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私を構成する9枚(日本人編)

超今更ながら、ちょっとやってみました。正直9枚に絞るのは辛かったので、日本人と海外編で分けてみました。それでも無理はあるけれど...

左上から、自分が特に影響を受けた音楽を並べています。

(1)杉山清貴&オメガトライブ/First Finale
自分のなけなしの小遣いで初めて買ったカセットテープが、杉山清貴&オメガトライブのこのアルバムでした。ベストテンで育った世代です。ニューミュージックが大流行りの時に、AOR要素を取り込んだオメガサウンドは一際オトナな響きがあり、気に入ったのを憶えています。彼らのアレンジ、コード感は今でも僕のアレンジのベースになっています。山下達郎さんや教授とかよりも先にこちらを聴いてしまったので、僕のベースはこっちになってしまったんですよね。

(2)大沢誉志幸/LIFE
中学に入った頃に一番ハマったのが大沢誉志幸さんでした。この人も一筋ならぬ曲進行とアレンジがあって、90年代前半のSerious Barbarianシリーズまで、アルバムは全部持っています。大沢さんの曲としては「そして君は途方にくれる」が有名ですが、このアルバムが特に曲づくり、アレンジ面で好きでした。その後中学時代はパンクにハマってしまったのですが。

(3)カシオペア/Mint Jams
バンドをやれば一度は通るカシオペアです。高校時代にビッグバンドの部活動に入り、コンボ演奏でよくカシオペアのコピーをやりました。当然メタクソでしたけどね...

(4)高中正義/Ocean Breeze
高校からギターを始めたのですが、手っ取り早くコピーできそうだったのが高中でした。特にカッティングは彼の演奏をよく見てコピーしてました。高中さんはライブ盤が全般的に素晴らしく、このアルバムのTropic Birdsは何度聴いても鳥肌ものです。あ、でもライブでは是方さんとかのほうがバッキングやってたんだっけw

(5)Ruins/3
インディーズでもう30年以上活動を続ける、ドラマー吉田達也さんとベーシストのデュオ。今はベーシストはサンプラーにやらせて、完全独演となっています。今は何拍子なのかもはや判らない複雑なリフとハードコアな演奏なのですが、この1988年作の3枚目はまだベーシストが凄腕でない分、若干シンプルめ、ハードコア度高め。録音状態が悪く音が割れまくっているのですが、それがまた雰囲気を高めてくれています。大学時代にはよくライブを見に行きました。

(6)Doom/Human Noise
大学時代一番聴いていたアルバムかもしれません。故諸田コウさんという凄腕フレットレスベースと、藤田タカシさんというこれまた激しいボーカルとギターを操る2人が中心?のメタル〜プログレッシブロックのトリオ。自分でこういうのは演奏できないけど、沈んだ時はこういうのを聴いて奮い立たせています。諸田さんが亡くなる前に一度ライブを見ることができたのは、本当に幸運でした。

(7)オリジナルラブ/Sunny Side of Original Love
僕の場合、オリジナルラブはこのアルバムまでが好きで、この後のソウル路線からだんだん離れていってます。でも田島さんのライブは、今でもカッコいいですね。このアルバムは、故宮田繁男さんのドラムが暴れまくっていて本当に素晴らしい。アシッドジャズが流行りだし、渋谷系全盛だった頃に合わせてきっちり聴いてました。
僕のやっていたオリジナルバンド、オレンジマーマレードは完全に影響を受けていまして、2ちゃんねるのオリジナルラブ板でも、オリジナルラブフォロワーとして紹介されたりしましたw

(8)Dip/love to sleep
轟音ギター/シューゲイザー系のバンドで、My Bloody Valentineが売れた頃に一緒に聴き始めました。これがメジャーデビューしたのは、当時相当な驚きでした。Dip the Flagから数えると、彼らももう30年続けてることになるので、すごいことです。ぶれないってすごい。自分でこういうのは演奏できないけど、沈んだ時はこういうのを聴いて奮い立たせています。

(9)キリンジ/3
キリンジというか冨田恵一さんのアレンジがとにかく好きなんです。オレンジマーマレードをはじめ、僕の曲づくりやアレンジ感には冨田さんの影響も色濃く受けています。アナログ感が好きなのと、プログレに影響受けてるのがよく判るアプローチが多分ツボなんです。今でもよく聴いています。

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