見出し画像

日本再興戦略

まず冒頭、とにかく今の日本人の意識は相当ネガティブです。という言葉は日々意識してないが、納得せざる得ない。
生産性が低いのは当たり前なのである。足並みを揃える教育は同調によって幸せを得る事ができ、言われた事をやれば、事なきを得る事ができる。
しかしこれからの時代に向かないのは明白なのであるが、さてどの様にして行動、思考をしていこう。
こちらの本は近代的工業生産の時代がいつまでだっかは分からないが、過去の日本においての賞賛とこれからの時代に応用できる必要スキル、考え方の一助となっている。

現在、日本人が働き方に違和感を持ち、歪みが生じている理由の中に、東洋文化と西洋文化の違いがクローズアップされている。本来日本人の働き方というのは、生活のなかに労働が含まれている働き方をしていたという点が根本ある事を忘れてはならない。つまり西洋と同じ考えをしていたら、仕事イコール苦行という事実を認めてしまう事になってしまう。アップダウンがない分、心身の負荷が抑えられるという。

士農工商とカースト制についても上手に比喩されている。
【士】とは政策決定者、産業創造者、官僚。【農】とは生業が100個もある人達、いわばマルチクリエイター、自営業者、一般的には医者も農に属しいる。
【工】俗に言う職人を指す。
【商】ビジネスパーソン、ホワイトカラー、金融を扱う人。
農と工は何かを生み出しているが、商に関してはゼロサムゲームに精を出す人種とされ、商が増えると世界が回らなくなってしまうので、この施策は非常に理にかなって正しいように見えます。
昨今では逆になっており、商工農士となって、お金でお金を生み出す事は、ゼロサムゲームとなり、文章で読んでいる限りでは、当たり前だろうと思うのだが、実際の就職先ランキングなどが物語るように、拝金主義が現状なのだ。
不倫ドラマが盛り上がり、トレンディードラマの高視聴率、つまるところ、文化的価値を生み出さず、AIに食われていく事を感じない、既存体質を重視する、マスメディアのエサになっているのは明白なのかもしれない。

今後の少子高齢化については、AIの普及には最適に条件。つまり今まで人が余ってるいたので、人間の仕事を機械が補えば、人間が機械壊しに走るであろう推測で、少子化になれば逆に機械が【商】補う事はウェルカムとされ、これから向かう世界的高齢化社会に影響力を多大な影響力を及ぼす事ができる可能性が十分に広がる。西洋人はロボットが好きではない理由の一つに、労働は神聖なものと考え、1神教支配の下では彼らの精神的支柱を害しかねないと考えているのである。
つまり、日本ではトップが天皇で、天皇の横に執行者がいるスタイルでは、執行者がAIのスタイルでも、象徴者が人間であれば、さほど問題なく進むであろうと考えている。

人口減少に迎えるにあたり、機械の自動化のモデルケースとなる日本は、自衛までも機械化が可能になる。
これからのICOをなどを用い、地方活性化も重要な前向きタスクとしてあげられる結果、地方が活性がされ、中央集権に頼らない、強い町や地域が出来るので、有事も機械化をすれば日本も強くて安心できる国家になるといえるだろう。
そして、これからの時代に必要なのが、前ブログに記載したか、アートを養う力による事が、こちらでも記載されている。
MBAなど商の部分、つまり拝金主義を育成しても、複雑に物事をみれる能力は養われないと考えられるのである。
確かにごもっともな意見で、商には限界があり、新しい価値、すなわち創造する事に生きる喜びがあるのではないかと私も考える。

そして時代はタイムマネージメントからストレスマネージメントの時代に既に突入しているのだ。これは横並び教育の負債で、横並びなのに、競争はさせる矛盾。
みんな残業をしてるから、残業がストレスになる人がでてくるは当たり前だ。
ただ、残業が苦じゃない人間はどんどん残業すれば、良いのであって、生産物が同じレベルであれば、会社も残業をしない人間をとやかく言う必要がないのだ。
ストレスをチェックするのは筋トレで、精神状態が壊れてる人は筋トレすらできない。体を動かす事が予防医学的にも重要なので、一石二鳥の検査方法とも言える。

そして老害のホワイトカラーおじさんの使い方も指南されている(笑)
ベンチャー企業はこれからの時代に日本に取って大きなイノベーションを生む可能性に秘めているので、ホワイトカラーおじさんを使えばより効率的に会社が回るという点だ。
ベンチャーなどに出向させえ、しっかりメールが打て、お礼状も書け、根回しや事務処理能力、大きい企業は今はオレオレをやったら確実に出世できないので、お利口なおじさんが多いので、非常に使い勝手よい。日本経済再興のよいツールになるのではないだろうか。

そしてまとめになるが、コンピュータビジョンやディープランニングの査読は恐ろしい程のスピードで情報交換をしているのだ。
だから、まず自分探しなとせず、自分が出来る範囲でやれる事を取り組み、それが結果わらしべ長者のごとく大きくなっていくのではないか。伊藤穰一の言葉を借りると革新的な事をしたいのであれば、まずはナウイストになろう!という事だ。軽度ではあるがリスクをとる事がモチベーションになるというのは、人間でしか出来ない事であり、革新が出来る第一歩は人間なのだ。
千里の道も一歩から。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?