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CRM と ERP の両方に対応した世界初の副操縦士「Microsoft Dynamics 365 Copilot」を発表: あらゆる業務に次世代 AI を導入(2023/03/07、ニュースリリース)

※米マイクロソフトからブログ更新のお知らせがニュースリリースで来ました!

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CRM と ERP の両方に対応した世界初の副操縦士「Microsoft Dynamics 365 Copilot」を発表: あらゆる業務に次世代 AI を導入
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※本ブログは、米国時間2023年3月6日に公開された
"Introducing Microsoft Dynamics 365 Copilot, the world’s first copilot in both CRM and ERP, that brings next-generation AI to every line of business"の抄訳を基に掲載しています。
https://blogs.microsoft.com/blog/2023/03/06/introducing-microsoft-dynamics-365-copilot/

チャールズ ラマナ (Charles Lamanna)
ビジネス アプリケーション&プラットフォーム担当 CVP

本日、マイクロソフトは、ビジネス アプリケーションのポートフォリオ全域にわたる次世代AI製品のアップデートを発表します。
これには、複数のビジネス機能を横断してAIによる対話型支援を提供する Microsoft Dynamics 365 Copilot の提供開始 https://cloudblogs.microsoft.com/dynamics365/bdm/2023/03/06/introducing-microsoft-dynamics-365-copilot-bringing-next-generation-ai-to-every-line-of-business/ が含まれます。

マイクロソフトの最近の調査 https://news.microsoft.com/ja-jp/2023/01/31/230131-four-ways-leaders-can-empower-people-for-how-work-gets-done/ によれば、従業員のおよそ10人中9人が AIによって自分の仕事の反復的作業が軽減できることを期待しています。
Dynamics 365 Copilotにより、組織は営業、サービス、マーケティング、オペレーション、サプライチェーンなどの職務に合わせて構成されたAIツールを活用し、従業員を支援できます。
これらのAI機能により、誰もが雑務を減らして自分の仕事の最も重要な部分により多くの時間を費やせるようになります。

CRM (顧客関係管理) やERP (企業資源計画) システムは、長らく顧客や企業のデータソースとしての基幹的役割を担ってきました。
しかし、これらのシステムでは、手作業によるデータ入力、コンテンツ作成、メモ書きなど、負担を要する作業が頻繁に発生します。
Dynamics 365 Copilotは、近年の進化したジェネレーティブ AI を活用し、これらの面倒な作業を自動化し、ワークフォースの創造性を最大限に引き出します。
Dynamics 365 Copilotは、ビジネスユーザーがCRMとERPを最大限に活用できるようにし、イノベーションのペースを加速させ、あらゆるビジネスラインにおける成果を向上します。

・Microsoft Dynamics 365 SalesとViva Salesに搭載されたCopilot機能は、営業担当者が事務作業に費やす時間を劇的に削減します。
AIが、顧客への返信メールの作成を支援し、Teams会議の要約メールをOutlookで作成します。
会議の要約には、製品情報や価格情報など、CRMから得られた詳細情報や、録音されたTeams会議からのインサイトを取り込むことができます。
営業担当者は、1日のうち最大66%をメールのチェックや返信に費やしている https://futurumresearch.com/research-reports/sales-teams-need-a-transformation-microsoft-is-ready-to-deliver/ と言われており、顧客と接する時間を増やすことは、ビジネスに大きな効果をもたらします。

・Dynamics 365 Customer Serviceに搭載されたCopilot機能は、エージェントが優れたカスタマーケアを提供できるよう支援します。
Dynamics 365 Copilotは、ナレッジベースやケース履歴に基づくチャット体験を提供し、チャットと電子メールの両方において、問い合わせの文脈に沿った回答ドラフトを作成し、AIに基づく専門知識をいつでも活用できるようにします。
また、Power Virtual Agentsの会話ブースター機能 https://cloudblogs.microsoft.com/powerplatform/2023/03/06/build-solutions-faster-with-microsoft-power-platform-and-next-generation-ai/ により、顧客サービス部門は、数分でバーチャル エージェントを容易に構築できます。
この機能は、Azure OpenAI ServiceとBingを活用し、選択した企業サイトや社内ナレッジベースの情報に基づいた回答を提供します。

・Dynamics 365 Customer InsightsとDynamics 365 Marketingに搭載されたCopilot機能は、データ探索、オーディエンス セグメンテーション、コンテンツ作成におけるマーケティング担当者のワークフローを簡素化します。

- マーケティング担当者は、Dynamics 365 Customer InsightsのCopilot機能を使用して、自然言語によって顧客データ プラットフォームと対話することにより、高度にパーソナライズされターゲットの絞られた顧客セグメントを選別できます。
マーケティング担当者は、これまで考慮していなかった追加セグメントの提案も受けられます。
この新機能は、複雑な計算に基づき、選択されたプロファイルに適合する顧客のマッチングを行います。

- マーケティング担当者は、Dynamics 365 MarketingのCopilot機能を使用して、自分の言葉で顧客セグメントを記述し、クエリアシスト機能を活用してターゲット セグメントを作成できます。
また、簡単なリクエストに基づいて、新しいメールキャンペーンのコンテンツのためのインスピレーションを容易に得ることもできます。
Copilotは、マーケティング担当者が入力した重要なトピック、組織の既存のマーケティングメール、そして、インターネット上のさまざまなソースに基づいて提案を行い、生成されたアイデアの関連性を高めてくれます。

・Dynamics 365 Business Centralに搭載されたCopilot機能は、オンラインコマース用の商品リスト作成を効率化します。
色、素材、サイズなどの商品属性を使って、オンラインストアの魅力的な商品説明を瞬時に作成できます。
トーン、フォーマット、長さを選択して、説明文をさらに調整できます。
Shopifyをご利用のBusiness Centralのお客様は、数回のクリック操作だけで、説明文付きの商品をShopifyのストアにシームレスに公開できます。

・Microsoft Dynamics 365 Supply Chain Managementのお客様がアクセス可能なMicrosoft Supply Chain Centerの Copilot機能は、サプライチェーンの主要プロセスに影響を与える可能性のある天候、財務、地理などの外部事象をプロアクティブに表示します。
そして、予測的インサイトにより、材料、在庫、輸送業者、流通ネットワークなどで、影響を受ける発注を明確化します。
サプライチェーン管理者は、Dynamics 365 Copilotで自動的に生成されたドラフトに基づいてメールを作成し、影響を受けるパートナーに警告し、潜在的な混乱を事前に緩和することができます。

次世代のビジネス アプリケーションは、ジェネレーティブAIによって変革されようとしています。
ユーザーは、CRMやERPのアプリケーションに、AIを活用した専門知識を提供することをさらに期待するようになるでしょう。
Dynamics 365 Copilotは、AIの最新のブレークスルーをあらゆるビジネスラインに提供し、顧客体験、従業員体験、業務効率を向上します。これらの最新技術をお客様に提供する上で、マイクロソフトのアプローチに不可欠な要素が、AIテクノロジを安全に展開するためのマイクロソフトのフレームワークである「設計思想としての責任あるAI https://news.microsoft.com/ja-jp/2023/02/07/230207-responsible-ai-chatgpt-artificial-intelligence/ 」へのコミットメントです。

本日の発表は、Microsoft 365、Dynamics 365、そして、Power Platformにおける最近のAI機能強化の流れに基づくものです。
これには、月間アクティブユーザー数2億8,000万人を超えるコラボレーション プラットフォームMicrosoft Teams https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2023/02/01/microsoft-teams-premium-cut-costs-and-add-ai-powered-productivity/ の次世代AI機能、Microsoft 365の仕事の流れの中に営業業務の副操縦士を導入し、売り手を支援するViva Sales https://community.dynamics.com/365/b/dynamicsblog-ja-jp/posts/gpt-viva 、市民開発者が自然言語を使ってコードを書けるよう支援するPower Apps https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/05/26/210526-microsoft-introduces-its-first-product-features-powered-by-gpt-3/ などが含まれます。

ビジネス アプリケーション&プラットフォーム担当 CVP エミリー ヒー (Emily He) による、本日のAI関連発表に関する詳細情報は、こちら https://cloudblogs.microsoft.com/dynamics365/bdm/2023/03/06/introducing-microsoft-dynamics-365-copilot-bringing-next-generation-ai-to-every-line-of-business/ を参照ください。
3月16日に、AIによる生産性革新の次のステップを発表するイベントを開催します。
参加を希望される方は、Microsoft LinkedIn のページ https://www.linkedin.com/events/7038508574142074880/about/ を参照ください。

●本ブログの詳細につきましては、日本マイクロソフト広報資料サイトをご覧ください。
https://news.microsoft.com/ja-jp/2023/03/07/230307-introducing-microsoft-dynamics-365-copilot/

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