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Prince WELCOM2AMERICAを聴きはじめて

7月末にリリースされた、Prince のWELCOM2AMERICAをダウンロードして聴いています。プリンスはローリング ストーンズに次ぐぐらい好きなミュージシャンです。

プリンスが亡くなったのは、2016年。このアルバムの曲は、2010年頃録音され、お蔵入りになっていたものだそう。

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「ドラマーのジョン・ブラックウェルほかクリス・コールマン、タル・ウィルケンフェルド、モリス・ヘイズ。ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションからシェルビー・J.やリヴ・ワーフィールド、エリサ・フィオリーロといったメンバーとともに創られたと。

内容的には、ゴシップに溢れるテレビやネットからの情報過多、かつて “Slave”(奴隷) と自らの頬に描いたように音楽業界への不満などについて。さらにアメリカ合衆国の国歌にある歌詞の一部「Land of the free/Home of the brave」(自由の地/勇者の住処) を、「Land of the free / Home of the slave」(自由の地/奴隷の住処) と揶揄するなど痛烈な批判も込めた楽曲になっているとのこと。

レコーディング時期はオバマ元大統領が大統領就任からちょうど1年が過ぎた頃で、プリンスが黒人の社会的地位向上に対し自身がすべきことなどを強く意識していた時期と重なっており、同曲含めてアルバム全体には人種やジェンダーなどあらゆる差別や偏見など、今まさに2021年日本をはじめ全世界が改めて直面している社会問題に対し、プリンスが抱いた懸念、心願った希望、描いた未来が詰まった作風」

といった内容が、レコード会社や音楽情報Web等で紹介されています。

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「逝去から5年、プリンス幻のスタジオ・アルバム『ウェルカム・2・アメリカ』が約10年のときを経てリリース! 完全レビュー、晩年2015年の秘蔵インタビュー、プリンス・ファミリーの一員:リヴ・ウォーフィールドの最新インタビュー、 そして革新の13曲と、その遺伝子を継ぐ者たち13人の徹底レビューの4本立てで、時空を超えた奇跡の新作とプリンスの絶大なる影響力に迫る!」
8月初めに発売の洋楽情報誌ロッキング・オンは、上記の内容でプリンスを特集する予定と。ぜひ、買うか立ち読みで読んでみたいですね。

ダウンロード後に数回聴いている今のぼくの感想的には、メロディアスさが、以前のプリンスに比べて全然ない。リズム、フレーズ、繰り返される音調が、従来のどんな音楽より変わっている感じ。その変わっている度合いが、聴き込んでいくと「進んでいて好き」に変化していくだろうか? そんな感じです…。

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