見出し画像

本音のぶつかり合いがチームを強くする #541

本音のぶつかり合いがチームを強くする

おはようございます。
運転を科学する男、上西一美です。

◇本音のぶつかり合い◇

さて、今日僕は秋田県の方に移動しまして
運行管理者様向けのセミナーを行う予定です。
午後からなので
移動は朝からします!

今日のトークテーマは
『仲が深まるきっかけ』
っていうことで
僕は「ぶつかり合い」だと思ってるんですよね。

どういうことかというと
例えば、企業の中で色々なぶつかり合いがあると思ってて
うちも15、6人いると
いろんな個性があって
それぞれの考え方も違うし
当然感覚もずれるわけで
逆に言うと
「考えが同じ」ってよくないですよね?
同じ感覚の人間しかいないチームって
絶対弱いと思うんですよね。

だから、そういう意味では
うちの会議なんかでも紛糾(ふんきゅう)する時もあるんですけど
それは意見の1つであって
反対意見を言ったからと言って
自分にとって悪口を言ってるって
捉える人がいるんだけど
これは全然違う話で
反対意見が出るのが当たり前!

だから、そういう意味で言うと
僕はSNSのフォロワーの方から色んなことを言われますけど
「それも1つの意見だな」とは思うんですよね。
自分と感覚が違ったり
考え方の違いなので
それを否定するつもりもないし
否定する権利もないんで
そういうことを考えると
仲が深まるきっかけっていうのは「ぶつかり合い」
いわゆる「意見のぶつかり合い」だと思います。
本音で話せないと
本当の仲間になれないんじゃないかなって・・・

だから逆に言うと
話を作ってしまったりとか
「その場で言わない」
これが僕1番「罪」やと思いますね。
後から「いや、そう思ってたんです」とか
「あの時言おうと思ったんですけど」とか
僕の一番嫌いな言葉ですね(笑)
例えば、うちの会議で僕は何を言われても
その場では腹が立たないですけど
「心地よくない意見」もありますよね?
でもそれって自分の考えを否定されたりした時の心地悪さであって
僕自身を否定されたわけでもないですよね?
だから僕も相手に話をするときって
結構、ストレートに言うことが多いんですけど
別にその人が憎くて言ってるわけでもないです。

だから逆にコンサルって仕事をしてて
お客様にもそうなんですけど
結構ズバッと言う時もあるんですけど
それを言わない方が罪じゃないですか?
だって、思ったことを言うのが
僕らの仕事だし
それを伝えるのも仕事だし
コンサルってお客様の考えと違う考えを持ってて当然だと思うんですね。
逆に持っていないといけないと思うんですよ。
だって、同じ考えだったら
コンサルタントっていらないじゃないですか(笑)

たまたま一緒っていうことはあるかもしれないですけど
なんでもかんでも反対のことを
わざわざ言うわけでもないんですけど
ただ、自分の中で違うと思ったことは伝えるべき。

それを相手がするかしないかってことはまた別問題です。

だから、そう考えるとうちのチームには
今年になってから何人かまた加わって
5月からも1人新しいメンバー
6月からも新しいメンバーが入るんですけど
今年入った人、これから入る人に関しては
そこはすごく期待してて
今まで育った環境も違うし
生きてきた環境も違うし
しかもそれなりに自分を持ってる人が
今回入ってきてるんですよね。
業界も違うところから入ってきたりしてるんですけど
そういう人の意見っていうのはすごく大事にしたいし
逆に言うと、今日VOICYを聞いてくれてるかもわからないですけど
どんどん自分を出してほしいなって。

今までいない方が入ってきて
違う意見を言うことによって
僕らチームは成長すると思うし
また、そういう風な本音のぶつかり合いをすることによって
仲も深まるだろうと思うし
チームワークもできると思ってます!

よく言うんですけど
褒めることが、コミュニケーションではいいとかっていう
そんな薄っぺらいこと言うんですけど
これ薄っぺらいって言ったら怒られるかもしれないですけど
褒めることも確かに大事だけど
相手に対して認めるばかりじゃ
相手は成長しないですよ、絶対に。

認めることも大事。
さらに言うと
こういうこともした方がいいよ
っていう助言することも大事。

だって僕はその人のことを思って言うわけだし
悪口とか人を落とし込もうと思ってやってるわけじゃないんで
逆に言うと、本音で喋れないとか
黙っておくっていう方が
めちゃくちゃ罪やなって思います(笑)

そんな仲が深まるきっかけっていうのは
僕はそう考えてるし
これからもうちのチームに関しては
本音でぶつかり合って
影でコソコソ言うそんなチームではないんで
どんどんそういったチームとして成長していきたいなって思います!

――――――――――――――――――――

◇アクセルオフの重要性◇

さて、昨日は5月8日だったわけなんですけど
5月8日と言えば
僕にとっては、結構特別な日なんですよね。
これは2019年の5月8日
滋賀県大津市で起きた事故なんですけど
皆さん記憶にありますか?
右折車と直進車が当たってしまって
右折車が強引な右折をしたわけなんですけど
直進車がそのまま歩道に乗り上げて
幼稚園児が2人巻き込まれた事故なんですね。

・Yahoo!ニュース記事 「大津園児事故から5年」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8920a34ac31057a0b003aa0648dca3f7588bcbde

あの事故は、2016年ぐらいのセミナーから
ずっと言ってた話だったんです。

もちろんこの右折の仕方は絶対ダメですよね。
直進車が来てるのに強引に右折するっていうのは
これは交通ルールの違反にもなりますし
絶対やってはいけないことなんですけど
僕は「直進車にも注意してほしい」
っていう話をずっとセミナーでしてたんです。

どういうことかというと
アクセルを踏み込んだ状態で
横から当てられてしまうと
車ってすぐに止まれないんですよ。

で、そのまま車が動いてしまって
歩道に乗り上げる事故が
結構ドライブレコーダーの映像にもあって
いつか大きな事故が起きるんだろうなと思ってて
セミナーでも注意喚起をしてたんですけど
まさに最悪の事故が起きてしまったのが
あの事故なんですよね。

だからあの事故を見た瞬間
右折車はダメとかいいとかっていう議論をする前に
ダメなものはダメなんですけど
直進車にも注意してもらいたいことがあるんだなって思いました。

もちろん過失上は
直進車が少ないんですけど
アクセルを踏み込むリスクが
すごく大きいんだなって改めて思った事故なんですね。

ですから、事故をもらってしまうのは
仕方がないかもしれないです。
なんだけど
「アクセルを踏み込んで交差点に進入する」
っていうことが
リスクの高い運転である
っていうことも理解しておいていただいて
僕は基本的に交差点は
青信号でも「アクセルオフ」
絶対にアクセルオフで行ってほしいし
さらに言うと
アクセルを踏み込んだ状態で行くんじゃなくて
逆にブレーキに足を置いた状態
いわゆる「構えブレーキの状態」で行ってほしいんです。

特に右折車が待機してる時はなおさらですね。
僕の感覚で言うと
直進車が来てるのに
右折することなんかないです。
だけど、感覚って人によってずれるんです。
だから、ずれた人がいた時にどうなるか
っていうことを考えると
絶対的に相手のことを「信用」したらダメですね。

自分ならこのタイミングで右折しないから
あなたも右折してこないだろう
そうやって決めつけることが
1番、僕はリスクが高い運転になるんじゃないかなって思います。

ですので、直進をしてるときに
右折車がいたら「アクセルオフ」で
進入するようにしていただきたいし
アクセルを踏み込んだ状態でのリスクを
改めて、5月8日を思い出したそんな1日でしたので
必ずアクセルオフか
またブレーキに足を置く状態で
交差点に進入していただきたいと思います。

では、今日も皆さんご安全に。

株式会社 ディ・クリエイト
無料メルマガ登録フォーム
https://www.de-create.com/mailmagazine/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?