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杉田玄白墓所・『猿寺』栄閑院

新橋周辺を歩いてきました。
今回は、江戸時代の蘭学医・杉田玄白の墓所がある栄閑院へ伺います。


栄閑院

『出世の石段』で有名な愛宕神社の裏側にあります。


沿革

 当院は愛宕下西久保の光明山天徳寺(本寺京都知恩院)の塔頭として創立、俊誉円応和尚を開山とし、創立時不詳なれど。開山遷化が寛永2年6月23日(徳川3代将軍家光の時・西暦1625年)なれば、それ以前たるは明白なり。以後、明和3年、嘉永3年にも火災により類焼。嘉永4年第10代晃誉和尚により再建するも、大正12年9月の関東大震災で類焼す。昭和10年12月第16代順誉諦謙和尚の時、現在の本堂・庫裡・書院を再建。

 文化14年(1817年)、解体新書を著した蘭学の祖、杉田玄白当院に埋葬され、その墓は大正13年2月に東京府より史跡として仮指定され、昭和41年3月に改めて東京都より史跡として指定を受けている。なお当院は昔、猿回しの猿がいたことにより俗に猿寺といわれている(他説もあり)

拝受したパンフレットより

一説には、猿回しの泥棒が住職によって改心。
巡礼の旅に立った際、残された猿がかわいがられたことから『猿寺』といわれているそうです。


境内の写真

本堂

鳳凰と猿の彫刻が素晴らしいですね!
世界に引き込まれそうです。


狛猿

狛犬ではなく狛猿です。
ニコニコしていますが…怒ると怖そう(;'∀')


杉田玄白の墓

見方まで教えてくれる
とても親切ですね。

いわずと知れた蘭学の祖である杉田玄白。
ここにはいつか来たいと考えていたので
いいタイミングで伺うことが出来ました。


復刻 杉田玄白先生像

反射して自分が写り込んでしまいました(;'∀')

御朱印

寺務所で拝受できます。
祈祷料300円。


アクセス

東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅より徒歩4分


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