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「こんな私が世の中に意見を言うなんてとんでもない病」を患っている人が読む本

他人のことが画面を通して見えるようになってから、随分と長い時間が経ったように思う。「他人のこと」とは、何も顔とか名前とかだけじゃなくて、その人が発する意見とか、これまでの経歴とか、プロセスとか、なんだったら生活感とか、ありとあらゆるものが見えてしまう、そんな時代。

めんどくさいのは、他人のことを画面を通して見ること(見えてしまうこと)で、会ったこともない「誰か」に対して、劣等感や怖れを感じた挙句、「こんな無知な私が、こんな素人が、世の中に対して何か意見を言うなんてとんでもない…」病を患ってしまうことだ。これは、結構、あなたにとっても社会にとっても、大きな損失なのだけど…

願わずもそんな状態に陥っている人に、ぜひ読んでもらいたい本がある——。


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