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「感情」との付き合い方 2019/01/22 火曜日

「悔しくないの?」

先日、大きい案件の受注を逃したとき、大切な人に言われた。

ぼくは普段から「悔しい」「勝ちたい」「テメー、コノヤロー」といった、心の底からフツフツと湧き上がる感情が生まれてこない。

「悔しくないの?」と言われたときも、はじめは何も感じなかった。

自分の中では担当者との面談が終わった時点で、この案件は決まっただろうと安堵していた。

だが、結果は不採用。

断りのメールが来ても「悔しい」と思えなかった。
「仕方ない、次の案件を探すか」
こんな感情しか出てこない。

「仕方ないで済ますのもいいと思う。でも、悔しいっていう気持ちを少しでも感じたのなら、なるべくその感情を出したほうがいいよ」

こう言われて「そうか、悔しいっていう気持ちが少しはあるのかな」と少し感じたくらいだ。


あなたは普段から「感情」というものをどう捉えているだろうか。

感情を表に出して、周りの人にも影響を与えられる人。
自分の内に感情を秘めて、それをエネルギーに変えれる人。

感情をどのように扱うかは、その人次第だ。
でも、ぼくのように感情があまり生まれない人や、うまく感情を表現できない人もいるだろう。

そういう人に自戒を込めて、こう言いたい。


「感情を少しでもいいから出してみよう」
「うれしい、かなしい、くやしいって感じたら、周りの人に気持ちを伝えてみよう」


大切な人に「感情を出すと人生が豊かになる。できるだけ出したほうがいい」と言われた。

なるほど。確かに感情は伝えることで初めてカタチになる。
カタチになれば、それが柔らかいのか、硬いのか、冷たいのか、それとも温かいのかどうかを分かち合うことができる。

ぼくも感じたことを少しでも伝えていこうと思う。

感情よ。付き合いにくい相手かもしれないけど、うまく引き出すようにするから、これからもよろしくね。

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