ショートカット右折はなぜダメなのか⁉️#380

おはようございます。
運転を科学する男、上西一美です。


この番組は、プロドライバーだけでなく、
一般のドライバーの方にも
安全運転のポイントを知っていただき、
皆さんが加害者にも被害者にもならないように。


そんな思いで平日朝6時半から
毎日アップしております。
ぜひフォロー、コメントいただけたら嬉しいです。



――――――――――――――――――――――


◇選択にはすべて理由がある◇


さて今日は今頃ですね、
もう空港の方にいますので、
前日の夜にこれは録音してます。

今日は埼玉の方に移動しまして、
また昨日に引き続き
大きな講演会なんですよね。

昨日もオンライン含めて、
1300人!
っていう結構な数の方に
聞いていただいたんですけど、
今日も多分500名ぐらいじゃないかな?
と思うんですが、
まあ人数が多くなると
緊張はめちゃくちゃしますけどね。

でも僕の場合は、
10人でも緊張するんで
あんまり人数関係ないんですけど(笑)

まあおっきな失敗がないように
心掛けて臨みたいと思ってます!


で、今日のトークテーマが
『暮らしの愛用品』
って出ています。

僕の暮らしの愛用品で
今ぱっと思いついたのが、
僕の場合は「暮らし」というよりも
「移動」ですよね。
移動がめちゃめちゃ多いんで
皆さんも移動の時の
カバンとか持たれてると思うんですけど

僕は「グローブ・トロッター」っていう
メーカーのカバンを使ってるんです。

で、このカバンが好きすぎて
もう何個も買い直したんですけど(笑)

今使ってるのは、
これが1番長いですね。

使ってるのが限定の「グローブ・トロッター」
の限定品なんですけど、
今も相当値段が上がってると思うんですが、
これがなかなかなくて、
空港で何回か「これどこで売ってんの?」
って、知らない人に聞かれたぐらいなんですよね(笑)

まあだから非常に珍しい
「グローブ・トロッター」を
僕は持ってて、
同じものを持ってる人を
もちろん見たことないですね。

「グローブ・トロッター」はたまに
使ってる方いらっしゃるんですけど、
同じものを使ってる方は
1回もいないんじゃないかな?
まあそんな限定品を
僕はもう愛用しまくってます!

コマ(キャスター)も2回ぐらい変えてるし
あと鍵も変えてるし、
結構潰れるんですよ。
もうほぼ毎日使ってるんで!

だから結構ボロボロですけどね。
まあでもこれはもう一生物だと思って、
使ってますね!

まあこうやって自分の好きなものを使って
仕事をするってすごくテンション上がりますよね!

皆さんもどうなんですかね?

僕の愛用品と言えば
今自分の事務所にいるんですけど、
例えば目の前にあるのが、
「VAIO」であったりとか
僕は日頃の仕事は「VAIO」

で、うちのメンバーも全員
「VAIO」を使ってもらってるんですけど。

あとオンラインのセミナー用に
「Surface」使ってますね。

あと手帳は「クオバディス」っていう、
フランスの手帳を使ってるんです。

あとメモ帳は「モレスキンのノート」
今はバットマン仕様なんですよね!
僕アメコミめっちゃ好きなんでね(笑)

まあこういうのを結構使ったりしてます!

だから結構物に対して
お金をかけるっていうよりも、
こだわりがあるんですよ、意外と。

だからなぜ選んだのかって理由とか
そういうのを答えられないのが嫌なんすよね。

どうですか?
皆さんも何か判断する時って、
それなりの理由があるでしょ?

で、その理由を言えないっていう。
僕はその感覚が実はわからなくて。

例えば仕事でもそうなんですけど
なんでそうしたん?
とか、なぜそこをそう選んだん?
って言った時に
例えば相手に
曖昧な理由を言われると
いや、なんでそうやって決めるんだろう。
とか、もっとよく考えないのかな?って
めちゃくちゃ考えちゃうんですよね(笑)

だからもう全てにおいて何か理由?
例えば使ってる理由とか、
それを選んだ理由とか、
そう判断した理由が僕はあると思うし、
まあそういう根拠がなかったら、
やっぱり人は動かないと思うんですよね。

だからそういう意味では
交通事故防止も、
昨日もちょっとお話させてもらったし、
今日も話すんですけど、
どういう行動パターンを
取ってほしいかっていう話をするときに、
なぜかっていうことをしっかりと言えない。

そんな再発防止策とか、
そんな指導っていうのは
事故防止としても成立しないですよ。

だから事故は減らないんです。

僕はセミナーとかでは
特にこういう行動パターンを取ってほしい!
ってことを絶対伝えるんですけど、
そこには絶対的な根拠が
あるわけなんですよね。

で、その根拠がないものを
伝えても絶対無理!

だから皆さんの中でも
やっぱり交通事故防止で
話をするときは
相手になぜこういう行動パターンを
取ってもらいたいかっていうことを
しっかりと伝えてもらって。

その根拠が客観的じゃなかったらダメですよ?
客観的な根拠じゃなかったら、
例えばなんとなくそう思いますとか、
前からそうしてるからとか
いつもこうだからとか、
そんなんで人の心は動かないですね。

だからそれなりの根拠があれば、
人は動くと思うし、
そうしないと逆に研修のセミナー講師として、
講演家としては、
意味をなしてないんじゃないかなと思っています。

だから今日も
しっかりとした根拠を伝えて、
皆さんにお伝えして
行動パターンを変えて
もらえるようにしようと思ってます!

――――――――――――――――――――――


◇ショートカット右折はなぜダメなのか!?



それでですね。
今日はその根拠って話をしたいと思うので、
twitterの動画は右直の事故!じゃないな。
嘘ついた(笑)
「右折の事故」を選びました。


https://twitter.com/kazumi_decreate/status/1699537463067484519?s=20


右折の事故っていうのは、
どういう事故かというと
まあ見ていただいたら分かるんですけど、
右折の時に
「ピラーとミラーの死角」
に入ってですね。
この「ピラーとミラーの死角」に入った時に、
相手が見えてなくてそのまんま、
轢いてしまったって事故ですね。

まあこの事故に関しては
うーんと。どうですかね?
僕は道路交通法の話をよくするんです。

「ピラーとミラーの死角」
に入りやすい運転っていうのがあって
それは「ショートカット右折」
なんですけど、
「ショートカット右折」をする人って
ほんと「ピラーとミラーの死角」を作りやすいですよ。

だから僕は「ショートカット右折」
絶対にやめてほしいんです。

根拠の1つは道路交通法です!

道路交通法には右折のルールで、
道路交通法の34条
交差点の中心の直近の内側を通りなさい
って書いてるんですね。

っていうことは
交差点の中心まで行って大きく曲がるよ
ってことなんです。

でも右折っていうのは、
結構人って効率化を求めてしまうので、
車の運転でも「ショートカット右折」の方が、
なんて言うんだろう?
気持ちがいい?というか、
快適なんですよね。

だからそれをやっちゃうし、
知らず知らずの間に
「ショートカット右折」になってる人多いです。

だからこれはセルフチェックを
絶対にしてほしいと思いますので、
皆さんの車の運転が、
「ショートカット右折」
になっていないかどうか
見ておいてほしいですね。

で、この「ショートカット右折」
なぜそうなるのかっていう話。

あー、ごめんなさい!
「ピラーとミラーの死角」が多くなるのか。

なんですけど これちょっと
言葉で言いにくいんですけど・・

早くハンドルを切ると
「ピラーとミラーの死角」って、
確認をするタイミングにもよるんですけど、
横断歩道に対して浅くできるんですよ、角度が。

大きく曲がると
もちろん直角に曲がるのが1番いいんですけど、
直角に曲がると「ピラーとミラーの死角」
っていうのは深くできるので、

これは何が言いたいかっていうと、
「ショートカット右折」をすると浅くなる。

ってことは何が起こるかっていうと、
横断歩道に対して「ピラーとミラーの死角」
がおっきくなるんですよね。

で、こういった事故は、
死亡事故見てるとやっぱり高齢者の方が多いですよ。

で、高齢者は1秒に1mぐらいしか、
移動しないって言われてます。

だから一旦「ピラーとミラーの死角」
に入ってしまうと、
なかなかそこから外れないので、
それで結構事故になるっていうケースが多いんですよね。

だから皆さんの中で
考えていただきたいのは、
道路交通法がなぜそのように定められているか。

必ず根拠があるんです。
その根拠をしっかりと理解しておいて
皆さんの運転にも生かしてほしいです。

やはり法律っていうのは
なんとなくで決めてないんですよ。

そういった根拠が1つ1つありますからね。

是非道路交通法の34条
「ショートカット右折」をしない!
この運転習慣をつけていただけたらと思います。


では、今日も皆さんご安全に。



株式会社 ディ・クリエイト
無料メルマガ登録フォーム
https://www.de-create.com/mailmagazine/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?