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「バカ」がアメリカへ バカなりの勉強法

  今日は、どのように私が偏差値40というバカ頭を持ちながら、アメリカ大学リーグの最高峰であるD1の大学に入るために最低限必要な、TOEFL IBT テストの61点を取ったかをお話ししたいと思います。

この時点で「勉強なんて一生しない」もしくは「TOEFLで61点なんて余裕で取れる」という人は見なくてもいい内容だと思います。

なぜならあくまでここに書くのは私が実際に行った勉強の紹介だからです。それにTOEFLをある程度勉強したことがある人は感じているかもしれませんが、アメリカD1リーグの大学に入るために最低限必要な「61点」は決して取ることが不可能な高い点数ではないからです。

この記事を通して、少しでもアメリカを目指してる、もしくはTOEFLを勉強している方の手助けになれば良いと思います。

TOEFL IBTとは英語の四技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)をそれぞれ30点ずつ合計120点満点で測るテストになります。
なので61点を取るには、それぞれの種目で約半分の点数を取れば達成できるようになってます。

TOEFL IBTのreadingには長文が3つ出てきます。時間は60分です。なので単純計算で、1つの長文にかけれる時間は20分です。日本人がよく知っているTOEICテストと違うのは文法問題が全く出ない事です。あくまでも長文を読んでそこから答えを導き出します。
長くなると嫌なので今回はreadingの勉強の仕方だけを書きたいと思います。

初めに、私がreading の勉強に使った教材を紹介します。写真はTOEFL IBTテストのために使った教材で、Readingの勉強に使ったのはこの中の 「TOEFLテストリーディング問題270」、「TOEFL IBT TESTリーディングのエッセンス」、「Next stage」、「Forest」、「TOEFL テスト英単語3800」になります。

初めの二つはTOEFLテストのReading問題集になります。後の三つは、Readingの教材というよりは基礎力を上げる為の教材になると思います。(写真にForestの画像が無くてすいません)

ここから具体的な勉強方法を書いていきます。

上に書いたように、TOEFL IBTには文法問題が一切出ません。これを聞くと文法を勉強しなくていいと思う方もいるかもしれませんが、私は文法は点数を取るにあたって、非常に重要な要素だと思います。どうしても基礎が曖昧だと、Readingだけじゃなく他技能の勉強でも詰まってしまいます。

私は文法の勉強のために、Next stageという問題集を4周ほどしました。これはサッカーを引退する前にも電車の中や、高校の授業の合間に少しずつやったりして進めていました。「Next stage」をやる前に一通り目を通して欲しいのは「Forest」です。「Next stage」は問題集で、「Forest」は参考書になります。「Forest」に文法の説明が全て書かれているので、「Forest」を読んで文法の理解を深めてから、「Next stage」の問題を解いて復習をしました。

もう1つ、合い間時間を使って勉強していたのが単語です。単語帳は「TOEFLテスト英単語3800」を使っていました。TOEFLの長文には専門的な単語が多く出てきますが、この単語帳は多くの専門用語もカバーしてくれるのでオススメです。単語はあくまでも寝る前や電車の中など、空き時間にやって覚えていました。

  次にTOEFL IBTの勉強にかかせないのは長文問題集です。私は「TOEFLテストリーディング問題270」、「TOEFL IBT TESTリーディングのエッセンス」という問題集を使いました。この二冊の良いところは英文の日本語訳と音声CDが付いているところです。日本語訳と音声CDは復習する時に凄く役に立ちます。基本的には一冊を3周したら次の問題集を買うというような形で解いていきました。
TOEFL IBTは毎回問題の形式が同じなので、解いてく内に時間配分や長い文を読むのに慣れていくと思います。

1つの長文問題を解いて答え合わせをした後に、分からなかった単語を書き出して意味を調べます。


単語を調べたら、長文の日本語訳を見て英文の意味を全て理解します。最後に英文の意味を理解した状態で3回音読をします。1回目は普通に読み、2回目は音声を流してそれに少し遅れながら読み、3回目にCDの音声と同じタイミングで一緒に長文を読みます。
音読することの良さはしっかりと頭に定着することです。加えて音ありの音読だとlistening とspeakingの練習にも繋がるので凄く効果的です。
これで1つの長文を解く作業の終わりです。

次の日になったら前日に解いて分からなかった単語を確認して長文を一回音読します。そのまた次の日になったら前日と前々日やった問題の復習をします。基本的には2日前にやった問題までを復習するようにすると、しっかりと頭に単語と長文の理解力が定着します。

あとはこれを毎日繰り返すだけです。難しいことはそんなにしてないと思います。

他の技能の勉強もあり、Readingにそれほど時間をかけられなかったので、1日に新しい長文を一つ解くような形で進めました。それでも復習を含めると三つの長文を毎日見ることになるので十分でした。

この方法で私は1ヶ月に約8〜10点ペースでテストの点数をあげることができました。

基本的には他の技能も同じような勉強の仕方ですが、その話はまた違う時に書きます。
少し長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
これらはあくまでも全て自分が実践した勉強方法なので、正しいかどうかは分かりません。でもやってみる価値はあると思います。

そしてなりより、1番大事なのは自分自身の「点数を取ってやるんだ」という気持ちだと思います。それを絶対忘れないでください。


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