佐渡島さんのSNSレクチャーが、人生のレクチャーだった

現役東大生の遠藤和真です。コルク佐渡島さんのSNSレクチャーの内容をまとめました。

背景

現在、漫画『ドラゴン桜2』が週刊モーニングとメルマガで連載中だ。

この佐渡島さんのnoteにも書かれているように、実は『ドラゴン桜2』の制作には現役東大生によって構成されるプロジェクトチーム、『東龍門』が携わっており、僕はその一員だ。

今回、佐渡島さんが、東龍門のために1時間ほど割いて、SNSについてのレクチャーをしてくださった。その内容があまりにも本質的で、参考になりすぎたので、ここで軽く編集して公開しようと思った次第だ。(佐渡島さんの許可取得済み)

以下がその内容になる。


情報が人生を変える

今日、情報の量が爆発的に増えているのはだれもが思うところだろう。インターネットによって情報の爆発が起こり、世の中は大きく変化した。

ネット以前の社会では、情報量も少なく、マスメディアの発信によって、価値観は共有されていた。みんながプロ野球を観て、美空ひばりの曲を聴いた。

しかし今は、それぞれの人が違う情報に触れる。人は自分だけの情報を取り続けて、多様な価値観が強化される。

このように人と人との間の多様化が進んだのだが、同じように、情報の爆発は一人の人間の可能性も多様化させた。どんな情報をインプットするかによって、5年、10年で大きく結果が変わってくるようになったのだ。

量は重要ではない

では、どのように情報をインプットしていけばいいのだろうか。

情報で周りの人間に差をつけようと思ったとき、「たくさん本を読まなきゃ」、「色んなところに行かなきゃ」、などと、獲得する情報量に目が行きがちになるが、

結論から言えば、重要なのは情報の量ではなく、

どこから情報を得るのか
どう解釈するのか

だ。

情報をインプットする時、量が問題ではない。

これを身をもって証明した人がいる。堀江貴文さんだ。

堀江さんは有料メルマガを毎週配信しており、多数の読者を抱えている。

このメルマガ、毎週欠かさず届くのだが、堀江さんが獄中にいるときも途絶えることは無かった。堀江さんは限られた情報しか入手することができない獄中からですら、世間が驚くような、最先端を行く情報を発信していた。

世間の人々はもちろん堀江さんよりも多くの情報を入手することができた。しかし、堀江さんのほうが多くのことに気づいていた。堀江さんは、情報源と情報の解釈が優れていたのだ。

情報に意味を与えよ

世間の多くの人びとは、教科書を読んだり講演会を聴きに行ったりといったように、情報とその意味・解釈がまとめられたものをインプットすることはできる。東大生はその典型だ。

しかし、ここで注意すべきなのは、教科書のようになっていない情報が山ほどあるということだ。

つまり、街を歩いているだけでも、意味・解釈を与えられていない情報がごろごろ転がっている。その情報を拾い、意味を与え、価値を考えることができるようになれば、全く違った世界が見えてくる。

物理の教科書を読むだけの人間より、りんごが落ちるのを見て万有引力の法則を発見する人間になろう。

誰と付き合うかが情報を左右する

「朱に交われば赤くなる」というのは本当で、人間は、どういう人間と時間をともに過ごしてきたかによって形成される。誰と一緒にいるかによって得られる情報が全く違うのだ。

多くの人間と交流することができればいいのだが、

人間が同時に属することができるコミュニティは5つまで

一人の人間が深く接するのは5人、薄い接するのが30人、さらに薄いのが150人

と言われるように、その数は限られている。

よって、自分に入ってくる情報をコントロールするために、誰と一緒に時間を過ごすかというのも重要だ。

SNSでのインプット

ここまではSNSに限らない話だったが、全く同じことがSNSにおいても言える。

だれと付き合うか、というのは、SNSにおいては、

誰をフォローするのか
どういうタイムラインを作るのか

ということだ。

そして、どんな人をどんな配分でフォローすれば社会が見えてくるのか、しっかりと考え、タイムラインのポートフォリオをコントロールすることが重要だ。

実は、このように、現実社会で当てはまることはSNSでも全く同じように当てはまる

SNSは重要か

SNSの話が出てきたが、そもそも、SNSはそれほど重要なんだろうか?

恐らく、多くの人は、なんとなく重要だとは思っていても、結局他のことを優先させたりしているのではないだろうか。

では、聞き方を変えて、社会で生きていく上で一番重要だと思うものは何だろう?

答えは人それぞれで良いのだが、「人との繋がり」が重要だと思っている人は少なからずいるのではなかろうか。

その「人との繋がり」を最も可視化し、なめらかにするのがSNSだ

例えば、SNSで一度知り合っていると、オフラインでのコミュニケーションが円滑に進む。テクニックではなく、本質的に質が向上するのだ。これからの出会いは、SNSで知り合ってから、というのが当たり前になるだろう。

人は何かを重要だと思っていてもそのために努力していることは少ない。逆に、努力すれば道は開ける。Facebookがこれだけ急成長したのは、最も社会的に価値があることをいち早くITで行ったからだ。

社会で成功するために何が重要か

では、社会で成功するために何が重要だろう。

色々な考え方があると思うが、その多くは「信用」に帰結する。

現実社会で信用を貯めるには、色々な手段がある。

お金を稼いでいる。約束を守る。自分の軸・キャラが確立している。・・・

東大に入ることも、現実社会で信用を獲得する一つの方法だ。東大の価値はそこにある。

では、SNSで信用を貯めるにはどうしたらいいのか。そう、現実社会で当てはまることはSNSでも当てはまる。現実社会で信用を貯める時と同じことをすればいい。

例えば、イケハヤさん、はあちゅうさん、塩谷舞さんは、お金を稼いでいることにより信用を得た。

佐々木俊尚さん、茂木健一郎さんはやると宣言したことを守り、やり続けたことで信用を得た。佐渡島さんもそうだ。

このように、現実社会で信用を獲得するための方法をSNSでもやればいい。また、逆に、どういう風にすれば人生で成功するのかという自分の仮説をSNSで検証して、うまくいけば、人生でもうまくいく

例えば、自分のキャラを確立させることで、人生で成功できる、と考えたとする。そうしたら、キャラが確立している状態をSNSで仮説検証を繰り返して模索する。それを、現実社会でも使う。といった具合だ。

フォロワー数よりもタイムバンクのスコア

メタップスの佐藤さんは、タイムバンクを作るにあたり、SNSを研究した。すると、世の中を動かしているのは、フォロワーが多い人間と少ない人間の両方がいることが分かった。

フォロワー数が少なくても世の中を動かしているのは、プロデューサーという人間だ。たとえば、佐渡島さんは、塩谷さんよりもフォロワー数は少ないが、タイムバンクのスコアが高く出ている。プロデューサーはクリエイター、インフルエンサーに影響を与えているので、世間に与える影響は結果として大きい。

つまり、ここからも分かるように、影響力を考えるとき、フォロワー数だけを見てはいけない。それよりもタイムバンクのスコアを重視するほうが良い。

SNSのフォロワーは小手先で増やしても意味が無い。タイムバンクのスコアを見ると低く出る。これは、消費者金融でお金を借りてきて着飾って、お金があるふうを装っているのと一緒だ。これではいつかは破綻する。

信用を裏打ちしてもらう

最も速い社会での成功の仕方は、信用されている人間に、信用を裏打ちしてもらうということだ。

注意すべきなのは、信用を裏打ちされるとき、必ず何かと交換になっているということだ。

例えば、東大に入れば世間から信用を得られるが、これは、東大が試験を課し、ある程度勉強していないと合格できないようになっているためだ。

つまり、自己紹介で「東大生です」と言ったとき、相手は自分が目標を決めたときに少なくとも数百時間は努力できたということが確認でき、これが信用に繋がる。

このように、世の中の信用は交換によって成り立つ。

ただし、この交換のとき、どちらか一方が多くgiveしていることがある。そのgiveを理解して、返せるかどうかがすごく重要だ。

多くの人が陥りがちなのは、giveしてなくてgiveされているのに、自分がgiveしていると思ってしまっているというパターンだ。しかし、ビジネスにめちゃくちゃ長けている人は、お金以外の交換に対して、正しく理解している

どういう交換が行われているかしっかりと理解していることが、本当の義理人情に繋がるのだ。これはコミュニケーション能力に直結する。

SNSではこの交換が可視化されている。本当にコミュニケーションに長けている人は、SNSで暗黙のうちに適切なgiveをしている。

また、SNSを始めたばかりのとき、コミュニティを使って信用を裏打ちし合っていると、スタートダッシュが早くなる。これが自然と起きているのが、僕も所属している箕輪編集室だ。逆に、コミュニティが熱くなっているとき、SNSと必ずセットになっている。ゆえに、コルクラボにはツイ研がある。

こういったコミュニティに所属しているだけで、はじめから下駄を履かせてもらっている。もしもそういったコミュニティに所属しているなら、絶対にとことん利用すべきだ。

まとめ:いいTwitter人生=いい人生

いい人生を送るということと、いいTwitter人生を送るというのはイコールだ。

信用が、全員がチェックできる場所にたまっていると、めちゃくちゃ強い。どんなにマニアックな分野でも、SNSによってこの分野においては信用できるとなれば強い。SNSで信用を貯めよう。

Twitterでのいいしゃべりかたは、飲み会やお茶会でのいいしゃべりかたと同じだ。ざわざわしている中でのしゃべり方としてどういうものがいいのか考えると、いいツイートができる。

どうすれば飲み会で視線を集め、信用を得られるか考え、実践する。ミスを恐れてはいけない。ミスによって人は成長する。

SNSを使って信用を溜めようと思うこと
どうやったら信用がたまるのかを本気で考えること

この2つで人生が変わる。

このことに堀江さんは10年前に気づいた。
佐渡島さんは8年前に気づいた。
世間はまだ気づいていない。
世間はそういうふうにTwitterを使っていない。

これはチャンスだ。


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遠藤和真

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