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シンプルな違い データが全て

今日は、最近気付いたアメリカの大学では普通の事だけど、日本ではあまり聞いたことが無いなという事を、色々紹介していきたいと思います。

推測ですが、最近になり、多くの方がアメリカの大学について発信しているおかげで、アメリカの情報を知る機会が多くなったと感じています。しかし、今だに「日本とアメリカで、環境や取り組みはそんなに変わらないんじゃないの」と思う方少なからずいると思います。

正直に言って、「全く違います」。

アメリカといえば経済、医学、そしてテクノロジーなどにおいて世界最先端の国として有名ですが、実際にアメリカの大学内でもその片鱗を垣間見ることができます。

まず、体調管理についてです。私が通っているUniversity of South Florida (USF)ではアスリート専用の建物の中に、ウェイトルームやリカバリールームがあります。ウェイトルームには軽食やプロテインが常備されていて、練習後に必要な栄養素をすぐに取ることができます。チームには栄養士がいて、どのタイミングでどのような栄養素を取らなければいけないかなどの講義もあります。


リカバリールームには様々な医療器具に加えて、アイスバスやホットバスもあります(リカバリールームの写真は大学の決まりで取ることが出来ませんでした)。

ここまでは以前書いた記事やTwitterでも何度か書かせて貰いました。2回目の方は申し訳ありません。

この時点で日本の大学との違いをかなり感じてもらえたと思います。ここからは設備などではなくチームが行っている、体調管理のための取り組みを紹介します。


まず私が練習前にやることがあります。 それはコンディションチェックです。 主に筋肉痛や眠りの質、疲労感がどのくらいあるかを数値にしてアプリ上で共有します。このデータは、チームのトレーナーとコーチが確認することが出来るので、選手のコンディションをいち早くチームで共有することが出来ます。



次にチームとして行っていることは、睡眠チェックです。Sleep Cycleというアプリを使って毎日自分の眠りを計測します。就寝、起床時間や眠りの質がどのくらいだったかが分かるので、自分の体調管理にはとても良いツールになっています。勿論、このデータも毎朝必ずトレーナーに送っています。



次はグランド上の取り組みについて書きたいと思います。


まず選手は、毎日GPSをつけて練習をしています。GPSをつけることでその日にどれくらい走ったのか、何本スプリントをしたのか、何回ジャンプしたのかまで分かります。なので選手は毎回そのデータをもとに、自身の課題や成長を数値で確認することが出来ます。


続いて、練習は毎回ビデオもしくはドローンで撮影されていて、練習後にアプリで見ることが出来ます。サッカーをやっている方は分かると思いますが、練習が毎日、映像で観れるのはとても便利ですよね。選手のパフォーマンスアップに繋がることは間違いないと思います。少し下の画像は荒いですが、アプリではアップしたりもできるので、かなり観やすくなります。



最後に、この記事で一番紹介したかった試合データについてです。

公式戦に出場した際に、サイト上で自分のシュートセーブ数やパスの成功率、どこにパスを何本出したかなどを全て把握することが出来ます。サイト上では、セーブやシュート、パスなどにジャンル分けがされていて、実際に全て動画で見ることが出来ます。これはUSFだけの取り組みではなくNCAAのD1リーグのチームは全てやっていることなので、試合前には相手選手の過去のデータも見ることが出来ます。

このシステムを初めて観たときは本当に驚きました。大学の規模を超えてプロに匹敵するものだと思います。日本では驚くことが、アメリカでは当たり前のように普及しているので、いつも感銘を受けています。


最近では大学のコートにゴールラインテクノロジーを導入しようという話も出てきています。お国柄なのかは分かりませんが、アメリカは変化のスピードが何においても早いので、サッカーという分野でもさらに変化し、発展していくと感じています。勿論、今日ここで紹介したことを全て日本の大学でやることは難しいと思います。しかし日本の大学が学べる面が多くあることは間違いないです。お互いが良い部分を学び合い、成長していって欲しいです。


記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事で少しでも何かを感じてくださった方はぜひ拡散、コメントをよろしくお願い致します。

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高瀬和楠 Takase Kazuna

アメリカのフロリダ州にあるUSFの学生です。

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コメント3件

取り溜めたデータもチームレベルで分析されて活用されてますか?
相手の分析は、試合前にチーム内で具体的に開示され話し合います。
個人の分析に関してはコーチ達も確認しますが、チームでそれを話し合ったりはしません。基本的に自己分析のためのツールになっています。
なるほど。参考になりました。ありがとうございます。
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