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中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第53回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄

こんにちは、ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
花が咲き、虫が飛ぶ春本番になってきました。第53回は、咲き始めた花、動き出した虫とアナグマをご紹介します。

春に花咲く(フキノトウ、コブシ、ニョイスミレ)2023.3.11,12

花々が競うように咲き始めました。フキノトウが顔を出し(左上)、小さなハチが飛んできます(右上)。コブシのつぼみもほころび始めました(左下)。林縁ではニョイスミレが小さな花を咲かせています(右下)。

テングチョウ 2023.3.11

テングチョウが春の陽射しの中、一斉に飛び始めました。このチョウは成虫で越冬します。寒い冬の間、一体どこに隠れていたのでしょう。陽当たりの良い林床で羽をひろげ、日光浴を楽しんでいるようにも見えます。

アナグマ活動開始 2023.3.5-8

冬ごもりの季節が終わり、アナグマたちも活動を開始しました。
森の中に仕掛けたあちこちのカメラに姿が写ります。獣道(上、中右)、倒木(中左)、巣穴前(下)。今、中央公園に住みついているのはおそらく3頭。母と娘、息子ではないかと想像しています。中央公園の巣穴で子育てをする動物は年によって違います。タヌキの年もあれば、アナグマの年もあり、かつてはキツネも子育てしていたそうです。今シーズンは今のところアナグマが優勢。これからどうなるか楽しみです。

(2023年3月13日公開)

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