年収が段違いになる書籍 その2

書籍:「人生がときめく片付けの魔法」


前提:なぜ書籍の紹介をするのか?

お世辞にも賢いとは言えない私。数多くの失敗を繰り返し、成功の秘訣を求めてビジネス書を年間200冊以上の書籍を読み、実践しては挫折するそんなことを繰り返していました。
それでも数々の失敗の果てに二十代で年収は2000万円を超えていた。そんな私が「もっと早くこの本を読んで実践していたら、あんなに苦労しなかったのに!!!」っと感じた書籍を紹介していきます。
しかし一つだけ約束して欲しいことがあります。

本を紹介されて実際に読む人は、1000人中200人
本を読んで実際に一回でも実践するのは200人中40人
本に書かれている事を継続して実践している人は40名中1人程度です。

どんなに素晴らしい本でも「継続して実践」しないと意味がないのです。
書籍を読んだなら是非毎日1分でも良いので「継続して実践」を心がけてください。

この本を読むべき人

  • 片付けたいけど片付かない人

  • ストックを買ったら既にあったり、逆にストックがなかったりしたがある

  • 漠然とした不安感に襲われたりする人

  • 時間がない人

  • 視野を広げたい人

この本で得られること

  1. モノを探す事がなくなる。

  2. 不安感が減る

  3. 家に帰って来ても気持ちいいと感じるようになる

この書籍を実践するためのコツ

ここでは書籍に書いてない私なりのコツをお伝えします。

トキメキという尺度で、語られていますが、この主観的なトキメキは人によっては全く意味が理解出来ません。そこでお勧めするコツはダンボール箱です。トキメキがあったかわからないモノは、ダンボールに封印し、期限を設けて捨てます。普段使うようなものは1ヶ月、思い出の品のようなモノは1年です。あとは買い直せるモノはバンバン捨てましょう。
私が知っているとある会社の社長は、この本を読み、10トントラックx10回分モノを捨て去ったそうです。そのあと買い直した物がなかったかお聞きしたところ、確かにあったけど、5万円も掛からなかった。それ以上に100トン分のスペースが空いたのがデカい。いや、周りから夜逃げするのか?と思われてたので、それだけが困ったことかな。とおっしゃっていました。

みなさんも金で買える、服、書籍はバンバン捨てましょう。

2つ目のコツは、サンクチュアリを作るです。
いっぺんに実践しようとするとやっぱり挫折します。
そこで普段よく使う場所を1箇所だけ、毎日必ず綺麗な状態を保つようにしてください。テーブルや机の上なんかをサンクチュアリ(聖域)指定し、何一つ置いていない状態をキープしてみてください。1週間ぐらい行えば大きく心境の変化が出てきます。他の場所が”汚い、片付けたい!”っと

3つ目のコツは、空間的占有時間と、実用時間を分けることです。
例えばテーブルの上に調味料がよく置きっぱなしになっています。
これは調理料がテーブルの上を1日中占有しています。
しかし調味料を使う時間は1日のうち何時間でしょうか?いや何分でしょうか?、つまり調味料は1日数分しか使わないのに大半の時間、テーブルを占有しています。この極端に占有時間と実用時間に差がある場合は、片付け対象物であることを示唆しています。
パソコンを使う人は、キーボード、マウス、書類は本当に実用時間に比べて無駄に占有していないか?自らに問うてみてください。ちなみに私の机の上には、移動出来ないモニター以外はいつも何もないです。


普段は左上のPCも、GoProも片付けてます。私にとってはちょっと乱れた状態です。

弱点:この本ではカバー出来ない事

この本はあくまでも、本当に大切なモノなのか、単に妄執でモノを抱えているのかを心に問うて、モノを抱える原因の妄執から心を解き放つことを主眼に置いています。そのため、大雑把なテクニック論はありますが、この本を読んだだけでは、部屋の中は片付きません(不要なものは無くなります)
片付けのテクニック論は、別途世の中に多数あるyoutube動画からこのみにあったらテクニック論をピックアップしてみてください。

この本の効果

ある新入社員の若手SEとの会話です。

私「君の家にはリモコンある?」
若手SE「ありますが、それがどうしましたか?」
私「いや、私は昔リモコンどこにあるかなぁって結構探す事が多かったんだけど、君はどうかな?」
若手SE「うーん、部屋が狭いんで、探すほどじゃないですが、たまに見失ったりはしますよ。」
私「そっかー、ちなみに見つけるまでの時間ってどのくらい?」
若手SE「そうですねぇ、う〜ん、多分10秒もかかってないと思います」
私「確かに結構早く見つかるんだね、ちなみにリモコンって家に何個ぐらいあるの?」
若手SE「え?なんでそんな事ばかり聞いてくるんですか?まぁいいですけど。TVとHDDレコーダーと、エアコンのと・・・、多分6、7個ぐらいはあるかもです。考えてみたら意外とリモコンってあるんですね。さっきからどうしてそんなにリモコンが気になるんですか?」
私「ごめん、ごめん、リモコンが気になるんじゃなくて、普段使うリモコンのようなモノを探す時間って人生に置いて無駄じゃないかなって思ってね」
若手SE「確かに無駄ですが、たいして時間かからないから気にした事もなかったです」
私「ほんとにぃ?大した時間じゃない?」
若手SE「でた!、その嫌らしい笑い。じゃあ答え教えてください。」
私「では、一緒にフェルミ推定もどきで一緒に考えてみようよ。
もし毎日10秒リコモンを探すと仮定し、さらに君の残りの人生が60年としよう。10秒 x 365日 x 60年としたら、約220,000秒をリモコンを探すことに人生を費やすことになる。サラリーマンであれば、1日8時間睡眠、8時間、プライベート、8時間仕事するとして、リモコンを探す時間はプライベートだよね。だとしたら、約180日間リモコンを探し続けている日々を送っていることになるけど、それって君にとっては大した事がないんだよね?」
若手SE「いやいやいや、思ってたよりも多いんですけど!?盛ってません?」
私「今回はリモコンだからこの程度だったんだよ、君はあの書類どこいったかな?あれどこにしまったかなって家探ししたとき10秒で終わる?」
若手SE「確かに、2・3時間家探ししたり、半日掛りになったりしてた事あります」
私「実は、人は何かを探す、思い出すということを1日平均15分間費やしている。もしプライベートの時間であれば2年分だ。もし20代に何かを探すだけの2年間を費やさなければいけないとしたら、君の20代は有意義かい?
若手SE「お・・考えるだけでも恐ろしく無駄な時間ですね。。。」
私「だろ、そんな君に朗報だ。この本は君の無駄な時間を片付けを通じて減らしてくれる。本に則って実践する事で、まず物理的なモノを減らし、何かを探す人生をゼロにする事が出来る。会社ではこれを研修として、君たち若手に研修として勧めている。やる価値はあるかい?」
若手SE「胡散臭い勧誘部分は除いて、やる価値はわかりました。ぜひやってみたいです。」

〜〜〜〜〜〜〜〜 3ヶ月後 〜〜〜〜〜〜〜〜

私「研修を実践してみてどうだった?」
若手SE「まず母親からあんたどうしたの?フラれたのって疑われました。
それはいいんですけど、確かに部屋から余計なものが無くなると気持ちいいです。そして家に帰ってきた時、綺麗だと自然にニヤけてたりします。
あと気づいたのは、ちょっとでも汚れてたり散らかっているとすごく気になるようになりました。それ以上に帰ってきた時にモノをしまう位置を迷わなくなったのにはびっくりしました。今から考えると何処に置くのかを考えている時間って無駄だったなと感じています。胡散臭い研修の勧誘でしたがやってよかったです。一応部屋の写真ありますがみます?」

彼は誇らしげに、整理・整頓と定位置管理がしっかりなされた部屋の写真を見せてくれた。

我が社の新入社員の皆さんは、この本は経費で購入出来ますので上司に申請をお願いします。購入後の実践レポートをお忘れ無く。


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