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フィラーワード

フィラーワード。
インタビューの編集や字幕付けや議事録を書くことが多いのですが、やっかいなのが「フィラーワード」といいまして、おもに多人数を相手に話すときと一対一でも緊張感を持って話すときに出てくる「あの」「えっと」「えー」「まぁ」などですが強力なものには「やっぱり」とか「なんか」などがあります。そして自分も「なんか」を多発することを確実に認識しています。
フィルする(埋める)効果は絶大で自信のあるなしに関わらず発言のターンを自分側にキープしつつ頭の中を整理する時間を確保するためにあるとも言われています。脳みそすごい!インタビューを編集したり議事録を起こすときにはこれをめっちゃ切りまくるし、自動文字起こしの精度を下げるし、かと言って最近の自動文字起こしはこれらを認識してカットしてくれたりもします。会議などで人前でお話をする方はたまに録音して聴いてみると楽しいですよ、恥ずかしいけど。
かと言って日本語ユーザーに通じる限り全てが正しい日本語だと僕は思うのでやめてほしいわけではありません。「逆に」「マジ」とかもある種フィラーであり時代やカルチャーで素敵!プレゼンの時などは確実に自分のターンなので落ち着けば少し美しく喋れるけれど、逆にフィラーがあると人懐っこく距離が近く聴こえたりもしていい感じを演出してる場面もあるし。
なんかこれを読んだせいで次のそれが気になって次回の会議の内容が頭に入ってこなくなったらごめんなさい・笑

写真は本文と関係のない青葉区美しが丘公園の桜です。

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