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海の近くで暮らしたい #3

3回目となる本投稿では、実際に内見に行った話を書いていきたいと思う。

まずは小田原である。この土地、内見をするために動いたのだが予想以上に人気のエリアらしい。。。お調べいただければわかることなのだが、都内などに比べると中古物件でさえもほとんど見当たらない。ということで唯一見つかった良さそうな物件があったので申し込みをして、その際にほかの物件も聞いてみようということに。真偽のほどは定かではないが、サイトに掲出しているのは限定的で、実際には不動産業者には角度の高い人向けに隠し(?)物件を持っていると聞いたことがあったからだ。

はじめての内見

さて、いよいよ内見当日。いつもサップを載せて車で行くので電車で行くのは何気に久しぶりである。小田原はJR線(上野東京ライン)と小田急線、そして新幹線が通っているので東京の各方面からもアクセスが良いのが特徴だ。今回は上野東京ラインを使って、ちょっと贅沢にグリーン車に乗ってのんびりと行くことにした。

現地マンションの前で待ち合わせをしていたが、少し早く着いたので街を見て回ることに。駅周辺をぶらりするのはじつに10数年ぶりで変わっているところ、変わっていないところがたくさんあった。

まず小田原駅の東口を降りて右側にそびえ立つ建物が目に入った。「万葉の湯」で有名な万葉倶楽部が2020年4月に立てた「ミナカ小田原」である。

ミナカ小田原

テイクアウトやイートインが可能な複数の飲食店や土産物やが立ち並び、城下町である小田原の雰囲気も感じさせる外観で楽しげな施設である。銘店として有名な「小田原おでん本店」も入っていた。

蛇足だが、万葉倶楽部は温泉施設のイメージが強いと思うがその前身をご存じだろうか?じつは元々熱海にあったDPEいわゆる写真店から始まっているのである。写真店から温泉施設への転身とはまったく異なる世界の話に思えるが下記の記事を見るとなんとなく納得してしまう。リンクを貼っておくので興味があればご覧あれ。

「写真プリントから温泉施設へ」

さて、そんな「ミナカ小田原」で軽く腹ごしらえをして、いざ内見へ。某大手不動産仲介の会社に案内されて行った物件は築22年の中古だったがフルリフォーム済みでかなり綺麗。小田原にしては10階以上の高層階なので廊下から海も見渡せた。部屋から見ることができないのがマイナスポイントだが、間取りも3LDKでなかなかの広さ、さらに1階に共住者専用のロッカーもあり、趣味に生きる私にはかなりありがたい付属品である。

こちらの中古物件、内容的にはかなり魅力的であったのだが結論からいうと見送りとなった。理由としては中古のわりに金額が高すぎるのが一番のネックだった。正直なところ新築とほぼ値段が変わらず、それを仲介業者に尋ねてみるとフルリフォームのため、どうしても高くなってしまうとのことであった。

後ろ髪をひかれつつ、この物件をあきらめ、その他の物件があるかを聞いてみると私の検索した情報と同様で小田原にはなかなか中古物件が出ないとのことであった。それでも1件あるそうなので案内をしてもらったが、相応の経年劣化と内装も「うーん」という感じであまり心には響かなかった。

仲介業者と別れ、さて困ったと思案をしながら気分転換にとりあえず小田原駅周辺をうろついてみることにした。

次回はその後に出合った物件の話を書いていきたいと思う。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!

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