心を動かすのはAIにはできない、超AI時代における生存戦略

キャッチコピー
今後AIが100年はできないことをやり続けている男 佐渡島庸平

3行リード
「結局、人は体験した事しか描けないよね。」人の心を動かす作品に必要なものは、その人の心が動いた原体験やその時の感情の動きであると佐渡島は言う。
今のAIにできない事にフォーカスしているコルクのコンテンツの作り方とこれからの生存戦略を聞いてきた。

# 章だし
## 「心を動かす」コンテンツの作り方
 「心を動かす」という企業理念で経営されているコルク
 編集に必要な事はマッピングする事(自分の軸と社会の目線)である。
 コンテンツをただ創るのではなく、コンテンツの前後のコンテクストまで含めてストーリーを作る

## 今の時代がどうなっているのか?
 インターネット/SNSで様々なものの垣根が溶けてきている
 世界がなめらかになってきていて、メジャーなもの以外も届けられるようになってきた

## AI等の技術が進化してきた時に変わる部分と変わらない部分
 AI等の技術によってできる事は増えたし、生産性を上げる等が非常に有効である
 ただ、AIができる事はまだサジェッションでしかない
 「心を動かす」作品を作るのにには結局表現者が体験し、感情がどれだけ動いた経験をしたか等といった部分である
 人は結局体験した事しか描けない。AIが感情を持たない限りは、AIに人を感動させる事はできない。

## その時代にどうすればいい?
 自分の軸を見つけて、そこを磨く。
 その中で社会とのマッピングをシャープにしていく。
 編集力をつける。

## 最後に
 これからのAI時代、AIができる事がとても増えてきており、我々はAIの社会実装を進めている。AIでできる事はAIに、人間ができる事は人間に、という意味でストーリーを作るという部分はまだまだ人間が置き換わられる事はないだろう。
逆にAI等の技術進化によってただ作るだけの部分はローコストにできるようになりさらにこのストーリーの経済価値が上がっていくであろう。


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