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Music Review etc

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2017年4月の記事一覧

アランホールズワースよ安らかに

僕がプログレ道に踏み入れるキッカケのひとつが間違いなくホールズワースでした。
今でこそ浮遊感溢れるピッキングしないスタイルですが、僕は70年代のフルピッキングでガシガシ引きまくるハードロックで荒削りなプレイが大好きでした。この頃からボイシングが独特でとてもマネできない領域に達していました。特にTempestとSoft Machineの頃が一番好きですね。

芸術家すぎて最後までお金に困っていたよう
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Jazztronik - Livin High part2

Jazztronikがまだインディーズだった2003年の2ndアルバムですが、今でも僕の一番好きなアルバムです。
特に最初のLivin High Part1-2~Future Talkの3曲は流れるようにつながっていて素晴らしい。
このpart2は、シンセソロが「こんなのアリか!」という反則技。
我がTrans of Lifeにも参加してくれている中里たかしさんのコンガも圧巻。
最後のたたみかける
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Sadao Watanabe Quartet - Way

80年代から着実にイージーリスニングフュージョン方向にいき、リスナーの裾野を一気に広げた偉大なるナベサダ。
初期はモロジャズ、70年代は超クロスオーバーとブラジルと変遷していて、しかも常に日本のトレンドの一歩前を走っているフロンティアなんだなと改めて思わされます。
このモントルージャズフェスティバル出演頃のナベサダはかなり神がかっているなあと思います。このアルバム「SWISS AIR」と「ROUN
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