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人に投資を勧めるのは難しい

ときたま、家族や友人など身近な人たちに投資を勧めることがある。
「投資をやらない人生よりも、やっている人生の方が確実に豊かな人生になり得る」と心の底から思っていて、それ故に自分自身も投資をやっているし、身近な人にも金銭的に豊かになってもらいたいから、勧めている。
だが、投資を勧める、という行為は非常に難しい。
例えば、僕は優待バリュー株を中心に投資しているが、自分が買った銘柄をそのまま勧めたところで、必ずしもそれが上がるとは限らない。
下手をすれば、買った直後に悪材料がどんどん出てきて、大暴落…なんてこともあり得る。
投資は自己責任、とは言っても、自分が勧めたものをかってもらって、身内に損させてしまうのはバツが悪い。
個別銘柄に限らず、手法や商品など、投資というのは先が読めないため、どれを勧めたとしても損をする可能性がある。
もちろん、損をするリスクを取っているからこそ、リターンも得られるのだが。
そんなこんなで、「投資はやった方がいいよ!」と人には言えるのだが、具体的なアドバイスはほとんどできないことがしばしばだ。
せいぜい、「NISA口座は開いておいて損はないよ」「老後資金を貯めるためなら、節税にもなるiDecoがおすすめだよ」とか、当たり障りのないことしか言えない。
うーん、人に投資を勧めるにはどうすればいいのか。

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