20200313_note_サムネ

リモートワークになって良かったこと5つ

近日コロナウィルスの影響により、
各方面に多大な影響をもたらしてます。

地方の観光業や、飲食、サービス業の
インバウンド、国内旅行客に売上依存していた会社がもろに影響を受けており、
SNSでは "#経済を止めるな" のハッシュタグで経済活性化を促進させたり、
著名人たちがTwitterのリプライ欄に各方面の嘆きを募集し、
足を運ぶことを促進させたりと動きが見えます。

経済的にも為替、株価にも大きな影響をもたらし、
世界恐慌が起きるのではとメディアも唆しております。

#経済を止めるな の動きと同じ考えで、
「メディアに踊らされるのではなく、もっとコロナの本質を捉えて行動すべし」
と私は思ってたりもするんですが、
今回はそこではなく、
弊社でも実施されたリモートワークについて執筆したいと考えております。


1 リモートワークになって良かったこと5つ

そもそもリモートワークとは、
在籍する会社のオフィスに出社せず、自宅やレンタルオフィスなど会社から離れた場所で業務を遂行する勤務形態のことを言います。
よく聞くテレワーク、在宅勤務と同義になるかと思います。

そのため外食産業、サービス業等どうしても出社が必要というところは、
リモートワークが難しいものがあると思います。

私が所属させていただいてる会社はいわゆるIT系になり、
PC1つありネットさえ繋がっていればどこでも仕事はできる形なので、

■コロナウィルス対策
■来たるオリンピックで出社困難になることも想定したテスト

この2つの目的で実施する運びとなりました。

まず私の結論から言うと、

「一生リモートでいいかな」

これに尽きます。

理由としては5つあります。

①移動時間の短縮で時間が増えた
②可処分時間が確保されかつ規則正しい生活が送れるようになった
③雑談が減り、作業に集中する時間が増えた
④出費が減った
⑤会社の経費が削減された

①移動時間の短縮で時間が増えた
最大にして最高のメリットと考えます。
特に東京都内に勤務する人の平均通勤時間は約1時間と、
地方の約30分に比べ倍あります。(※1)
記事によっては1.5時間だったり、2時間だったりとかなり通勤時間が長くなります。
私もドア to ドアで45分くらいかかってました。

移動時間の短縮が何をもたらすかと言うと、
毎日往復の90分浮くと言うことです。

1週間で4時間半、1ヶ月で14時間、年間で168時間。

これは大変なことですね。

その時間を別のことに使えると言う形になります。
移動という時間はやはり勿体無いなぁと感じました。


②可処分時間が確保されかつ規則正しい生活が送れるようになった

もともと夜型で2時寝10時起きとかの生活だったのが、
12時寝8時起きになりました。
(弊社フレックスで12時とかに出社し22時に退社とかが多かったので、
前者の生活ができてました。)

まぁもともとラッシュ避けての通勤だったので、
何文句言ってんねんってなるかもですが、
一旦無視してください。

帰っても0時1時とかになることが結構あったので、
どうしても8時間は寝たい私は前者の生活になってました。

ただ移動がなくなったことで、
仕事終わり=帰社になり、
仮に22時に仕事が終わったとして、0時に寝たとしても夜の可処分時間2時間は得られる形になりました。

そうすると8時に起きることになり、
完全に規則正しい生活の出来上がりです。

そんなん言ってるけど、
投稿時間0時回ってるやんけというツッコミは受けます。


③雑談が減り、作業に集中する時間が増えた

オフィスにいると仕事中に話しかけられて
「あれ?何やってたんやっけ?」
ってなることないですか?

オフィスで働いていると、
11分に1回はコミュニケーションをとり、集中力がなくなるらしいです。(※2)
かつ人間が集中するために必要な所要時間は23分かかるみたいです。
この数字的にはオフィスは集中できる環境とは言い難いと考えられます。

リモートでは基本的にコミュニケーションはSlackベース。
こちらのペースで返すことができます。

人の時間は平等で有限なので、
無駄な時間は省け生産性が向上し、
可処分時間の担保につながり、
会社的にも残業時間の減少になるのかなと思います。

上場前の監査的にリモートの管理体制を咎められる場合もあるみたいですが、
個人的には全然本質的じゃないと思います。

雑談をすることにより、
社内コミュニケーションの活性化なども効果はあると思いますが、
たまに出社日を決め、
久しぶりにあった喜びを感じる方が、
会社の帰属意識が高まるのではないかと思います。

もちろん私も一抹の寂しさは感じますが。

④出費が減った

会社にいてみんなと仕事をし、
仕事終わりによくご飯に行ったりしてました。

本当に楽しくて、
ずっと喋っていたくなるような時間です。

ただリモートになって、
それがなくなってしまいました。

寂しさは感じます。

一方で、
出費が減りました。

出社しほぼ毎日外食をしてたのに
今では簡単な食事で済ますようになったので、
財布の中からお金が減ることが少なくなりました。

もちろん私も一抹の寂しさは感じますが。


⑤会社の経費が削減された

リモートになると社員が会社に来なくなります。

交通費かかりません。
備品減りません。
光熱費安くなります。
何やったら家賃も削減できる可能性だってあります。

これで生産性が維持、ないしは向上するとなったら万々歳です。

ただ一方で懸念点もあると思っていて、

家の光熱費は会社が出してくれるの?
Wi-fiの通信費は会社が出してくれるの?

などなど色々社内で整備しなければならない事象がでてきて、
議論しなければならなくなってくるかなと思います。

2 まとめ

個人的には1社員として働く上で、
かなりリモートワークという働き方は
「最高にいい制度だな」
「一生リモートでいいな」
と感じる働き方です。

ただ組織なので、
俯瞰的に考えた時にはオフィスワークの方がいいと判断する場合もあると理解してます。

既述のように、
業種的にリモートは不可のところもあるでしょう。

ただ今回のコロナの一件は、
今までレガシーと呼ばれる意思決定が遅い企業や、
影響力の大きい大企業がリモートという働き方を選択肢の1つに挙げるような
大きな出来事と考えます。

仮にそのような企業がリモートを実施して、「イケる!」となった場合は、
どんどん広まって行くと思います。

そうすると、
必ずしも仕事のある都心に出てくる必要がなくなり、
自分の好きなところで仕事をするという文化がさらに注目されていくでしょう。

そうすると東京一極集中が緩和されていき、
地方にも人が流れる循環ができるきっかけとなると感じてます。

地方の活性化を再生を夢見る私にとっては、
そういう意味でもコロナウィルスは「怪我の功名」だったのかなと感じてます。



〈引用〉===========================
※1 https://offer.able.co.jp/oshieteagent/room/commuting-distance-balance/#i
※2 https://sangyoui-navi.jp/blog/250

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