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なぜ自己肯定感が重要なのか

自己肯定感が低いと、自分の気持ちが
わかりません。

例えば、就活中の学生が「やりたいことは何ですか?」という
質問に対して、「やりたいことがわかりません」と適当に

答えてしまい自己嫌悪に陥るケースは少なくありません。


そのため、「〜したい」と思っても

「そんなの自分ではできない」「これっておかしいのかな」
と自分で否定してしまい自己嫌悪に陥ります。


そして、否定ばかりしていると「〜したい」という感覚が
減ってきて、自分が本当にやりたいことが何かわからなく

なってきます。


自己肯定感が低い人は、自分が本当にしたいことではなく
べき論を重視しています。

相手の顔色を見ながら、「この人が喜ぶには〇〇をすべき」

「人からよく見られるには、この服装にすべき」

と考えてしまいます。

ここには主体性はなく、ただ他人の顔色や世間体や常識を
意識して流されているに過ぎません。


このように、「べき」で自分を縛っていく人生を
続ければ苦しくなっていきます。


なぜなら、常にありのままでは否定されるべきで
塗り替えていくからです。


また、自分が「べき論」で生きていくと
他人もべきを要求するようになります。


これが対人関係のトラブルの元になります。

「あの人は、ああすべきではない」
「夫とは、こうあるべきだ」

「妻はこうなるべきだ」

というような気持ちが湧いてきます。


一方、自己肯定感が高まると自分のしたいを
大切にできるようになります。


自分の「〜したい」を優先していくと
「べき論」との関係が切れていきます。


なぜなら、主体が自分になるためです。


自己肯定感がある程度高くなれば、「自分は
これがした、やりたい」と自分が主体になってきます。

そして、「自分は〜したい、やりたい」で行動し続けると
達成感や満足感が感じられるようになってきます。

ますます、自己肯定感が高まるという好循環が
生まれていきます。


<まとめ>

・主体的に生きると達成感が生まれる

・べきで生きると苦しくなる

・自己肯定感が高まると「べき」から「〜したい」に変化する


<気づきの質問>

それはあなたにとって「限界」ですか?

それともただの「制約」ですか?




凡人のための情報発信戦略プロデューサー、電子書籍作家。静岡県菊川市在住。主な著書に『noteの賢いマネタイズ術』『電子書籍の賢い活用術』など。