SAPジャパンとサービスグラント、NPOの課題解決支援を目的にプロボノ活動を実施 (2021/12/9、ニュースリリース)

※本リリースは、SAPジャパン株式会社および認定NPO法人 サービスグラントによる共同リリースです。

+++++
SAPジャパンとサービスグラント、NPOの課題解決支援を目的にプロボノ活動を実施
+++++

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)と認定NPO法人 サービスグラント(事業所:東京都渋谷区、代表理事:嵯峨 生馬、以下 サービスグラント)は、NPO(非営利団体)が抱える課題の解決支援を目的としたプロボノ活動を2021年7月から11月まで実施しました。

SAPジャパンは、同社が重点的に注力するビジネス領域の1つとして、「ナショナルアジェンダ(国を挙げて解決すべき社会課題)」を掲げています。その具体的な活動として、社員一人ひとりが主体性を持ってCSR活動に参画する企業文化を醸成するための「CSR for Everyone」という活動を進めています。「プロボノ活動」は、この「CSR for Everyone」として推進している活動の1つです。

「プロボノ」とは、ラテン語で「公共善のために(Pro Bono Publico)」を意味し、社会的・公共的な目的のために、業務上培ったスキルや専門知識を提供するボランティア活動です。多様な経験とスキルを持つ人々の社会参加と多くの社会課題解決のために、「プロボノ」を推進しているサービスグラントは、3つのNPOとSAPジャパンのコーディネーションを行い、SAPジャパンは、長年培ったテクノロジー、イノベーションの知見や方法論を提供することで3つのNPOを支援しました。

本活動では、SAPジャパン社内の様々な職種、年齢層から集まった18名の有志が3つのチームに分かれて、約3.5カ月間、同社の専門性を活かしながら様々な課題解決に取り組みました。

具体的な活動概要は以下の通りです。

NPO法人ワーカーズ・コレクティブちろりん村(以下、ちろりん村)
ちろりん村は、安心して子育てを楽しめる社会を作るために活動しています。
コロナ禍において、孤立感や不安感の高い母親の支援ニーズが増加している一方、対面イベントの中止等の影響で、ちろりん村では、事業継続のための資金不足が課題となっていました。SAPジャパンは、同団体の事業を継続的に行えるよう、寄付支援増に向けた広報ツール(印刷物)作成を実施しました。

四街道市国際交流協会(以下、YOCCA)
YOCCAは、四街道市を中心に外国人市民の日本語学習や生活サポート、語学、文化交流事業などの分野で活動しています。地域の外国籍住民の増加に伴い、暮らしのニーズも増えていく中で、運営メンバーのリソース不足が課題となっており、業務の効率化は急務でした。SAPジャパンは、同団体が、より多くの外国籍市民の生活をサポートし、地域に根付いた国際交流を実現するための事業を継続的に行えるよう、業務フロー設計(会員情報管理に関わる課題管理および改善提案)を実施しました。

特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワーク(以下、NPO法人WAN)
NPO法人WANは、ジェンダー平等社会実現に寄与することを目的として、女性の情報や活動の相互交流の場を提供しています。主な事業の一つとして、ミニコミ誌の電子図書館『ミニコミ図書館』を運営していますが、欲しい資料の情報の適切な検索、資料に関連する情報へのリンクや他のコンテンツへの誘導ができないなど、ウェブサイトと連動した資料データベースの機能に課題がありました。SAPジャパンは、この『ミニコミ図書館』においてより効率的な資料の研究利用を可能とするための業務フロー設計(データベースの課題整理および改善提案)を実施しました。

SAPジャパンとサービスグラントは、今後も「プロボノ活動」を継続していくことで、社会や経済の発展に貢献していきます。

以上

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がサステナブル・インテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。世界中の商取引売上の87%は何らかのSAP(R)システムを経由しており、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?