キラリ益子人(ましこビト)渡マリアさん

生きるものは、いつか死を迎え
土に還る

死は一定である

そこから逃れられた人は誰もいない

だからこそ「生きること」は尊い
「生きている」と「体験出来ることそのもの」
が「美しい」

しかも「なにかを遺せる」事は
「幸福」なのです。

渡マリアさんの笑顔の中で、天ぷら屋のオッチャンが
帰りの電車で、思ったことでした。

たまたま偶然のタイミングで
「渡マリア」さんの穴窯工房に
お邪魔しました。

昨今は新型コロナ禍でもあり「事前に」
「スケジュール化すること」は本当に
困難であり、今回本当に急に
お会いできる運びとなりました。

渡マリアさんは益子の陶芸家です。
ブラジルから、濱田庄司の「考え」や
「民藝」を学びにやってきました。
日本全国を周り、多くの陶芸だけでなく
日本の文化を学び。
益子に移り住みます。
旦那様も、ブラジルの方です。
最初はマリアさんだけが移り住む
ところからスタート。

33年ほど前にブラジルから日本に来たとき、
茶道を経験しそのときに見た湯呑みやお茶碗に釜など、すべてに衝撃を受け自分で作ることを決心した。



東京で須藤武雄氏に師事。
その後益子にアトリエを構え、
人間国宝の浜田庄司氏の息子晋平氏に
民陶を学び
益子にて穴窯での焼物を始める。
そして、古谷道生氏や鯉江良二氏に師事し
母国ブラジルで穴窯を造り
世界各地で個展を開催しています。

そんな中で震災で穴窯が倒壊します。

「また」「復活」させて
「もうすぐで、火入れ」
そして「時を待って」
いよいよ「焼く」

その前の心境をお伺いすることができました。

YouTubeで、動画に致しましたので
ご覧頂ければ幸いです。

天ぷら屋のオッチャンがiPhone12 ProMaxだけで
撮影し編集しYouTubeにアップしました。


20分の動画になります。

渡マリアさんを通して
「民藝」をあらためて知り
穴窯とはなにか?を
考えてみたい。
そんなシリーズです。

この20分の動画を観ていただき
このnoteで、天ぷら屋のオッチャンのnoteを
観ながら、より、この20分の動画があらためて
深くなる。そんなシリーズになれば幸いです。

「お酒造り」と「陶芸」は
本当に近いところがあります

もちろん、益子の酒で
益子の陶芸家のぐい呑みで
お酒を飲む素晴らしさ。

そのために、知って欲しい
「お酒の肴」である事は
天ぷら屋のオッチャンの
想いではあります。笑顔

そして渡マリアさんを通して
素晴らしい文化を知るそして守る。
そして嗜む

僕らは、なにかできる。

伝えたい。遺したい。
そう思います。

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