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私は何のために「練習」をしているのか、深く考えてみました。

音楽の先輩からお勧めとして、最近はこんな本を買いました。

B5サイズぐらいで、350ページ以上あるかなり分厚いしっかりした本。
読んでみると、まあこれがおもしろすぎる。
私も音楽に関して様々な本を読みましたが、たぶんこの本1冊で十分と思うぐらいに、細部にわたって色々と書いてあります。

目次だけでも紹介すると、

・練習上手になるには
・イメージトレーニング
・レパートリーを仕上げる
・休憩を取る
・個人練習とグループ練習を関連づける
・演奏不安とは何か
・舞台でのふるまい方
・聴衆とつながる
・自分の進歩を評価する
・音楽家と故障
・耳を守る
・ボイスケア
・批評を受け入れる

これらはすべてカテゴリーに過ぎず、全部で第14章ありますからね。
現在はまだ第1章を読み終え、落とし込みがようやく馴染んだ頃です。

何のために練習するのか

第1章は主に「練習」について書いてありました。
練習上手になるには、練習とは何か、練習の環境を整える、計画を立てるなど。

そこで私が一番ひっかかったのは、何のために練習するのかです。
本には「演奏技術を高める」だったり「本番で良いパフォーマンスを行う」などが記載されていました。

確かにそれは私も同感です。どちらも納得がいきます。
納得はいくんだけど、何故か私は100%腑には落ちませんでした。
何か足りない。それだけじゃない気がする。他に何かあるというか。

とにかく落とし込みました。ブレインストーミングですね。
しかも最近だと、何故ライブの頃より何倍も何倍も練習しているのか。

やっと答えが見つかりました。
私は人に喜んでもらいたいから練習しているんだなと。

流しは知ってる曲を弾ければいいってもんじゃないってのも、
ギターが無い曲をギター1本だけで挑戦するのも、
誰が知ってるんだって曲をがんばって習得するのも、
どこの国かもわからず、コード譜も歌詞もまったく読めん曲と向き合うのも、
しっかり練習して曲覚えて精度を高めることができたら、きっと人は喜んでくれると信じているからですね。

ビジネスとして、お金を稼ぐ目的だけでの流しであれば、
インドの般若心経とかスコットランド民謡とかアメリカ国歌とか覚えても費用対効果が悪すぎます。
もっと日本の定番曲や流行曲のほうが、どう考えても効率がいい。

しかし私は、音楽ってのはそういうことじゃないと思っています。
やっぱり楽しんでほしいし、お酒飲みながら音楽にも酔ってほしい。
そのためには、精度の高い音楽のほうがいいに決まってる。だから私は練習するんだなと、100%腑に落ちました。

今日もこれから流しですね。GWとの調整で今週のみ木・土になりました。
果たして今夜はどんな1日になるだろう。
相変わらず毎回緊張しますが、毎回いい夜が作れたらなとも思います。


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