2019年 J1残留に挑む大分トリニータ予習帳

(※2019.01.29 ティティパン選手追記しました)

2018年までの大分トリニータについてはこちら↓

前回のエントリーでも、選手たちの移籍や引退を経てチームは新しく生まれ変わっていくのだろうという話を書いたが、J1昇格となった今季はやはり大幅な入れ替えが行われた。

馴染みの深い準主力級の選手たちも容赦なく放出されたためサポーターの心情としてはやりきれないところもあるが、前回降格時の惨敗も踏まえてJ1がそれほど甘い戦場ではないことも、これがJ1残留にむけてチームの本気度の表れであることもまた理解している。

せっかく刷新されたチームなので自分自身の予習も兼ねて今季の大分トリニータについてまとめてみた。

今季の補強について

大幅な入れ替えが行われたと書いたが、基本的に昨季主力選手の放出はなく純粋にチーム力の上積みに成功した印象だ。
J1の中で最も予算が低水準のチームなので強化費も限られており、有名なスター選手や強力な外国人選手を獲得することは難しいが、J2オールスターズとも形容されているように、昨季J2でブレイクを遂げて個人昇格待ったなしといった選手たちを効果的に補強できたと思う。

2018年の大分と言えば年間76得点を叩き出した攻撃力が印象深いが、4人の選手が2桁得点を上げていることからも分かるように、突出したスーパーエースに頼ることなく、GKやディフェンスラインも含むチーム全体で縦横無尽にボールを繋ぎ、どこのポジションからも決定的な場面を創出できる片野坂監督の戦術がその真髄だった。

今季も個の力よりは組織力で戦うことが基本の考え方になると思われるので、昨季の主力と戦術をベースに多くの新加入選手をどれだけうまく融合させられるかが鍵になりそうだ。

ゴールキーパー編

片野坂トリニータでプレーしたGKは足元がうまいと評されることが多いが、昨年の高木だけでなく一昨年の上福元まで遡ってもシーズン序盤は相当微妙な足元のミスや拙い連携があったように思う。
戦術の特性上、一定のリスクはやむを得ないと覚悟を決め、我慢しながら追求し続けた連携とプレーの質がシーズンを戦う中で研ぎ澄まされていった印象だ。新加入の選手たちも正GKの座を射止めるためにはまずチーム戦術への適応が求められるだろう。

1. 高木 駿(3年目)
2018年はシーズンを通して正GKとしてゴールマウスを死守。
元からシュートストップの能力は高かったが、最後方のパス回しから時には最前線へ決定的なロングフィードを送る攻撃の起点としても活躍した。
監督の方針でもあるようだがハイボールには躊躇なく飛び出すため、出遅れることがほとんどなく昨季は空中戦で負けたところを見た記憶がない。
強力なライバルがひしめくGK陣の中で今季も守護神の座を守れるか。
21. 小島 亨介(新加入)
今季早稲田大学から新加入したルーキーで、東京五輪を戦うU-21日本代表の正GK。
ポテンシャルについては疑う余地がなく、足元の技術の高さも片野坂トリニータの戦術向きと言える。
五輪に向けて弾みをつけるためにもルーキーイヤーから正GKの座を掴み取りたい。
22. ムン キョンゴン(3年目)
大分トリニータ唯一の外国籍選手。
(※2019.01.29追記:ティティパン選手加入により唯一の外国籍選手ではなくなりました)
世代別の韓国代表経験者で、高い身体能力を誇る。
昨季は天皇杯の1試合しか出場経験を積めなかったが、リーグ戦でも大半の試合でサブキーパーとしてベンチ入りし、GK陣の中での序列は高い。
31. ポープ ウィリアム(期限付き新加入)
今季、川崎フロンターレからの期限付き移籍で加入。
父親はアメリカ人だが日本国籍でアンダー世代の日本代表選出経験もある。
期限付き移籍であることも踏まえて現時点では第4GKの位置付けだとは思うが192cmの恵まれた体格には期待が高まる。
ミドルネームは良郎。ポープ良郎ウィリアム。

ディフェンダー編

2018年は鉄人・鈴木義宜を中心に3枚のCBが後方からゲームを組み立て、守備だけでなく攻撃面でも重要な役割を担った。
右サイドは刀根が負傷離脱した後も岩田と途中加入の岡野が十分すぎるほど穴を埋めたが、左に関しては福森が離脱してしまうとWBの星との連携がうまくハマらなくなりサイド攻撃が行き詰まってしまった。
今季は天皇杯に加えてルヴァンカップも控えているため、鈴木のバックアップも含めて新加入選手に期待がかかる。

3. 三竿 雄斗(新加入)
今季、鹿島アントラーズから新加入した左サイドのスペシャリスト。
パーマは失敗ではありませんという名言を放ち、一躍我々トリサポの心を鷲掴みにした。
グロインペイン症候群に悩まされたこともあり、鹿島では出場機会に恵まれなかったが、手薄だった左のCBとWBを埋める重要なピースになりそうだ。昨季のチームはセットプレーが不振だったこともあり、プレースキッカーとしても期待が高まる。
日本代表の三竿健斗は弟。
5. 鈴木 義宜(6年目)
今シーズンのキャプテンを託された不動のディフェンスリーダー。
昨季は3バックの中心に抜擢され、当初はやや不慣れな面も見えたがシーズンを通して大分の守備を統率し、J1昇格の立役者となった。
大卒新加入時から目立った怪我もなくコンスタントに試合に出場し続けるタフさは驚異的。
頭でも足でも得点を取れるシュートセンスが地味に光るので、昨季は1ゴールに終わったがセットプレーをはじめとした攻撃面での貢献にも期待したい。
6. 福森 直也(5年目)
片野坂戦術の屋台骨を支える貴重な左利きのCB。
一昨年までは比較的プレッシャーに弱く、ハイプレスを受けるとバックパスに逃げて危機を招く場面があったが、昨季はその弱点を克服して安定したプレーを見せた。
毎試合スタッツ上では常にパス数上位に位置し、バックラインでのパス交換から速攻への切り替えを狙う他、局面によっては自らも怒涛のオーバーラップを見せる。
16. 岡野 洵(期限付き加入2年目)
昨季途中から千葉からの期限付き移籍で加入。
移籍や負傷離脱で手薄になった右のCBポジションで試合終盤のクローザーとして存在感を見せた。
187cmの高身長を活かしてゴール前で体を張れる上に、スピードに乗ったオーバーラップで攻撃参加もできるため、サイズに劣る岩田からCBのポジションを奪う可能性は大いにある。
東京五輪世代だがしばらく代表招集からは遠ざかっており、J1の舞台で実力をアピールしたい。
19. 星 雄次(2年目)
2018年は新加入ながら左のWBとして定着し、5得点を上げる活躍を見せた。
本来は右利きだが左サイドを主戦場とし、スピードを活かした攻め上がりだけでなく独特なボールタッチで密集の中をすり抜けていくドリブルも相手チームの脅威となる。
左サイドをえぐった後、右足に持ち替えてクロスやシュートを放つ姿が多く見られたが、若干ワンパターン化してしまって相手DFに読み切られる場面もあったため、今季はよりバラエティに富んだ仕掛けを見せてほしい。
29. 岩田 智輝(5年目)
大分トリニータユース出身の生え抜きで東京五輪世代。
昨季前半は出番に恵まれなかったが、刀根の負傷離脱をきっかけに定位置を掴み、数多くの攻撃参加と正確なクロスで決定機を演出した。
元々はSBの選手であり、CBとしてはサイズに劣るため空中戦で狙われる場面もあったが、現時点では松本怜との連携が最も洗練されており、引き続き右CBのファーストチョイスになりそうだ。
昨年は代表招集から遠ざかっており、東京五輪に向けて存在感を見せたい。
39. 庄司 朋乃也(期限付き新加入)
セレッソ大阪からの期限付き移籍で今季加入したU-21日本代表DF。
2017年以降はJ2ツエーゲン金沢に期限付き移籍しており、大分の選手たちともしのぎを削った。
対人に強くカバーリング能力に長けているため鈴木義宜のバックアップとして期待が高まるが、3バックの中心で定位置を掴むためには鈴木の高い壁を超えなくてはならない。
また大分の戦術上、左右のCBにもWBと連携した攻撃参加が求められるが、本人は4バックの中心でゴール前に立ちはだかる印象のほうが強いため、どのポジションで起用されるか、戦術にうまく馴染めるのかはまだ未知数。
41. 刀根 亮輔(2年目)
大分トリニータユース出身、数々のチームを渡り歩いた後に昨季大分へ復帰した。
安定した守備力と気迫あふれるプレースタイルが魅力で、昨年前半は定位置を掴みかけたが負傷のため無念の戦線離脱を余儀なくされた。
岩田や岡野など若手の台頭に加え、今季はCB陣も選手層の厚みを増したため厳しい競争を勝ち抜くことが求められる。

ミッドフィールダー編

昨季は丸谷がボランチの定位置を確保したが、今季の面子を見てもやはり丸谷が軸になりそうな印象。昨季をベースとするならばダブルボランチが予想されるが、他のポジションと比較するとやや選手層が手薄な印象で鈴木惇や宮阪のような正確なロングボールを蹴るタイプの人材は見当たらない。丸谷の相方が誰になるのか注目が集まる。
ウィングバックについては戦術の要でもあるが、左右ともに手薄だった選手層が厚く強化された。昨季同様右サイドは松本怜がファーストチョイスになりそうだが、左サイドは競争が激化しそうだ。

4. 島川 俊郎(新加入)
甲府から今季新加入。
CBとボランチでプレー可能な守備寄りの選手だが、豪快なミドルシュートを叩き込んだ昨季熊本戦の印象も強烈だった。
J2で華々しい活躍を見せた他の新加入選手と比較するとどうしても地味にうつるが、ユーティリティ性もあるし案外先発やベンチ入りで定着する可能性がある気がしている。
7. 松本 怜(7年目)
縦への高速突破と鋭いカットインを使い分け、昨季は4ゴールのほかチーム最多の10アシストを上げた大分のダイナモ。
50Mを5.8秒で走り抜ける快速と連戦を戦い抜くスタミナを兼ね備えている上、左右どちらの足からも精度の高いボールを蹴ることができる。
周囲の選手とバランスをとりながらの連携も見事で、右サイドで不動の地位を築いている。守備への貢献度も高い。
同一チーム(大分)にてJ3, J2, J1全てのカテゴリーでゴールを決めた初めての選手。
8. 丸谷 拓也(2年目)
大分の中枢を担い、守備と攻撃のバランスを取る不動のボランチ。
相手の攻撃を効果的に潰す守備と、前線へのリンクマンとしての役割を両方高いレベルでこなすことができる。
昨季は2ゴールに終わったが、試合終了間際の決勝点など試合を決定付ける勝負強さを見せ、チームをJ1昇格へと導いた。
今季もボランチのレギュラー候補筆頭となる。
11. 馬場 賢治(2年目)
昨季途中からキャプテンを託されたベテラン。シャドーの一角として2度のハットトリックを含むチーム最多タイの12得点を上げた。
チーム最年長となったが前線からの献身的なチェイシングは健在で、今季も3-4-2-1システムならばトップ下のポジションに入ることが予想される。
先発でも途中出場でも高いパフォーマンスを発揮することができるが、更に競争力を増した前線の中で存在感を発揮できるか。
14. 小塚 和季(新加入)
J3, J2で猛威を奮った天才が再びJ1の舞台に挑む。
昨季J2の中では紛れもなくトップクラスの逸材で中盤の選手ながら6得点を上げた。
ボランチやシャドーの位置でプレーすることができ、特に前線での多彩なアイディアが持ち味。味方を活かすだけでなく自ら決定的な仕事ができる。
やや調子の波があるものの、パス・ドリブル・シュート全てにおいて高いレベルにあり、安定したパフォーマンスを発揮できれば今季のキーマンとなりそうだ。今季の目標は2桁アシスト。
20. 小手川 宏基(3年目)
大分ユースの同期である元日本代表の清武弘嗣としのぎを削り、かつて17歳という年齢でJ1デビューを飾った生え抜きテクニシャンも29歳となった。
ヤマザキナビスコカップ(現:ルヴァンカップ)優勝当時を知る唯一の選手。
ボランチおよびシャドーの位置で使われることが多かったが、どちらかと言うと使うより使われる方が輝きを放っていた印象。
昨季序盤は出番に恵まれなかったが徐々に存在感を発揮し、決定的な場面を創出するとともに自身も4得点を上げる活躍を見せた。
攻撃的なポジションに多数強力なライバルが加入したが、恵まれた才能に加わった豊富な経験値で違いを見せたい。
25. 小林 成豪(新加入)
ヴィッセル神戸でプロデビューし、昨季は山形へ期限付き移籍して才能が開花。キャリアハイの12ゴールを上げるなど獅子奮迅の活躍を見せた。
清本拓己を更に力強くした印象の選手で、推進力のあるドリブルに加えてダイナミックなフォームから放たれるパワフルシュートが持ち味。
シャドーの位置での起用が前提と思われるがウィングバックの位置でもプレー可能で期待度は相当高い。
28. 坂井 大将(期限付き移籍復帰)
各年代別の日本代表でエースとして君臨し、前線への飛び出しと正確なボールタッチを持ち味とする大分の至宝。
2014年には「次世代の世界の若き才能40人」に日本人選手として唯一選ばれた他、同年ブラジルW杯を戦う日本代表に帯同してトレーニングパートナーを務めた。
東京五輪で日本代表を率いることは間違いないと思われたが、ここ最近は出場機会が限られ、フル代表デビューを果たした同年代の堂安律などに遅れをとった感は否めない。
J1の舞台で再び輝きを放ち、日本を代表する選手になってほしい。
32. 前田 凌佑(3年目)
ヴィッセル神戸からの期限付き移籍だったが、今季より完全移籍で大分に加入。
加入当初は目立った特徴を見せられなかったが、昨季終盤にボランチでレギュラーポジションを掴んでからは、華奢な体格に見合わないハードな守備で相手の攻撃の目を摘み、潰し屋としての片鱗を見せた。
得点こそ挙げられなかったが攻撃面でのセンスも光り、まだ年齢も若いことから将来が楽しみな選手の一人。
強力なライバルたちが加入する中、J1でも活躍が見せられるか正念場のシーズンとなる。
38. 高畑 奎汰(新加入)
大分ユースから今季昇格したレフティ。
キック精度の高さが持ち味で、細身ながらパンチ力のあるボールを蹴ることができる。
MF登録となったがユース時代は主にサイドバックとして活躍したため、ウィングバックとしての起用が想定される。
層が厚くなった今季、し烈なポジション争いにもまれて切磋琢磨しながら成長する姿が見たい。
40. 長谷川 雄志(新加入)
今季から加入した大卒ルーキーのボランチ。
中盤の底で献身的なハードワークができ、新選手加入会見で両利きと紹介されるなど左右の足から長短正確なボールを蹴ることが出来る。
まずは丸谷の代役あたりの位置づけになりそうだが、天皇杯やルヴァンカップでのターンオーバーを考慮すると意外と早くその姿をピッチで見られるかもしれない。
44. ティティパン(期限付き新加入)
新たに加入が発表された現役タイA代表のボランチ。
ハードな対人守備と技術の高さを活かした攻撃参加が持ち味。
アジアカップでは惜しくも途中敗退したが、4試合に出場して1得点を上げる活躍を見せた。
昨年よりほぼ日本人選手のみで戦ってきたトリニータだが、言語の壁を乗り越えてチーム戦術に適応することができれば大きな戦力となることが期待される要注目選手。
荒々しさの感じられるハードなプレースタイルとは裏腹に笑顔がかわいい。
46. 伊藤 涼太郎(期限付き新加入)
高卒で浦和レッズのトップチームに昇格し、開幕戦でいきなりベンチ入りしたスーパールーキー。
代表を経て海外へのステップアップを狙うも、浦和の分厚い選手層に阻まれて出場機会を得られずU-21代表からも遠ざかってしまった。
浦和ではボランチでの起用が想定されていたが、武者修行の場として選んだJ2水戸ではバイタルエリアでのキレのあるプレーを披露し昨季9ゴール。
大分ではシャドーでの起用が想定されるが、今季最もチーム内で競争が激しくなりそうなポジションでもあり、五輪出場を狙うためにはなんとしても出場機会を確保したい。

フォワード編

MF登録の馬場賢治を含めて昨季は4人が2桁得点を上げたが、加えてJ2得点ランク2位のオナイウ阿道など強力な戦力の獲得に成功した。
ただ、昨季4得点に終わった伊佐耕平がFW陣で最多出場(34試合)だったことを見ても分かる通り、得点をあげている選手だけが重用されるとは限らない。
強力な個でぶつかってくるJ1チームに組織力で対抗するためには、ポストプレーや前線からの守備、周囲の選手との連携など得点以外にも多くのことが求められる。

9. 後藤 優介(8年目)
大分ユースからFW登録選手として初めてトップ昇格した生え抜きのエースストライカー。
スピードに乗ったドリブルや裏抜けに加えて近年は体幹が強く強化され、思い切りの良い豪快なシュートで得点を量産している。
昨季出場は怪我の影響もあり28試合にとどまったが、それでも10得点を上げてJ3時代を含む3年連続2桁得点を達成した。
強力なライバルたちも新加入したが、やはり背番号9のゴールが見たい。
10. 藤本 憲明(2年目)
社会人チームからJ3での2年連続得点王を経て大分に加入し、遂にJ1の舞台にまで登りつめたシンデレラボーイ。
昨季序盤はチームとしても彼の特徴を掴みきれず出場機会を失ってしまったが、シーズン後半になって類まれな得点への嗅覚が爆発。わずか26試合の出場時間でチームトップタイの12得点を叩き出した。
バックラインの裏へ抜ける飛び出しが持ち味だが、体の使い方がうまくポストプレーも案外器用にこなす。そして何よりシュートが抜群にうまい。
遅咲きのストライカーはJ1での活躍を誓い、日本代表のユニフォームへ手を伸ばす。
18. 伊佐 耕平(6年目)
強靭なフィジカルと爆発的なスピードを誇るセンターフォワード。
決して高身長な選手ではないが前線で体を張ることができ、ポストプレーはチームで随一。
スピードとパワーにものを言わせてクリアボールやルーズボールを次々と拾ってくれるため彼がいるだけでチームとしては非常に助かる。
得点こそ4ゴールと不本意な結果に終わったものの、FW陣で最多の34試合に出場したことからも分かるように貢献度は極めて高く、監督からの信頼も厚い。
インスタグラムで6000人を超えるフォロワーを持つチーム随一のインフルエンサーでもある。
23. 高山 薫(新加入)
30歳となったが圧倒的な運動量は健在で、シャドーでもワイドでもプレーできる非常に頼もしい選手。
長く湘南でプレーし、愛着も深いと思われたのでルヴァンカップを制した翌年に大分へ完全移籍したのは正直意外だった。
昨季はリーグ戦・ルヴァンカップ・天皇杯あわせて計32試合に出場し2得点、まだまだJ1チームで主力を張れる選手。
27. 三平 和司(5年目)
昨季序盤は出場機会に恵まれなかったが、終盤に向けて徐々に存在感を発揮。シーズン通して10得点をあげた。
多彩な得点パターンを持つ万能型FWだが、1トップで起用されるシーンではスピードに劣るせいか前線の奥行きがなくなってしまったため、1列後ろか2トップの一角で起用される方が効果的に見えた。
前回昇格時の立役者だったが、当時は大分のユニフォームを着てJ1のフィールドに立つことは叶わなかったため、三平をJ1の舞台で見ることはサポーターにとっても悲願。
プレーでもインタビューでも歴史に名を残したい。
30. 吉平 翼(期限付き移籍復帰)
後藤の系譜を継ぐ大分ユース出身の生え抜きFW、秋田での武者修行から復帰した。
昨季はJ3で17試合に出場したが得点をあげることはできず、満足のいくシーズンだったとは言い難い。
分厚く補強されたFW陣の中で厳しい競争にさらされるシーズンになりそうだ。
45. オナイウ 阿道(期限付き新加入)
浦和からの期限付き移籍加入。
昨季はJ2山口で非凡な得点能力を開花させ、得点ランク2位の22得点をあげた。
ポストプレーなどはまだ発展途上の印象だが、桁違いの身体能力とシュート技術によって得点を量産した。
FWの中では文句なしに今季期待度ナンバーワンの大型補強だが、そんな彼でもレギュラーはまだ保証されていない。


なんか間違ってるところとかあったら教えてください。

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Kazutaka Irie

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