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ポメラ日記41日目(もの書き暮らし、初日の感想)



 「ポメラ日記40日目」に書いたように、今月末に会社勤務のライターを退職することになったので、3ヶ月だけフリーの在宅ライター・ブロガーとして記事を書いていくことにしました。いまは有給消化に入って、期間限定のプチ・フリーランス(何とかやっていけるようなら、そのまま続ける)になった。 

 今日が「ものを書いて、暮らしていく」生活の初日だったんだけど、普通に楽しかった。
 
 朝は在宅勤務のときと同じように7時頃に起きて支度をした。昨日までの自分だったら、会社から貰っている案件の方が気になってしまって、そっちを勤務時間内で終わらせるために準備したりしていたのだけど、今日から時間配分は思うとおりにやっていいので、久しぶりに朝の時間でゆったりと小説を書けた。

 退職手続きを済ませた昨日の夜も開放感が凄かったので、そのままの勢いで「ポメラ日記」を書いて、そのあと小説の原稿に向かった。僕はもともと夜に執筆が捗るタイプで、そのまま書いていたら午前1時になった。翌朝に勤務時間のしばりがないから、ちょっとくらい徹夜してもオッケーなのだ。夜中にノートの前に座って万年筆でガリガリする時間がある、というのが純粋に嬉しかった。

 朝食を採って小説の原稿を進めたあと、10時くらいからWordPressのブログ記事を書きはじめた。ライティングで培った技術をちょこちょこ入れながら制作にあたっている。読者として読む分には簡単そうに見えるんだけれど、一応、「もの書き暮らし」のブログでは、1つの記事を作るのに5時間くらい掛けて作っている。

(ちなみに、今日書いたブログの記事はこちら。HSPや繊細な気質のあるもの書きの方に向けて、おすすめの遮音イヤホンを紹介してみました)


 まだまだ試行錯誤の段階だけど、在野のもの書きメディアとして、小説の執筆に役立つような記事や面白い読みものを作っていきたい。

 現状の文学界隈の状況だと、「ものを書いて、暮らしていく」ことって、たぶんほんの一握りのひとしかできなくなってしまっている、という問題意識があって、僕自身も公募にはちっとも引っかからずに落ちこぼれた側の人間だった。

 それでも書いたものは胸を張って発表すればいいし、小説を書くことを楽しめばいいんだよということを「もの書き暮らし」のブログに託していけたらと思っている。プロになっても、ならなくても、創作を続けていけるような道を探っている。

 ブログを書き終わってアップしたのが16時頃で、そのあとは買い出しに行って夕食を食べた。求人サイトとランサーズの案件を一通りチェックして、いまはこの「ポメラ日記」を綴っている。

 買い出しのときにやっぱり食費が気になって、この生活を続けるのは現実的ではないのかなと感じたりもした。3ヶ月も経てば、徐々にこういった現実面が見えてくるだろうから、どこかで折り合いを付けるタイミングが来るだろう。

 お昼は80円のレトルトカレーで済ませた。意外と美味しかったのでちょっと笑ってしまう。茹でた卵をひとつだけ乗せた。貧困、と言われればそうだろうなと思う。でも、書いて暮らしていける道がないか、いまはもう少しだけ抗ってみたい。

 2023/06/09 20:26

 kazuma

<今日やったこと>
・小説原稿の執筆(深夜と朝)
・「もの書き暮らし」ブログ記事1本
・「ポメラ日記」更新
・ハローワークの求人チェック
・ランサーズの案件チェック
・買い出し

<これからやること>
・受注している案件の記事制作
・小説原稿(夜)

もの書きのkazumaです。書いた文章を読んでくださり、ありがとうございます。記事を読んで「よかった」「役に立った」「応援したい」と感じたら、珈琲一杯分でいいので、サポートいただけると嬉しいです。執筆を続けるモチベーションになります。いつか作品や記事の形でお返しいたします。