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【今日の一言まとめ】中国から見るビジネスモデル3選①

1、Zenlyに続き「位置情報SNS」時代が到来か。WeChatはもう古い? 

最近中国のSNS業界事業はトレンドが移り変わりつつある。

そのトレンドとは位置情報サービスを活用したマッチングアプリである。

最近中国でローンチされた位置情報SNSは3つある。

1) Spot
友人の現在地をリアルタイムで確認し、アプリ内で交流ができるサービス。ショート動画やスタンプ、音楽データなどを共有できるほか、自分自身の現況や所在地を地図上で公開することができる。友人は微信、QQ、アドレス帳から招待できる。UIデザインに優れ、地図を拡大すると3Dで表示されるのが魅力だ。
2) Alice(ベータテスト前段階)
性別とハンドルネームを登録するだけで利用できるサービス。地図上の任意の位置にチャットルームを開設できるほか、現在地に近いチャットルームを人気順、新着順などで表示できる。各チャットルームでは近隣に関する情報交換をしたり、イベントや関連の話題を共有できる。古くなった情報を排除するため、それぞれのチャットルームは設立後100秒で閉鎖される。
3) 大茄来
居住エリア付近の住人とつながることができる「ご近所SNS」。居住地だけではなく、よく行く場所でも登録できる。各コミュニティで地域の情報を共有できるほか、自身の趣味や関心をタグ登録しておくと、同じ嗜好の仲間を探せる。

SNSに飽きて新規性を求めることは様々な国の人に共通して言えるだろう。しかし、中国人は内向的な人が多い傾向があり友人でもない他人に関心がない。つまり、なんでもできるWeChat的存在ではなくどれだけ個々人のニーズにコミットできるサービスを展開できるのかが大切になると考える。

2、中高年女性の社交力に着目 シルバー経済に切り込むソーシャルEC「愛風尚」

中高年をターゲットとした「シルバー経済」が中国で活況となっている。1960~1970年代生まれ(40~59歳)が中高年と呼ばれる世代に足を踏み入れ、彼らに向けたプラットフォームやブランドが次々と生まれているのだ。

理由は2点ある。

・中国の中高年はITリテラシーが高く、消費能力も高い。

・中国の中高年はオピニオンリーダー的存在のコミュニティ形成をする。

インターネットに精通している中高年の購買行動に着目し団体購入をするという日本では考えにくいビジネスモデルであると考える。

3、農業知識の短編動画でマーケティングをサポートする「蜜蜂TV」

農業知識を紹介する短編動画プラットフォームの「蜜蜂TV(BEETV)」が「巔峰旅投(DAVOST INTELLIGENCE)」から約1000万元(約1億6000万円)の資金調達を行った。同資金は市場でのプロモーション強化やIT分野の研究開発、組織作りに充てられる。

農業分野でのユニークなマーケティングツールが中国でリリースされた。

中国国内では農作物だけでは差がほとんどないため、売り手はより多くの人にブランディングをすることが安定して商品を市場に提供できることが繋がる。その課題を、動画で解決していくビジネスモデルだ。また、村単位での利用もできることからより多くの農業従事者を集めることができ、より広くの場所に認知できるようになっている。

今後はサービス上で決済できる仕様になれば農業従事者にとって類を見ないサービスになるだろう。

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