見出し画像

グレアムの「ミックス係数」を使えば、割安銘柄がカンタンに見つかる

僕が"どの株を買うか?"を選ぶ基準として、グレアムの「ミックス係数」というものがある。

これは「PER(株価収益率)×PBR(株価純資産倍率)」から示されるもので、"バリュー投資の父"とも呼ばれるベンジャミン・グレアムが提唱したもの。

グレアムは、「PER×PBR<22.5」となる銘柄への投資を推奨している。

ミックス係数はカンタンに弾き出せる指標でありながら、企業の収益性と資産の両面から割安かどうかを判断できるため、バリュー投資家のあいだではよく使われている。

僕もこのミックス係数を銘柄選びの基準にしていて、ミックス係数が「11.25(グレアムのものより、さらに半分の値)」より低くなる銘柄を買うようにしている。

ミックス係数は低ければ低いほど割安なのだが、あまりにも低い場合には銘柄になんらかの問題(リスク)があることも多い。

そのため、最終的には他の指標と合わせて判断するべきだが、最初のスクリーニングには十分使えると思っている。

「どうやって割安な銘柄を選んでいいか分からない」という人は、ミックス係数を参考にしてみてもいいかもしれない。

ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』は、初版発行から約70年が経った今でも世界中の投資家から読み続けられている大名著。

これから投資を始めようという人は一読するのがおすすめ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?