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新卒1年目、24歳の僕が会社を立ち上げた思いとそのきっかけ。

 

初めまして!
関西の大学を卒業し、
福岡に来て、現在新卒1年目の藤田一輝です。

”社会問題解決を他人任せにしない社会”を実現するための会社を立ち上げました!


藤田一輝とはどんな人なのか?
なぜ24歳で会社を立ち上げたのか?
何を実現したいのか?

自分なりの決意表明です。
最後まで閲覧いただけると幸いです。

・世界の現状を目の前にした高校3年〜大学まで
・なぜ社会問題を解決しないといけないのか?
・社会問題解決が他人任せになっている現状
・社会問題解決を他人任せにしない社会を作るための3つの壁

世界の現状を目の前にした高校3年〜大学まで

高校3年まで
サッカーボールをひたすら追いかけていた青年でした。

そんなサッカー好き青年が
国際協力に興味を持ったきっかけが、

修学旅行で行った、発展途上国のタイです。


初めての発展途上国ということもあり
今まで日本しか見ていない僕にとっては驚きの連続でした。

蛇口をひねれば飲み水が飲める
寒い時は暖房をつけ、暑ければエアコンをつける
お腹が空けばコンビニに行く

日本で当たり前の事が海外では当たり前ではなかったのです。


一番印象に残っているのが、
「バナナを売っていた小さな女の子の表情」です。

発展途上国では観光客に対して
お菓子や土産物を子どもが売りの来ることが一般的。

当然、僕も観光地に行くと
子どもたちが物を売るため走って来ます。


そんなある日のこと、
いつも通りに観光地につき、歩いていると、
1人の小さな女の子がカゴいっぱいのバナナを運んでこっちに来ました。

いつも通り買わずにそのまま歩いて行くと、
小さな女の子がいきなり
僕の顔を見つめ、ツゥーと涙を流しながら「〇〇ドル、〇〇ドル」と訴えてきました。

僕は結局バナナを買わずにその場を去りましたが、
あの女の子の涙はなんだったのか。

「売るための涙」
「お金がなくて困っているから助けてほしいという涙」


どっちの涙だったのかはわかりませんが、
あの表情は今でも僕の脳裏に焼きついています。


修学旅行の内容は
貧困層の家庭に安全な住居を提供する事で現地の人の力で自立してもらうプログラムでした。

自分たちが行ったこととしては、
セメントを作り、レンガを積んでいき、家の壁を建設する作業でした。

英語が苦手だった僕は
現地の方となかなかコミュニケーションを取ることが出来ませんでしたが、
メンバーと力を合わせて汗だく、泥だらけになりながら活動しました。
(作業内容は正直誰でも出来るようなものです。)

ようやく家が完成し、
現地の方に家を引き渡す際に、オーナーさんの笑顔を見ると、
つい感極まってしまい、号泣しました。

一緒にいた友達からは
「雨が降ってきたんかなと思うぐらい泣いてたな。笑」と言われたぐらい、、

直接的に人の役に立つことが出来た喜び、
今後オーナーさんと会うことが出来ない悲しみ、
本当にこの人たちの為になったのかという不安、
様々な感情が押し寄せ、涙が止まりませんでした。

この修学旅行によって
世界には困っている人がたくさんいる事
自分にも困っている人に対して出来る事があるということを知ったのです。

その経験以降、
社会問題や国際協力に興味を持ち行動するようになりました。

大学時代は
東北、熊本、広島などのボランティア活動、講演会やNGOの活動などを行ってきました。

特に力を入れたのは、
カンボジアの教育支援を継続的に支援している団体の活動です。

日本で
カンボジアの教育支援を行うための資金集めための広報や営業をしていましたが、なかなかうまくいかない日々を過ごしました。

活動していく中で
日本では社会問題を知る機会があまりないのではないかと思うようになりました。

知らないため、どうしても共感できないし、他人事になってしまいます。

もっと、多くの人に社会問題(日本の社会問題も含む)を知ってもらう必要があると強く思うようになりました。

なぜ、社会問題を解決しないといけないのか?

高校、大学の間に
東南アジアやアフリカの貧困地域に生活している人など
沢山の社会問題を抱えている当事者の方と出会いました。

その方々の背景を理解すると
その人たちを本気で助けたいと思いました。


なぜかというと、、


生まれる環境は選ぶことが出来ないからです。
 

僕は日本という恵まれた環境に生まれただけ。

もしかしたら、
スラム街に住んでいたかもしれない。
もしかしたら、
毎日家のお手伝いをし、学校にいけない状況だったかもしれない。

そう、僕は偶然日本に生まれただけです。

一方、社会問題を抱えている人は
望んでその環境を選んでいるわけではありません。
 

そう考えると
日本に生まれてラッキーなんて思う人も多いと思います。


けど、一旦立ち返って考え直して欲しい。


あなたはラッキーかもしれないが、社会問題を抱えている人たちはどうなるんだろう。

当事者である本人が抱えている問題を解決しないといけないという、自己責任論で済ましていいのか?


僕は「それではだめだ。」と声を大にして言いたい!! 


そもそも社会問題って社会の問題である。

社会は市民で構成されており、
市民はあなたたち一人一人です!

つまり、
社会の問題はみんなの問題でもあります。

そして、
当事者の人が解決できる問題は社会問題になっていません。

社会の問題を解決するためには、
当事者以外の人たちが
その問題に対して問題意識を持ち、行動することが必要です!


そのために
”社会問題を他人任せにしない社会を実現する”ための会社を作りたい!

そういった経緯から会社を作るようになりました!

社会問題解決が他人任せになっている状態

では、日本の現状を確認してみましょう。

社会問題は、社会や政治と密接に関わっています。

しかし、
日本では社会、政治離れが広がっており
社会問題解決を他人任せにしている状態になっています。

日本は欧米諸国や韓国と比較をした時に、

選挙やボランティア、寄付などといった社会的な行動をとる人が少ない状況にあります。

例えば、選挙の投票率。

下のグラフは衆議院選挙における年代別の投票率の推移を示しています。

昨年の衆議院議員選挙の投票率は53.68%と、およそ2人に1人しか選挙に行っていない状況にあります。

ちなみにこれは戦後2番目に低い数値とされています。

(引用:明るい選挙推進協会 )

一方で、欧米諸国はどうでしょうか?

(引用:明るい選挙推進協会)

こちらが北欧のスウェーデンとの投票率の比較です。

全年齢の投票率は80%超え。

日本と大きく差が開いていることが分かります。

また選挙以外の社会的な活動を見ても、
参加する人の割合は少ない状況にあります。

(引用:低下する日本人の政治的・社会的活動意欲とその背景、NHK)

では
日本人、個人の問題か?僕はそうは思いません。

様々な要因があり、
社会問題解決に関わる人が増えない現状が日本にあります。

社会問題解決を他人任せにしない社会を作る3つの壁


どうすれば社会問題解決を他人任せにしない社会を実現することが出来るでしょうか? 

僕は「3つの段階」があると考えています。 

1つ目は、「認知」の壁。 

人はなんでも知ることからスタートします。

日本人は社会問題に対して無関心だという人がいますが、
無関心ではなく”未認知”の状態だと考えています。

ただ単に知らない。わからない。
つまり”意見を持っていない状態”です。

例えば、
あなたが全く興味がない難民問題について質問されたとしても、
あなたは難民についての問題点を答えることは出来ません。

これは
知らないものに関して問題意識を持つことはできないからです。

そのため、
社会の現状を認知し、自分の意見を持ってもらう必要があります。

2つ目は、「関心」の壁。 

知っていることが全て自分事化させているわけではありません。

人は関わりのないものには関心を持つことが出来ません。

例えば、
家族の1人に社会問題を抱えている当事者がいたとすれば、あなたはどうするでしょうか?

多くの方は、どうすれば問題を改善できるかを考え、行動します。

この状態は
その問題を自分事化している状態です。

一方で、
ある団体が道端で、アフリカ貧困層支援のための募金を呼びかけていたとして、
あなたは募金するでしょうか?

なかなかピンとは来ることが出来ず、
出来たとしても少額の募金ではないだろうか?

遠いアフリカの出来事に対して
"当事者意識"を持つことは難しい。

相手の顔が見えず、
関わりのないものに対しては
どうしても、「他人事」になってしまいます。


ただ、
海外では教育内で社会や政治の話があり、
日常生活の中でも社会問題は身近な問題として認識されています。

一方
日本では社会問題と関わる機会が少なく、
自分とは関係のない、どこか遠い問題として認識されています。

そのため、
 少しでも関わりを増やし、
関心を高めることによって自分事化する必要
があります。

3つ目は、「行動」の壁。 

関心が高まり自分事化出来ていたとしても
身近に行動先がなければ行動することは難しくはないでしょうか。

日常生活の導線上に行動先があれば行動は可能だが、
社会問題解決のために行動するとなれば日常にプラスアルファとなり、ハードルが高くなります。

そのため、
誰もが簡単に行動できる行動先を提示する必要があります。


以上の
「認知」「関心」「行動」の壁を打破するための事業を行っていきます。

 

そして
まずは2019年3月上旬頃

1つ目の「認知」の壁を打破し、
社会に対して自分の意見を持ってもらうための

”みんなの意見を知ることができる"ニュースアプリをリリースします!
 
詳しい詳細については後ほどアップしますので、
ぜひチェックのほどよろしくお願いします!


藤田一輝(フジタカズキ)
Tomoshi Bito株式会社 
新卒で社会起業家に挑戦中
      
”社会問題解決を他人任せにしない社会”を実現するための仲間も募集中!
 お問い合わせはこちら
  →kazuki071150@gmail.com

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