まずはただ見て描いた絵の方を

一見なんとか描けてますね。見て描いたのですから。

ですが間違ってるポイントが幾つかあるので書いていきます。

1,髪の毛多いですよね。頭がでかい。
2,顎の位置がおかしいですね。これだと後頭部がかなり長いです。
3,首の筋がなんか変ですねぇ。。首はジョイントされてませんね。
4,鼻の穴の位置がおかしいですね。なんかとんがってます。

5,まとめて書くと、すべて描き直しですね。服とか体の部分は省いてます。

で、

クロッキーを書いてみました。

先程気になった点を読み直した。というか頭の中で整理したものです。

これでも顎が丸い割には首が細いですね。
まぁ、ラフだからいいです。

そして頭を整理して書いたものがこちらです。

顔も髪型も違ってますね。体の線が細すぎるのは大目にみてください。

もはや別物になってますが今回の検証で得られたものは大きいです。
５つもの違う点がわかった。これは顔の形の成り立ちがわかったことですから、めげずに直せばいいだけです。

そしてどうでしょう？全く印象が違いますよね？もはや別人ですよね。

見て描いてないからです。

最初の絵は見たまま描いてるからおかしくなったのです。

大事なのはそのあとの「なんでおかしくなったのだろうか？」と見直すことです。その時に大切なポイントというのが骨格であったりするのです。

基礎って大事ですね。

模写は意味がないかなぁと思ってましたが、そこから何を自分にフィードバックできるか？という点でみたらいいのかもしれません。

最後に、instagramも取り込めるようになったということで試し書きとして書いてみました。

元絵は窪内英策先生がTwitterに上げておられたものです。どこにあるかは探してみてくださいね。

先生のTwitter IDは@eisakusakuですので。

そして！

出来上がりの絵にも２点ほどおかしいところがありますよ。気づきますか？