こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
いよいよ２０２２年も終わりに近づいてきました。今年最後の更新となる第４０回は、朝の光景、小鳥たち、種の形、ミニ門松づくりの様子をお届けします。今年１年、大変お世話になり、ありがとうございました。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

枕草子にも「冬はつとめて」とありますが、なるほど、早朝の光景が実に素晴らしい一週間でした。２１日はこれまで見たことのないような朝焼け（写真上、中左）、２３日はうっすらと雪化粧（写真中右、下左）、２４日は氷（写真下右）の朝でした。

小鳥たちを観察していると、同じ木にじっととどまっていることはあまりありません。チョコチョコと枝を移り、木から木へ飛び、少しずつ移動しています。いつもお腹を空かせて、食べ物を探しているのでしょうが、たくさん食べ物がある場所でも長居しないのは、タカなどに狙われるのを避けているのかも知れません。写真は上がエナガ、左下がアトリ、右下がシジュウカラです。

秋に咲いた花が今は種になっています。写真左上はセンニンソウ。９月に右上のような白い花を咲かせていたのが、今は羽毛のようなものが生えた種に。写真左下はコウヤボウキ。こちらは１０月に咲いた花（写真右下）がそのまま綿毛になったような雰囲気です。

ごもくやさんの今年最後のイベントは、クリスマスの日に行った「ミニ門松をつくろう」でした。松、竹、梅、ナンテン、キンカン、笹の葉など、自然の素材を使って、小さな門松を作ります。参加者のみなさん、思い思いのアレンジで、素敵な門松が出来上がりました。これで安心して新しい年が迎えられますね。

（2022年12月26日公開）