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キングダム第663話考察・羌瘣の噂

ネタバレ⚠

下記は前回・第662話の考察記事です。

第663話は、ヤングジャンプNo.1(2021)でお読み頂けます。

テントで体力の回復を図っている羌瘣。彼女が不在の飛信隊は、歩兵部隊が絶不調に陥り、一気に窮地に陥ってしまいました。尾平百将も、かなりヤバい状況です。

そんな中、羌瘣に似た女性が飛信隊の歩兵部隊を救うことになります。

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その服装や、羌瘣の「後輩」と言っていることから、羌族の女性で、暗殺一族「蚩尤」の一人だということが分かります。

<蚩尤(しゆう)族とは>
氏族ごとに分かれ、幼いころから剣の修行を積ませ、巫舞(みぶ)という呼吸術を使う。一族から能力が高い代表者2名が選出され、最後の一人になるまで、殺し合いをさせる祭(さい)が行われ、生き残った者が「蚩尤」として認められる。

目ヂカラが半端なく、ちょっと怖い子のようですが…一体誰なのでしょう?

もしかして…彼女は羌礼(きょうれい)か羌識(きょうしき)のどちらかではないでしょうか。覚えている方はほとんどいないと思いますが、髪型が結構…似ていると思うのです。ずばり目付きが鋭い羌識だと思います。

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だとすると、彼女は当然味方になるわけで、飛信隊の救世主になる可能性が高いですね。飛信隊の歩兵が彼女の指揮によって趙軍をぶち抜く姿が目に浮かびます。

ちなみに、単行本56巻の巻末でも登場しています。この時、「祭」が行われることが仄めかされてますので、識が生き残ったということでしょうか。

単行本56巻

(画像:キングダム単行本56巻より引用)

前回までの流れで、玉鳳軍も楽華軍も新戦力が加わり強さに厚みを出すことになりました。結果として、今回も2つの軍は手こずっている飛信隊を出し抜く形で趙軍を押し込んでいました。

そうなると、遅ればせながら飛信隊にも新戦力加入を期待してしまうわけでして、きっとそれが羌識というわけです。

新戦力

次号は、羌瘣と再会する羌識が、飛信隊に正式に加わる流れになるでしょうね。当然、李信が許可することになるわけですが、そこで羌瘣と李信の関係性が深まったり…と妄想したり。ここも新展開ありそうな予感です。

尚、史実における羌族については、下記の記事をご覧ください。

下記は、羌族に関する妄想記事です。

本日もお読み頂きありがとうございました。

他の記事は下記からお読み頂けます。

※あとがき※

謎の人物はこの後、「羌識」ではなく「羌礼」だということが判明しました。


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