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やぼうのおんな

わたしの野望『本を出すこと』

小学生のころ、将来は本を出版したいと思っていた。
理由は自分が死んだ後も自分のことを忘れられないで済むから。
本の作者として名前が残れば、わたしが生きていた証が存在するような気がしていた。当時は本が出せれば小説でも、マンガでも、絵本でもなんでも良かった。

一人っ子で図書室が大好きなわたしにとって、本を読む=物語の世界にいる時間が特別に幸せだった。
「モモ」「はてしない物語」、「魔女の宅急便」は今でもワクワクする。

そして現在アラサーのわたしは、写真集を出すことが野望になった。
個展も、もちろんしたいけど写真集は絶対に出せるようになりたい。
1ページ1ページめくるドキドキ、手に取って隅々まで楽しめる満足感、紙の質感や装丁を堪能すること。それらがどれほど至福なことか知ってしまったから、どうしても出したい。ZINEではない写真集を絶対に出せるようになりたい。絶対に。絶対に。

時間はかかっても野望は叶うって体験したから。わたしは野望の女でいる。

よろしければ、わたしのやぼうにお付き合いください。

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