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介護の今後✨

こんにちは、終活カウンセラー×介護福祉士のかずです。

今回は、介護の今後について考えていきます。

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1.超高齢社会の実態

国民の約4人に1人が65歳以上というのが、わが国の現状です。

高齢化率は 28.1%
・我が国の総人口は、平成 30(2018)年 10 月 1 日現在、1 億 2,644 万人。
・65 歳以上人口は、3,558 万人。総人口に占める 65 歳以上人口の割合(高齢化率)は 28.1%。
・「65 歳~74 歳人口」は 1,760 万人、総人口に占める割合は 13.9%。「75 歳以上人口」は 1,798 万人、総人口に占める割合は 14.2%で、65 歳~74 歳人口を上回った。
・令和 47(2065)年には、約 2.6 人に 1 人が 65 歳以上、約 3.9 人に 1 人が 75 歳以上。
                ※令和元年版高齢社会白書(概要版)より抜粋

では、このうち介護が必要なひとはどれくらいいるのか?

⇒正解は「約3割」です。

もしからすると、ちょっと少ないかもと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、65歳以上からという括りで見るとこのような結果になります。

60歳〜70歳代はまだまだお元気なひとも多いのですが、80歳代になるとぐっと介護が必要な人、すなわち介護認定を受けている人の割合が増えてきます。

65歳以上で約3割というと、その子ども世代(=40歳〜50歳代以上)の皆さんの中でも約3割が「親の介護に直面する」可能性があるとも言うことができます。

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2.家族の介護について考える

40歳以上の皆さんは、いつ何時介護に直面するとも限らないということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

では、皆さん、介護に対する備えはされていますでしょうか?

「介護」の問題は、

多くの方がいつか訪れるとは思っていても、ついつい後回しにしてしまいがちなのが現状です。

何もしていないからと言って、焦ることはありません。

これから準備をすれば良いのです。

突然、家族の介護が必要になり、困ることの多くは、

介護が必要になる家族(両親や叔父叔母、祖父母など)のことを知らないということです。

■介護保険証はどこにしまっているのか?

■何か病気はあるのか?飲んでいる薬はあるのか?

趣味、嗜好、人との付き合い方なんかもそうです。

こうしたことを知っておくだけでも、いざ介護が必要になったときに、スムーズに対応できることがあります。

なかなか普段からこういう話をすることには、抵抗がある方も多いかと思いますが、お盆の時期など帰省したタイミングでぜひ話しておかれることをお勧めします。

「先日、こんな話を聞いてさあ、こういうことを確認しておくといいんだって〜」

そんな風に話しを切り出すきっかけにこのnoteがなれたら幸いです。

「介護」や「終活」の情報を堅く、重苦しくなく伝えています! その他、「仕事と介護の両立」や「介護職員のキャリア支援」に取り組んでいます。