5分で出来て、きっと役立って、自信がつくデザインの勉強まとめ(推薦図書付)

前段

なんかやる気が出ない、まとまった時間が取れないときでも出来る「5分で出来るデザインの勉強」を参考書籍と、自分で自分を褒めるポイント付きでピックアップしてみました。
例えば、こういう画像を1日一枚でも貯めていこう!って内容です。

毎日少しでも勉強が継続すること、自分を褒めるポイントを見つけて、ゲーム感覚で自信を持つこと。この2つを重視しています。

まとめようと思ったワケ

最近、スタディサプリの英語を始めたのだけど、かろうじて続いている。あと、Switchのボクシングのやつもかろうじて続いている。
5分でも、数分でもできる仕組みが継続できるコツっぽい。

デザインを勉強しようってなったときに、この5分でもできそうなことが意外と無いと思った。
というより、みんなやってるけど「それが勉強になってる」と気付かず、挫折してしまう(もったいない

そこで、5分程度で出来るきっと役に立つデザインの勉強を書き連ねてみます。

どんな人がターゲット?

UXとかグラフィックとかWebとか○○デザインと細分化される前、大きな枠で「デザインを勉強したい(してる)」人を想定しています。
就職前だったり、就職1〜2年目など。
なんか勉強しなきゃと思ってても途切れがちだったり、社会人や大学で忙しい人で細切れ時間で出来ることを探してる人向け。

どんなコンセプト?

「デザインの体力」(造語)を鍛えるのが目的です。
バリバリつくるデザイナーになったとき、なかなか良い案が出てこない、もう1案つくらないといけないときにもめげずに頑張る体力、UXデザイナーになってビジュアル寄りのデザイナーと協業したときにスタミナを切らさずにクオリティを追求するための体力を養うのがコンセプトになります。

3日坊主になっても、細切れになっても役に立つ勉強を

勉強には2種類あると思う。
ちゃんとした参考書やメンターについて体系的に勉強したほうが良いことと、細切れでもやればやるだけ為になること。
英語でいえば、前者は文法や発音、後者は単語力。
ここでは主に後者に相当することを考えてみる。

では、本題

【サンプリング系】

サンプリング系の良いところは、継続しやすいこと。そして、追い詰められる前にストックを増やしていくことで即戦力にもなる。

いつか使いたい色をサンプリングする

追い込まれたときに陥りがちなのが「いつも同じ色合い」になること。赤とか青とか色としては別物なんだけど、なんか同じ雰囲気になってしまう
そこで、普段からどっかで使いたい色をストックしておき、自分では無意識に選ばないような色をストックしていく。
さらに色味の写真だけでアルバムを作れば、自分の好みも俯瞰できる。
自分の色選びの癖を把握するには、このサービスが面白い。
ランダムで出てくる色を選んでいくと、AIが勝手にサジェストしてくれる。
サジェストされたカラーパレットを使うより、自分の好みを俯瞰するツールとして有能。

自分褒めポイント→個人的には嫌いな色なんだけど、この色味なら許せるみたいのを見つけた!(緑嫌いなんだけど、この緑ならアリ)

いつか使いたいフォントを調べる

色に続いて、マンネリになりがちなのがフォント選び
かといって、あれこれとフリーフォントに手を出すと収拾がつかなくなる。そこで雑誌などでぐっと来たものがあれば、スマホアプリの「Adobe Capture」でメモしておく。フリーフォントほど散漫にならず、プロの審美眼をクリアしたフォントに出会えるのでおすすめ。

自分褒めポイント→「単体じゃ選ばないけど、この使い方はアリ」
「このHelveticaの使い方は渋い」を見つけた!

テーマ別にサンプリングする

イメージソースとしてネットサーフィンをしてしまいがちだけど、普段見慣れた風景にも優れたデザインは山程ある。普段、意識にあがらないようなさりげないデザインを見つけられたら、それはとても優れたデザインだと言える。
追い詰められると手短なものからサンプルを探してしまうので、日頃から俯瞰しておいて、「いつか使うストック」をつくっていく。
さらにテーマを絞るなら「吹き出しモチーフしばり」「引き算がうまい」など。Dマガジンなどサブスク系の雑誌サービスも参考になるが、ちょっとローディングが遅いので本屋さんや街なかを歩くほうが良い。

自分褒めポイント→吹き出しだけで10パターンとか

かっこいい系デザインはサブスクサービスから

ちょっと尖ったもの、流行りのあしらいを見たいときにはApple musicなどのカバーアートを見るのがおすすめ。ジャケットだけを読み込むので早いし、音楽のジャンルごとにデザインの方向性もあるため漁りやすい。
CSS Design Awards などかっこいいサイトのリンク集も参考になるけど、参考元として近すぎるので洋楽のジャケットなどを漁る。最新以外にも自分が生まれた年など古典でかっこいいものを探すのも良い。

自分褒めポイント→昔のアルバムなのに、今見てもかっこいいものを見つけたときの審美眼。

【覚える系】

覚える系の勉強は避けられがちのよう、頭でっかちって印象があるのかな。
覚えたほうが良いとされることはたくさんあるけど、ちょこっと勉強するときは、歴史や人物が良いと思う。
歴史は、定義がしっかりとしているし、わかりやすくて、でもエッセンスが削られていない良質な本が多い。
逆に、UXなど最近(この10年)とかで磨かれたものは定説がまだなく、腰を据えて勉強しないと間違った知識を覚えてしまうので、やる気に満ちてるときや、メンターやついていきたい上司が見つかってから習うほうが効率が良い。覚える系は、電車のなかでもどこでも出来るのも良い。

雑誌や書籍の装丁、アートディレクターを辿る

気になる雑誌や装丁を見つけたら、手がけた人の名前でググってみる。名前をメモするだけでも良い。MdNのデザイナーズ年鑑やこんなサイトがおすすめ。

自分褒めポイント→あれとこれは同じ人だ!と偶然の一致に出会ったら、自分の審美眼を褒める

フォントの歴史を覚える

例えば、Helveticaが誕生したのは1957年。
Futuraだったら、LOUIS VUITTONのロゴに使われている。
Gill Sansは、ローマの碑文体がベースになってるなど、小話を覚えておく。
「なぜそのフォントにしたの?」はよく訊かれる質問で、雰囲気がマッチしそうだったから以上でも以下でもないことが多いのだけど、そこにベースになるストーリーがあると話しに重みが出る。
『きれいな欧文書体とデザイン』は名著で、抑えておきたい有名書体の来歴・特徴・アレンジ例がコンパクトにまとまっている。絶版なのが惜しい…

アート史やデザイン史を覚える

アカデミックになりすぎてもだめだけど、ある程度の教養としては役に立つ。
個人的に役にたった思い出としては、
・判断に迷ったときに道しるべになる
・えー知らないの?!みたいな目に合わずに済んだ
・独学でやってきたので、美大コンプのようなものがあったが、それを払拭するのに貢献した(本質的にはコンペで勝つしかないけど)
さっとおさらいするなら、下記の本が分かりやすくて手軽。

【手を動かす系】

雑誌でグリッドを引く

スーパー基本スキルにしてずっと使い続けるのが、デザインの4原則だが
ノンデザイナーズ・デザインブックなど名著を読んでも
わかったようで、分からない。
できたようで、出来ないものだったりする。
規則正しくレイアウトするなら、AI(機械学習)任せになっていくはずで、現状でもphotoshopなどのスマートガイドが結構揃えてくれる。
でも、なんかいい感じを生むのは人の揺らぎだと思う。
この揺らぎが、センスと呼ばれるもので、少しでも盗めそうなのが雑誌などでグリッドに線を引いていくこと。
手書きでもいいし、dマガジンなどのプリントスクリーンに上乗せしてみるのもいい。


自分褒めポイント→気付かないグリッドに気付く、あえてのグリッド外しに気付いた!

文字詰めを模写する

雑誌のグリッドよりはすこし手間がかかるけど、勉強になるのが文字詰めの比較。
なぞらなくても、デフォルト平打と比べてみる。
まったく同じフォントでなくても、似たフォントで大丈夫。
微妙に小さくしてる約物、ひらがなや、変則的な詰め方など、細かい違いに気付いてみる。


自分褒めポイント→パクれる工夫を見つけた!

ひとこと解説をつくる

これが一番役に立つかもしれない。
かっこいいと思うものを見つけたら、自分がそれをつくったつもりになって「どう良いものなのかプレゼン」してみる。
見ただけで伝わるわかりやすさやインパクトが大事だと思うけど、一方で受け手がいる以上、意図を説明する責任もある。
そこで、語彙力(ポエム力)が重要になる。下記の本では、各作品ごとに解説がついていて、語彙力トレーニングとしても役立つ。

自分褒めポイント→デザイナー語彙力(穏やかな空気感を表現)などが増えた!

まとめ

なにかに挑戦したときに、くじけてしまう理由は
・飽きる
・どうせ駄目だと諦めてしまう
が大きい。
食べものに例えたら、同じ味のものばっかりだと飽きるし、途方もない量だと見ただけで満腹感を覚える。
そこで、ころころ味を変えて、消化しやすいサイズに切り分けて、体調が悪いときでも続けられそうなこと、ゲーム感覚で自己肯定感が上がりそうなことを選んでみた。飽きたら別のことをして、毎回は些細なことでも、がんばったログを重ねていくと1ヶ月で30個は足跡が残る。
即戦力になるスキル、新しい知識が書いてありそうな新刊、そういったものに心惹かれてしまうけど、大事なのは小さい努力のログなんじゃないかと思う。


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kazuma nishiwaki

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