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何故ブリーダーに?介護福祉士時代part1

こんばんわ!kazuuです。
早速、私がブリーダーという職業に就くまでの経緯をお話ししていきたいと思います。

私は現在33歳です。
小さい頃からおじいちゃん、おばあちゃんがとにかく大好きでした。おじいちゃん、おばあちゃんっ子で両親と遊んだ記憶があまり無い位です。そんな私が高校を卒業し就いた職業が「介護士」でした。有料老人ホームです。
本当に毎日楽しくやり甲斐を感じ、これでお金もらっていいんだ。っていう感覚でした。

しかし現実はやはりそんなに甘くはありませんでした。
有難い事に20歳の時に役職をつけて頂きました。役職がついてからは残業の毎日で朝5時に出勤日付が変わる頃に職場を出て、2時頃帰宅、5時に出勤…という日々が始まりました。

体力的にも精神的にも追い詰められてしまった私はある朝起きれなくなりました。涙が溢れるのです。
あんなに好きだった仕事に行けなくなりました。それから真っ暗な部屋でテレビも付けず風呂も入らず食事も取らず眠り続ける日々が始まります。泥のように眠りました。あまりに辛いので藁をも掴む思いで精神科を受診しました。うつ病との診断を受けました。少しホッとしたのを今でもハッキリ覚えています。自分の怠け、弱さではなかったとわかったからです。とは思いながらもその時は自分弱いな…みんな頑張っているのに。という気持ちはどこかにありました。

投薬治療を開始し、とにかく身体と心を休めました。
数ヶ月経つと少しずつ意欲が湧いてきました。
薬の凄さを感じました。今までパンパンになっていた頭の中を風が吹き抜けるような、脳みそがすごいスピードで回っているような感覚でした。

少し良くなってきたからもう少しゆっくりしようかなと思っていましたが知り合いから「うちで働かない?」と声をかけて頂きました。その職場が後に12年勤務する事になる特別養護老人ホームとなるのです。

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