おやすみ

こんばんは、大畑カズキです。
ツアーして、働いて、ツアーして、働いて、たまにぼーっとしています。
アルバムセルフライナーノーツ第何弾なんでしょうかね。おやすみ編です。いやはや大名曲ですよこの曲は。

元々イントロのアルペジオだけ、僕の手癖から産まれて弾いていたのが始まりです。

僕が好きなもの。夏、海、リバーブ、コーラス、下降クリシェ、&you。全て入っております。

"行き交う人の影の濃さに
日差しの身勝手さを覚える"

抗いようの無い夏という季節の躍動を綴った一説です。夏に思い馳せ続け、日差しに対し身勝手だと綴った歌詞は今の所他では見た事がないです。

構成としてAメロは完全なる調和、夏という季節への盲信的な情景描写からなっています。

そしてBメロ

"差し当たり、僕が考えてたのは
額に張り付いた前髪"

で外的から内的、すなわち現状のステータスへ目線が移動していきます。

季節は当たり前、皆平等に訪れます。取るに足らないと言えば取るに足らないかもしれません。
ですがそういった部分に浪漫を感じ、季節の躍動に涙が出るのです。

夏はいつまで経っても追いつけない。
そしていつの間にか引っ越して行った友達のように遠くに行ってしまう。最中にいる時、魔法みたいだし、何かを奪い取って行ってしまいそうで少し怖くもある。

夏の正体をいつか解明したい。音楽をする理由の一つです。その解明は引いては僕が惹かれる理由の根源を紐解くという事にもなると思う。僕自身を紐解き、理解を進める。ということになると思う。自分の事が一番わからないから。

"飽きもせず辿って行くから
蒼茫の彼方"

上記で綴った事を二行で表したのが、この結びの歌詞になります。

根源を掘り進める内に、光って見えるものがわかるようになりました。それは自己理解にも繋がっているんですね。マジありがとう。


ツアー残すところ新潟東京です。
皆様に見ていただきたい!よろしくお願いします🤲
また👋

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