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Bizdev組織の立ち上げで意識したこと


自己紹介

DIGGLE株式会社(https://diggle.jp/)でBizdevを担当している橋本です。
今までの経験を簡単に記載すると、スタートアップ数社で、事業グロースのための戦略作りや組織立ち上げや組織作りなどに幅広くかかわってきました。
DIGGLEには2月からjoinして、現在はBizdev組織の立ち上げに関わっています。

DIGGLEが対峙しているマーケット

DIGGLEが対峙しているマーケットは予実管理の市場です。予実管理はその名の通り、予算と実績を管理することを意味していますが、何のために予実管理をするのかというとそれは、経営(事業)目標達成のためです。
事業構造を理解し、各種KPIがどのように連関しているのかを明らかにし、各種KPIを上げるために、どんな戦略、戦術をとるのかを考えながら、目標を設定して、実績をブレイクダウンしながら、どこがうまくいかなかったのかを明らかにし、戦略、戦術、施策の修正をしていくことにあります。
予実管理の重要性については、株式会社LayerXの福島さんの記事がわかりやすかったので、ぜひご参照ください。

記事の目的

本noteでは、新たな組織の立ち上げに関わられているもしくはこれからかかわる方やBizdevとして業務に当たっている方、DIGGLEにご興味をお持ちいただいている方向けに組織の立ち上げで意識した点や重要なポイントだと感じた点を紹介することにあります。
あくまで、自分の体験に基づいており、足りない観点はあると思っているので、ぜひ感想やご意見をいただけますとうれしいです。

組織の立ち上げで意識したポイント

組織は戦略を実行するために存在するので、全社の戦略を実行する上でのボトルネックを明確化した上で、組織として解決すべきことを明確化していきました。
もちろん、中長期的には組織のケイパビリティが変化して、それが競争戦略になることもあると思っていますが、過去の経験からも立ち上げフェーズでは、戦略を実行することを目的に最適化した方が、うまくワークすると感じています。
Bizdev組織と一言に言っても各社やっていることは様々なので、意識したのは会社のミッションの達成に向けて、戦略や組織のボトルネックになってきそうな部分を明らかにし、組織の守備範囲をどこからどこに設定するかという点です。
Bizdevの仕事はfastgrowさんの記事で、説明されているので、以下をご参照ください。

①立ち上げ時にやったこと

(a)事業構造とKPIの整理
各種KPIが事業数値にどう影響しているのかの関連を理解し、ボトルネックを特定しました。短期だけでなく、中長期でボトルネックになりそうな箇所も明確にすることで緊急度が低いが重要度が高いものを明確にすることも意識しました。

(例)事業構造とボトルネック

(b)現行のバリュープロポジションの明確化
過去の商談データをもとに、セグメンテーションを行い、ターゲットを整理して、自社のバリュープロポジションを明文化する方法をとりました。
具体的な方法は過去に書いた以下の記事をご参照ください。

②課題の整理

事業構造の整理やバリュープロポジションを明確にした上で、ミッションとや全社目標の達成に向けて、現状の重要度が高く、既存の組織で拾いきれない課題を以下のように整理しています。

重要度の高い課題の整理

DIGGLEのBizdev組織の役割

上記課題から、当初のBizdevの役割を以下の図のように整理して、役割設定をしています。課題は変化していくので、全社の成長戦略にアラインする形で、柔軟に変えていくことを想定しています。

Bizdevの役割整理

最後に

個人的には組織を立ち上げていく上で重要なのは目的を明確にすることだと思っています。
特に、Bizdevのように、会社ごとに役割が違ったり、職種の定義自体があいまいな場合は、目的次第で業務の優先度や役割次第で取り組むことが変わっていくので、全社を俯瞰して、どんな目的でその組織が存在しているのかを定義していくのが重要だと思っています。
弊社では現在、全方位で積極的に、採用活動も行ってますので、ご興味ある方がいらっしゃれば、ぜひカジュアルにお話しましょう!
該当のポジションがない場合でも一度お話できるとありがたいです。
カジュアル面談はこちら

また、事業開発をやっている方とも情報交換ができればと思っていますので、Xアカウント(kazuhashi888)フォロー頂けますとありがたいです!
最後まで、お読みいただきありがとうございました!


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