ではお金のある学校は良い教師を採用していますが、特に地方の学校の教師の数も質も足りていません。日本の学校教師は新興国に比べれば圧倒的に優れていると思うので、ニーズはあります。(ちなみに弊社でもベトナムの大学で日本語やITを教えてくれる先生を採用募集しています)

もちろんうちの会社で働いてくれたら嬉しいですが、いろんなスキルや背景を持つ人がいると思うので正直どの国でもどの会社でも良いと思います。(このNoteではあまり自社や他社の宣伝はしません。)

しかし、国や会社を選ぶときに参考にするべき指針を書いておこうと思いました。

移住して仕事するのであれば、どこの国が良いのか?まあ、基本的にはどこでも良いと思いますが今後日本との関係が強くなっていく国であれば将来有利になると思います。

将来、日系企業の進出が増えれば、あなたが先にその国の情報や人脈を持っている価値は大きくなります。現地での経験があれば採用したいという会社が増えるでしょうし、ご自身で所有している法人があれば買いたい、投資したいという話もあると思います。パートナーや顧問になってほしいといういう相談も増えるでしょう。

ビジネス視点では、国選びは重要です。次の10年で成長し日本の重要なパートナーになりそうな国を選びましょう。ちなみに僕は10年前の2009年にアジアを色々回ってベトナムを選びました。ちょうど日本と中国の関係性が悪化してきて、中国の人件費が上がってきておりチャイナプラスワンという言葉が出てきたころです。

海外就職するのであれば、会社選びはとても重要です。

大手企業だから安心ということではなく、自分がどのようなスキルを身に付けたいのかを明確にしてその就職でそれを身につけることができるのかどうかを基準にするべきです。

こんな会社はやめたほうがいいだろうという基準を書いておきます。

・海外進出した理由がコストカット

・会社の上層部に本社から来ている日本人駐在員しかいない

・現地採用の給料が日本の給料に比べて極端に低い
 物価が違うのでまったく同じである必要はないと思いますが、極端に低いのはやめた方が良い

・進出先の国のためになることを本気で考えていない

・進出先の国の文句ばかり言っている
 最近はダイバーシティという言葉もだいぶ浸透してきているので、会社経営や組織運営に多様性が重要であることは頭では理解しているビジネスマンが多い。また海外に派遣されてくる人はその組織の中でも多様性の重要性を理解している人が選ばれるケースが多いので、多様な国籍を持つ人々と、生活スタイル、宗教、価値観など異なる中で様々な意見を尊重し多様性のメリットをチーム運営に活用できている人と一緒に仕事をするのは日本にいても重要だが、海外で働く場合は特に重要。

・日本のやり方を押し付けてくる企業
 その国の運営裁量権が少ない。ただのコストカットする場所に位置づけられている可能性が高い

こういう会社はやめた方がいいよっていう例を上げてみました。


あとは、自分のやりたい仕事、身に付けたいスキルを明確にしてから海外で仕事をした方がいいと思います。自分探しをしているとあっという間に時間が経ってしまいます。

また、ある程度自分の強みは日本で身につけてから海外で勝負した方がいいとも思います。コンビニや飲食でもいいのですが、リーダーくらいになって現場の回し方や人材育成までできると価値があります。

さらに、自分に甘い人間は海外に行かない方がいいかも。海外は全体的に日本よりゆるいので、流されやすい人は南国でダラダラ生活しているだけになってしまいます。(そういう人いっぱいいます)

でも、日本で疲れた人は人生の休憩として海外に1年くらい住むのはいいかも。とも思います。閉塞的で同調圧力強めの環境にずっといると思考が柔軟性を失ってしまいます。

自分の脳ををリセットしてたまにリフレッシュすることを考えると3泊4日の国内旅行よりも1年くらい海外で仕事してみるのもありかもです。

あと、海外なんて自分には関係ない。日本が大好きだし、英語も外国語も覚えたくない。今の現状をずっと維持できれば自分はそれでいいんだと言う人にはもう一度考えてもらいたいです。

その現状を維持するのに毎年いくらの借金(国債発行)をしているのかを確認してみてください。国も企業も個人も無限に借金をすることはできません。

平成30年の日本の財政は以下です。

一般会計 歳入総額 977,128億円
 租税及び印紙収入 590,790億円
 その他収入 49,416億円
 公債金 336,922億円
出典: 平成30年度一般会計歳出・歳入の構成

だいぶ景気が良かったから改善していますが、簡単に言うと、月収64万円の人が借金33万円して97万円の生活をしているってことですね。それで今の生活が満足だからと言っても、借金生活前提に快適だと言ってもいずれ破綻するかもよってことです。

まあ、破綻しなくても政府はハイパーインフレで借金帳消しにはしてくるかもよと。

そうなったときに、海外で活躍できるスキルがあれば、自分の選択肢も増えるし、日本国のためにもなるという可能性について考えてみてほしいなと思います。

あと、非正規の仕事は不安定で給料が安いと言っている人も給料15万円の仕事は新興国や発展途上国の優秀な人たちが一生懸命努力して狙っていることも忘れないでほしいです。

社会人になったら言われたことだけをやっていてもそこそこの生活が保証されていた時代は20世紀とともに終わりました。

これからは世界中の人と協力し、そして競争しなければなりません。

日本だけに閉じこもっていてもグローバル化の流れには逆らえません。

みんなが便利だからってMixiからFacebookに乗り換えたり、日本のスマホを買わずにiPhoneを購入するのも同じグローバル化です。

日本に住んでインターネットを使っている以上すべての人はグローバルな世界に生きていると言えます。

僕は日本の若い人たちがアジアの可能性に気がついてチャレンジしてくれたら嬉しく思います!

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Cam on!(ベトナム語のありがとう)
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